賢く楽しく逞しく

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「可能性」を良く間違えて使います

2016年02月23日 | 日々の出来事

賃上げについて述べる前に、 「可能性」という言葉について、片づけましょう。

 

(1)飲み屋さんで若者が、有る事件について、話し合っています。

A「女性を殺した犯人は、別れた元夫だね」

B「いや、自殺や事故の可能性も、捨てきれないよ」

A元夫は、復縁をしつこく迫っていたようだから、元夫が犯人に間違いないね」

B警察だって、9割方元夫の殺人を中心に、捜査をすすめるだろうが、

 自殺や事故の可能性が有れば、捜査は続けると思うね」

 

この文章を読んで、間違いに気が付きましたか、それとも不自然に感じませんでしたか?

「可」は良い、「可能」は良い結果を招く場合」に用います。

例文のように、警察の捜査で犯人が捕まっても、喜ばしいことはないので、

「可能」とか「可能性」という単語を用いるのは、間違いです。

 

 

 

(2)

片思いの女性に、勇気を持ってアプローチしました。

「貴方の事 ズーと好きでした。最初からデートして下さいとはもうしませんので、

先ずメル友としてのお付き合いだったら、可能性は有りますか」

「メールも、毎日とか余りインターバルガ短いのは、困りますがが、

週一程度なら可能です」

こういう会話の場合、彼にとって「可能性」は、正しい用法です。

恋が成就すると、良いなあと思いますね。

 

 

 

賃上げの用い方は、非常に大きな誤りが有り、

込み入っていますので、この記事の続きとは、

行きそうも有りません。

次回に繰り越させていただきますので、よろしく!