賃上げについて述べる前に、 「可能性」という言葉について、片づけましょう。
(1)飲み屋さんで若者が、有る事件について、話し合っています。
A「女性を殺した犯人は、別れた元夫だね」
B「いや、自殺や事故の可能性も、捨てきれないよ」
A元夫は、復縁をしつこく迫っていたようだから、元夫が犯人に間違いないね」
B警察だって、9割方元夫の殺人を中心に、捜査をすすめるだろうが、
自殺や事故の可能性が有れば、捜査は続けると思うね」
この文章を読んで、間違いに気が付きましたか、それとも不自然に感じませんでしたか?
「可」は良い、「可能」は良い結果を招く場合」に用います。
例文のように、警察の捜査で犯人が捕まっても、喜ばしいことはないので、
「可能」とか「可能性」という単語を用いるのは、間違いです。
(2)
片思いの女性に、勇気を持ってアプローチしました。
「貴方の事 ズーと好きでした。最初からデートして下さいとはもうしませんので、
先ずメル友としてのお付き合いだったら、可能性は有りますか」
「メールも、毎日とか余りインターバルガ短いのは、困りますがが、
週一程度なら可能です」
こういう会話の場合、彼にとって「可能性」は、正しい用法です。
恋が成就すると、良いなあと思いますね。
賃上げの用い方は、非常に大きな誤りが有り、
込み入っていますので、この記事の続きとは、
行きそうも有りません。
次回に繰り越させていただきますので、よろしく!