ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

宮本プロ「遼くん、待っていろ」

2007-08-27 11:44:30 | スポーツ一般
真夏の過酷な条件下で行なわれたプロゴルフ大会、福岡県芥屋GCの「KBCオーガスタトーナメント」。
終始首位を独走した宮本勝昌プロが見事に優勝した。
多少ムラッケのある選手だが、驚異的なスコアーをマークするかと思えば、自滅に近いプレーも少なくない。
しかし実力は抜群のものを持っている。
師匠筋の芹澤信雄プロは「彼は早い内に賞金王も獲れる器だ」と評した事がある。
数年前の日本シリーズTでも、J尾崎や、丸山、伊澤等の実力者を凌駕して優勝したプレーを見た事がある。
しかしこの4年間は優勝がなかった。プレー中の彼は実に明るい性格で終始笑顔を絶やさない。
そして5月の「マンシングウェアオープンKSBカップ」で思わぬ伏兵に優勝をさらわれた。
あの「ハニカミ王子」の石川遼君だ。15歳の少年に凌駕されて悔しくない訳がなかった。
その石川君は「もう一度宮本選手とラウンドをしてみたい」と述べていた。
その機会はさっそく実現するかもしれない。今週末からの「フジサンケイクラシック」Tに石川遼君が招待され出場するからだ。
昨日の優勝インタビューの第一声も「待ってろよ、遼くん」だった。
今日35歳になるベテランが、プロゴルファーの意地に掛けても「ハニカミ王子」に挑戦する。

これから秋の陣、ビックトーナメントが続く中、その他の大勢の男子プロ達も全力を尽して戦って欲しい。
女子プロでは若手選手の活躍が目立つ、次々と優勝戦線に絡む選手が現れている。
「男じゃないか」のスローガンを掲げた男子プロ界、若手の台頭も必要だが、現有選手達の元気がないのが寂しい。

昨年10月BSオープン時に宮本選手との記念撮影のもの


コメント
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