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文革時代でも感心なエチケット

2016年01月23日 | 日々の出来事

もう少し、文革時代の広州での体験を、レポートしたいと思います。

写真は、宴会用丸テーブルですが、何時もはこの倍くらい大きな

テーブルでした。

近代では、いちゲストの左右にNo1・2ホストが着くようですが、

記憶も定かではありませんが、一番奥にNo1ゲスト、

その両サイドに通訳とNo2ホストが着き、No1ホストはトイメンに、

居たような気がします。

 

席に着くとNo1ホストが歓迎の挨拶し、続いてゲスト側が答礼の

挨拶をします。

さて乾杯ですが、テーブルが大きいから、自分の近場はコップを

カチンと出来ますが、No1ホスト等届きません。

 

この時どうする

コップだけ掲げて、目で合図してそれに変えるか。

いいえ、コップをプルに軽く二三回打ち付け、、カチンに変える

のです。

 

 

もう一つ、良いなあと思ったことが有ります。

宴会が酣になると、自分が話を中断するのは、まずいですね。

でもそんな時、誰かが料理を取ってくれたり、

ホステスがお酌をしてくれたりしてくれたら、話の腰を折らずに、

「ありがとう」を伝えたいですね。

有るんですよその方法が・・・

テーブルの端のクロスの上に、人差し指と中指と薬指の指先を乗せ、

軽くコツコツコツと打ち鳴らします。

それが、雑音にならず、話の腰もおらず、お礼の意思だけを、

そっと伝える。

どちらかと言うと、後者に感銘を受けましたね。

 

 

広州の話もだいぶ長くなってしまいましたが、

後、小学校の女の子と年頃の娘さんとのやり取り、

高衛兵と焦点主との武闘、私が高衛兵に囲まれた話等で、

占めたいと思っております。