小生夫婦の健康保険は、永年務めた企業の健康保険組合にお世話になっている。
その健康保険組合から定期的に機関紙が送付されてくる。
今回の送付された機関紙のメーンテーマは「禁煙サポート」で「禁煙コンテスト」実施に関する記事だった。
小生のブログでも何度か禁煙の奨め書いた記憶がある。特に若い女性の喫煙が目立つ事も指摘してきた。
遊び半分に始めた喫煙だったが、小生はその喫煙をやめてから50年近く経った。
しかし色んな場所で受動的に喫煙の害をまともに受けてきた。
しかし同じ年代の仲間と会う機会があっても、なかなか禁煙が出来ずにいる仲間も多いのが現状だ。
今回の健康保険組合のキャンペーンは、現役の社員向けであるが、同時に私達OBにも向けてのものだ。
その記事に曰く、やみくもに「意志」や「根性」だけで禁煙しようとし、何度も挫折を経験した方へとなっている。
禁煙に「魔法の方法」はありませんが、「楽に確実に禁煙する方法」があると説明する。
「禁煙が自分にとっても大切だ」との意欲を持ち「禁煙を続けるぞ」との自信を高める必要があるようだ。
このコンテストに応募すると、その方の喫煙習慣を分析し、その習慣を段階的に切りくずすためのアドバイスする。
そして送られてくる教材にそって計3回のレポートを提出する。
テキストの「賢者の禁煙」を読みすすめ、自分の喫煙習慣を見直しながら、たばこを吸わない生活習慣と知識を身に付けて、段階的に禁煙をするものだという。何度も挫折した覚えのある方へのお奨めだ。
もともとこの企画は(財)日本対がん協会が主催するもので、禁煙を目指す方への強力な支援策でもある。
そして今夜の夕刊に「ニコチン依存症」あなたは大丈夫なる記事を見つけた。
そもそも、日本人はどれだけたばこを吸っているか?
日本たばこ産業(JT)が10月に公表した調査では、全国の喫煙者率は26.0%、8年連続で減少している。
さらに喫煙者のうち、男性の4人に1人、女性の3人に1人は「やめたい」と答えているそうだ。
その「ニコチン依存症」の治療に一定の条件を満たせば、公的医療保険の治療も受けられるようだ。
「12週で計5回の治療が基本」らしい。ニコチンパッチというはり薬を使い、皮膚からニコチンを吸収させていく。
すると、次第にたばこがほしくなくなる。徐々にニコチン量を減らしていき、禁煙に至る流れになるそうだ。
重症の喫煙者の最後の拠りどころとなる治療方法ではないだろうか?
今日では、永年の喫煙が肺がんを始め、健康に多大の影響がある事が強調されている。
そこであえて「禁煙」の奨めの記事とした。