ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

小沢党首の頑迷さ

2008-03-29 10:21:20 | ニュース 
一昨夜の福田総理の新提案は清水の舞台から飛び降りるほどの事だと思った。あの田中角栄氏以来自民党では聖域とされた道路特定財源の一般財源化を明言したからだ。
さぞや自民党内での反発は大きかったに違いがない。「道路族」と称する集団も寝耳に水の驚きだったと思う。あの小泉前総理でさえ2の足を踏んでいた問題に風穴を開けた形だからだ。これまでも小生は再三、道路特定財源の一般財源化を主張してきた。
しかしこの提案にも民主党の反応は鈍い。自民党の主張を呑めとばかりの提案を了承せよとはおこがましいとの見解だそうだ。協議にさえ入る事を断っている。益々駄々っ子ぶりを発揮している。ガソリン暫定税率の撤廃を約束せよとの主張を繰返すだけのようだ。
しかし両院議長の斡旋もあり、つなぎ法案の形でガソリン暫定税率を含む、道路特定財源を除き税制関連法案は可決の見込みだ。国民生活の混乱を最小限に抑えることが可能になる。ここまでくれば、一時的にガソリンの暫定税率については中断しても止むを得ないだろう。一ヶ月で1100億の税収不足が予想される。

しかし、それならばと衆議院で多数を擁する自民党の新たな戦術が、民主党の目論見を蹂躙するのが必死になってきた。大連立問題で求心力を失ってきている小沢代表は、とにかくトコトンまで突っ走る算段らしい。道路特定財源の一般財源化の実施という言しちを引き出したことを多として、与野党協議に入る余地は充分あったと思うのだが。民主党の大勢の諸君はどう考えているのだろうか?どうもこの党は隣のどこかの国と同様に、自由に発言することさえ封じられているのだろうか?そんな心配までしてしまった。

またもや迷走する国会、国際的にも日本離れを惹起しかねない。経済面への打撃まで避けきれない様相だ。

遊歩道にて桜とこぶし

         

          
コメント (5)
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