中間考査、二日目。
雪は出掛けに母親から声を掛けられた。今日も早く帰ってくるの?と。
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試験期間だから、昨日は勉強するために早く帰ったのだ。店の手伝いをする為じゃない。
雪は一つ息を吐くと、「まだ分かんない」と口にして家を出た。自分の気持ちは口にせぬまま。
教材の沢山入った重たい鞄を抱えて、二時間弱かけて大学へと赴く‥。
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よく晴れた秋の空の下、キャンパス内で清水香織は佇んでいた。
今日のファッションは、あの子のファッションにとても良く似ている。
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香織は一つ息を吐くと、少し周りを見回した。香織は顔を歪めながら、心の中で一人思う。
自分だけのスタイルとでも思ってるの?
御大層にファッションリーダーみたいに振る舞っちゃってさぁ‥。
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香織は昨日雪に謝罪を口にした際、彼女から向けられた言葉が引っ掛かっていた。
てか、レポートだけじゃないでしょ?
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雪は無論その言葉を、ライオン人形を盗った香織に向けて言ったつもりだった。
しかし香織はその意味をはき違え、”スタイルを真似る”ことに雪が怒っていると思ったのだった。
そして今日、香織は雪のスタイルに似た服を着て来て証明しようと思ったのだ。
彼女のファッションは、どこにでもある凡庸なそれだと。
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香織は、今日こそはそんなナンセンスを言われたら堪らないと息巻いていた。
もしも今日も文句を言われたら、録音でもしちゃおうかと考えながら。
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いそいそと構内を急ぐ清水香織の後ろから、一人の人物が近づいて来ていた。
長い足が、彼女の小さな歩幅に追い付いて行く。
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そして彼は彼女の肩に手を置いた。
トン、とそれは軽く触れるようであるが、香織にはズッシリと重く感じられた。
「やぁ」
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音もなく背後から肩に手を置かれ、香織は飛び上がる程驚いて振り返った。
「だっ誰‥!?」
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見上げたそこに、長身のその男は立っていた。
香織の顔を見下ろしながら、手のひらを顔の高さまで掲げて見せる。
「あぁ‥ごめん」
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「清水だったのか」
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香織は彼の顔を見て、咄嗟に言葉が出てこなかった。
どこか近寄りがたいオーラを発しながら、その男は口元に微笑みを湛えて彼女に話し掛け続ける。
「格好が似てるから、てっきり俺の彼女かと思ったよ」
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「よく見たら違うけど」
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そう言って青田淳は、口元を一層大きく歪めた。
無論わざとだった。
雪と間違えた素振りで香織に声を掛けたのも、そして今、「君と雪とは全然違う」と遠回しに口にしたのも。
「ところでここで何してるの?試験期間だけど」 「え?あ‥」
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香織は淳を目の前にして、たどたどしく返事をするので精一杯だった。
それに対して淳は、後輩に対する先輩としての正しい態度で話を進めて行く。
「この授業受けてたっけ?俺はレポート出しに来たんだ」
「あ‥いえ私は‥」
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香織は淳の目が見れなかった。まさか雪に見せつける為に、今日ここに似た服を着て立っているなんて言えない。
そしてそんな香織の心を見透かすように、淳はこう口にした。
「雪はこの授業取ってないよ。知らなかった?」
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淳の言葉に、香織は大きな声を上げて驚いた。
そして香織は無意識の内にそんなリアクションを取ってしまったことをすぐさま後悔し、狼狽した。
「え?はっ?いや別に雪ちゃんに見せるため‥じゃ‥」
「鞄についてる人形、可愛いね」
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オロオロと動揺する香織に構わず、淳はそう口にした。
いつか自分が雪にあげた、あのライオン人形を目にしながら。
「どこかで見たような気がするけど、君も彼氏とお揃いなの?」
「こ‥これは自分で買っ‥」
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淳の言葉の端々に、トラップが見え隠れする。
突き詰めて行けば香織が自滅するのは見通せたが、淳は一つの事柄を深く追及せずに彼女を泳がせた。
そして人形の話から、話題をゆっくりと変えて行く。
「噂聞いたよ。彼氏イケメンらしいじゃない。女の子達が騒いでたよ」
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淳の口から”彼氏”のことが出たことに、香織は驚いた。口では礼を述べつつも、頭の中はフル回転する。
