ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

安倍総理の長いー日

2007-08-28 12:33:45 | ニュース 
昨日は朝からカミさんとTVにかじりついた格好になってしまった。
懸案の安倍内閣の新たな門出を占う、自民党役員と閣僚人事の動きに興味があったからだ。

自民党三役人事。
実力派の麻生、二階氏の就任は順当か。政調会長の石原氏は仲良し人事と見られてもしようがないが、彼らしいねばり腰を見せて欲しい。総理が若手の人材の中で最も信頼している様だ。
衆議院選挙を睨んだ布陣で、一応は党内が収まるのではないか。

閣僚人事。
各派閥の領袖を含めての入閣組のベテランを配したが、枡添、増田両氏のフレッシュな入閣が安倍色を少し伺わせる。
難局の中での、町田、高村、与謝野等のベテラン達の働きに期待したい。
一部のマスメディアの中には、挙党体制を取るべき政局の中で、安倍総理と争った谷垣氏を入閣させるべきの意見が多かった。今回は谷垣氏が泥沼内閣に入閣して協力する事を拒否したのではとの憶測もある。
そうだとすると谷垣氏も大人気ないのではないか?
今週末の各マスメディアの行なう世論調査が、安倍内閣の改造内閣をどう評価するかに興味が移る。

あるTV局のレポーターが、参議院からの入閣枠の内で入閣確実と言われた某議員の事務所で待機していた。
某議員はモーニングも既に用意して官邸への呼び込みを待った。しかし今回は入閣から外れた。どう言ふ事か説明を聞きたいと本人は怒っていた。
前もって安倍総理には参議院側からの入閣枠2名の要請と共に、入閣候補者が伝えられていたに違いない。
しかし今回はそれを外した人事を行なったのだろう。安倍総理の意地の一端を見た思いだ。

小生は今回の改造内閣には75点をあげたい。
参議院の与野党逆転の難局を乗切る為にベテランと若手を微妙に配置した布陣であろう。前にも述べているが自民党、民主党ともに旧い体質のベテラン勢から若手にシフトすべき時期に来ているのだと思う。しかしこの難局では若手だけではどうしようもない局面だ。
大変な時期だが安倍丸の再船出を見守りたいと思う。

コメント (2)
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