ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

永ちゃんのCMから

2008-03-11 17:34:44 | 独り言
久々に朝日新聞の「CM天気図」天野祐吉さんが面白いコラムを書いている。題して「聞いている?」だ。
例の次世代レコーダーのブルーレイかHD-DVDの争いが、とつぜんHD-DVDの撤退でブルーレイのひとり天下になった。このHD-DVDの撤退では、東芝経営陣の勇気ある決断が評価されている。株価も上昇したらしい。

そして勝者になったソニーの矢沢永吉のCMに「え?このDVDの矢沢、ハイビジョンじゃないの?テレビはハイビジョンなのに、ハイビジョンで見ていなかったってこと?・・・・もったいない」2作目が「矢沢、ブルーレイ見て気づきました。あれね、テレビもよくないと、もったいないよね。・・・・聞いている?」と続くのだ。
筆者と同じ様に、小生などもこんな風にカタカナを並べて言はれても、ブルーレイとHD-DVDの違いなどよく分らない。ただ2人の娘達に聞いてみたら、ひとりは撤退するHD-DVDは少なくとも買わないようにすべしという。もうひとりの良く映画を見る娘宅では、先を見越して既にブルーレイのDVDを購入して重宝しているそうだ。

そして永ちゃんのCMである。「さっぱりわからない人」の総代みたいな顔で(そのくせ表面はわかっているような顔で)「もったいない」と言われると、こちらもやはりもったいないことをしている気がしてくるから面白い。小生なども、どうしても早急にハイビジョンテレビとブルーレイの購入をしなければと思うから、CMの威力は大したものだと思う。(我が家はいまだに地デジテレビには変えていない。もうソロソロとは思うが不便ではないのである)

もっとも「あれね、テレビもよくないと、もったいないよね」と永ちゃんが言っている。永ちゃんの言葉はそのままTV局の人達にも贈りたい。いまみたいな番組ばかりでは、ハイビジョンテレビやブルーレイを買っても、ホント、「もったいない」と天野さんは書いている。全く同感である。オバカさんと大喰らいと裸姿の芸人が出て来る、低俗番組のオンパレードなど見たくもない。
コメント (4)
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