ななな何で‥?!まさか全部知ってて言ってるワケじゃ‥
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ライオンの人形を盗んだことも、彼氏ということが嘘だということも、まるで全部知っているかのような口ぶりの目の前の男‥。
香織は依然として今の状況が把握出来ていなかった。青田先輩から声を掛けられることすら稀なのに、
そんな彼が答えにくい質問ばかりしてくるのだ。しかも彼は依然として立ち去らず、会話を続けてくる。
香織はチラ、と目線だけ上に上げて彼の顔を窺ってみた。
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彼の前髪は長く目に掛かっている為、どんな表情をしているかがいまいち掴めなかった。
香織はただその場に立ち尽くし、今の状況を前にして身を竦めていた。
「‥清水香織。」
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すると彼は、出し抜けに彼女の名を呼んだ。低いが良く通る声で、そのフルネームを。
そして両手をポケットに突っ込んだまま、口角を上げて言葉を続ける。どこか奇妙な笑みを浮かべながら。
「いくら躍起になって真似したところで、本人になることも近づくことも出来ないだろう」
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「君も既に気づいてるんじゃないの?」と淳は続けた。
香織は突然口にされたその言葉に、目を見開いて彼を見上げる。
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そして淳は背を屈めると、香織の耳元まで顔を近づけてこう口にした。
雪の格好をした、その偽物に対して。
「それすらも分からないほど間抜けじゃないだろうに」
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彼は口角を歪めたまま、その言葉を彼女に送った。
耳元でその言葉を聞いた香織は衝撃を受け、背中に嫌な汗が滝のように流れて行く。
それでも今一体何が起きたのか、一向に理解は出来なかった。
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香織は顔面蒼白した。口にする言葉が、動揺のあまりどもってしまう。
「いいいいい今‥ななななな‥」
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その場に立ち尽くす香織を追い越して、淳は最後にこう声を掛けた。
「俺が思うに、今後は改める方が身のためだよ」
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呆然とする香織の横をすり抜けて、淳はそのまま建物の方へと歩いて行った。
香織はあんぐりと口を開け、その後姿を眺めている。
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それきり、淳は一度も振り返らずに建物の中へと入って行った。
ロングコートがなびいて彼の足元を揺らすのを、香織は呆然としたまま目に映していた。
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香織は青い顔をしたまま、先ほど彼が口にした「間抜け」という言葉を呟き、項垂れていた。
信じられないが、確かに彼は先ほど、自分に向けてその言葉を言ったのだ。
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香織は今の状況が未だに理解出来ずにいる中で、ポツリとこう口にした。
「あ‥ありえないって‥」
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彼女の呟きが、よく晴れた秋の空に溶けて行く‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<偽物への警告>でした。
今回フルネームで香織の名前を呼んで、警告をした淳ですが、
(香織の韓国語名、「ソンミンス」と言っていますね。)
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以前ホームレス事件の後、自販機の前で雪に「気をつけなくちゃ」と言った時も、フルネームなんですよね。
(雪の韓国語名、「ホンソル、転ぶわ手ぇ切るわ‥」というように。)
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このように注意を引きつける時にはフルネームを呼ぶんですかね、韓国では。
日本では会話の中でフルネーム呼ばれることはほぼないですよね‥その辺に文化の違いを感じます。
次回は<見えない鬼>です。
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雪は出掛けに母親から声を掛けられた。今日も早く帰ってくるの?と。
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試験期間だから、昨日は勉強するために早く帰ったのだ。店の手伝いをする為じゃない。
雪は一つ息を吐くと、「まだ分かんない」と口にして家を出た。自分の気持ちは口にせぬまま。
教材の沢山入った重たい鞄を抱えて、二時間弱かけて大学へと赴く‥。
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よく晴れた秋の空の下、キャンパス内で清水香織は佇んでいた。
今日のファッションは、あの子のファッションにとても良く似ている。
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香織は一つ息を吐くと、少し周りを見回した。香織は顔を歪めながら、心の中で一人思う。
自分だけのスタイルとでも思ってるの?
