浦和レッズの憂鬱

最終戦まで縺れ込んだＪ１サッカーの優勝争い。
鹿島Ａが勝ち、お疲れの浦和Ｒが負けてしまった。そして久しぶりの鹿島Ａの優勝。
何と最終週での逆転劇だった。
浦和Ｒには何とも過酷で気の毒な日程での試合が多すぎた。
特にアジアクラブ選手権の遠征続きの合間のリーグ戦、天皇杯とかなり無理な戦いだった。
特に先週の天皇杯ではＪ２の愛媛に敗退するなど、明らかに力が落ちていた。
その中でのアジアクラブチャンピオンを獲得したことは特筆に価いすると思う。

そして今年はナビスコ杯の優勝はＧ大阪、リーグ優勝は鹿島Ａとなった。
天皇杯の行方はこれからだ。それにしても均衡した力を発揮出来るチームが多くなったのが嬉しい。

Ｊ２への降格組、Ｊ１への昇格組もあり一年の長丁場を戦ったＪリーグサッカーには明暗が分かれる。
厳しい勝負の世界である。だからこそ各チームが全力を出し切った年間を通じた戦いをしてきた。

サッカー界の日本代表選手をより多く輩出し、次世代の子どもたちにもサッカーの面白さを示すにもＪリーグの繁栄を祈って止まない。