御大層にファッションリーダーみたいに振る舞っちゃってさぁ‥。
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香織は昨日雪に謝罪を口にした際、彼女から向けられた言葉が引っ掛かっていた。
てか、レポートだけじゃないでしょ?
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雪は無論その言葉を、ライオン人形を盗った香織に向けて言ったつもりだった。
しかし香織はその意味をはき違え、”スタイルを真似る”ことに雪が怒っていると思ったのだった。
そして今日、香織は雪のスタイルに似た服を着て来て証明しようと思ったのだ。
彼女のファッションは、どこにでもある凡庸なそれだと。
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香織は、今日こそはそんなナンセンスを言われたら堪らないと息巻いていた。
もしも今日も文句を言われたら、録音でもしちゃおうかと考えながら。
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いそいそと構内を急ぐ清水香織の後ろから、一人の人物が近づいて来ていた。
長い足が、彼女の小さな歩幅に追い付いて行く。
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そして彼は彼女の肩に手を置いた。
トン、とそれは軽く触れるようであるが、香織にはズッシリと重く感じられた。
「やぁ」
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音もなく背後から肩に手を置かれ、香織は飛び上がる程驚いて振り返った。
「だっ誰‥!?」
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見上げたそこに、長身のその男は立っていた。
香織の顔を見下ろしながら、手のひらを顔の高さまで掲げて見せる。
「あぁ‥ごめん」
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「清水だったのか」
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香織は彼の顔を見て、咄嗟に言葉が出てこなかった。
どこか近寄りがたいオーラを発しながら、その男は口元に微笑みを湛えて彼女に話し掛け続ける。
「格好が似てるから、てっきり俺の彼女かと思ったよ」
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「よく見たら違うけど」
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そう言って青田淳は、口元を一層大きく歪めた。
無論わざとだった。
雪と間違えた素振りで香織に声を掛けたのも、そして今、「君と雪とは全然違う」と遠回しに口にしたのも。
「ところでここで何してるの?試験期間だけど」 「え?あ‥」
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香織は淳を目の前にして、たどたどしく返事をするので精一杯だった。
それに対して淳は、後輩に対する先輩としての正しい態度で話を進めて行く。
「この授業受けてたっけ?俺はレポート出しに来たんだ」
「あ‥いえ私は‥」
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香織は淳の目が見れなかった。まさか雪に見せつける為に、今日ここに似た服を着て立っているなんて言えない。
そしてそんな香織の心を見透かすように、淳はこう口にした。
「雪はこの授業取ってないよ。知らなかった?」
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淳の言葉に、香織は大きな声を上げて驚いた。
そして香織は無意識の内にそんなリアクションを取ってしまったことをすぐさま後悔し、狼狽した。
「え?はっ?いや別に雪ちゃんに見せるため‥じゃ‥」
「鞄についてる人形、可愛いね」
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オロオロと動揺する香織に構わず、淳はそう口にした。
いつか自分が雪にあげた、あのライオン人形を目にしながら。
「どこかで見たような気がするけど、君も彼氏とお揃いなの?」
「こ‥これは自分で買っ‥」
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淳の言葉の端々に、トラップが見え隠れする。
突き詰めて行けば香織が自滅するのは見通せたが、淳は一つの事柄を深く追及せずに彼女を泳がせた。
そして人形の話から、話題をゆっくりと変えて行く。
「噂聞いたよ。彼氏イケメンらしいじゃない。女の子達が騒いでたよ」
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淳の口から”彼氏”のことが出たことに、香織は驚いた。口では礼を述べつつも、頭の中はフル回転する。
ななな何で‥?!まさか全部知ってて言ってるワケじゃ‥
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ライオンの人形を盗んだことも、彼氏ということが嘘だということも、まるで全部知っているかのような口ぶりの目の前の男‥。
香織は依然として今の状況が把握出来ていなかった。青田先輩から声を掛けられることすら稀なのに、
そんな彼が答えにくい質問ばかりしてくるのだ。しかも彼は依然として立ち去らず、会話を続けてくる。
香織はチラ、と目線だけ上に上げて彼の顔を窺ってみた。
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彼の前髪は長く目に掛かっている為、どんな表情をしているかがいまいち掴めなかった。
香織はただその場に立ち尽くし、今の状況を前にして身を竦めていた。
「‥清水香織。」
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すると彼は、出し抜けに彼女の名を呼んだ。低いが良く通る声で、そのフルネームを。
そして両手をポケットに突っ込んだまま、口角を上げて言葉を続ける。どこか奇妙な笑みを浮かべながら。
「いくら躍起になって真似したところで、本人になることも近づくことも出来ないだろう」
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「君も既に気づいてるんじゃないの?」と淳は続けた。
香織は突然口にされたその言葉に、目を見開いて彼を見上げる。
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そして淳は背を屈めると、香織の耳元まで顔を近づけてこう口にした。
雪の格好をした、その偽物に対して。
「それすらも分からないほど間抜けじゃないだろうに」
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彼は口角を歪めたまま、その言葉を彼女に送った。
耳元でその言葉を聞いた香織は衝撃を受け、背中に嫌な汗が滝のように流れて行く。
それでも今一体何が起きたのか、一向に理解は出来なかった。
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香織は顔面蒼白した。口にする言葉が、動揺のあまりどもってしまう。
「いいいいい今‥ななななな‥」
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その場に立ち尽くす香織を追い越して、淳は最後にこう声を掛けた。
「俺が思うに、今後は改める方が身のためだよ」
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呆然とする香織の横をすり抜けて、淳はそのまま建物の方へと歩いて行った。
香織はあんぐりと口を開け、その後姿を眺めている。
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それきり、淳は一度も振り返らずに建物の中へと入って行った。
ロングコートがなびいて彼の足元を揺らすのを、香織は呆然としたまま目に映していた。
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香織は青い顔をしたまま、先ほど彼が口にした「間抜け」という言葉を呟き、項垂れていた。
信じられないが、確かに彼は先ほど、自分に向けてその言葉を言ったのだ。
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香織は今の状況が未だに理解出来ずにいる中で、ポツリとこう口にした。
「あ‥ありえないって‥」
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彼女の呟きが、よく晴れた秋の空に溶けて行く‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<偽物への警告>でした。
今回フルネームで香織の名前を呼んで、警告をした淳ですが、
(香織の韓国語名、「ソンミンス」と言っていますね。)
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以前ホームレス事件の後、自販機の前で雪に「気をつけなくちゃ」と言った時も、フルネームなんですよね。
(雪の韓国語名、「ホンソル、転ぶわ手ぇ切るわ‥」というように。)
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このように注意を引きつける時にはフルネームを呼ぶんですかね、韓国では。
日本では会話の中でフルネーム呼ばれることはほぼないですよね‥その辺に文化の違いを感じます。
次回は<見えない鬼>です。
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師匠、柳の翻訳ありがとうございます(≧∇≦)先輩の善人の部分とブラックな部分、それぞれをこうして客観的に見せられることで、雪ちゃんは何を思うのでしょうか?
それにしても先輩、「横山の事はホントにごめんね。あれから嫌な目にあってない?」とかなんとか、どうして素直に言えないのでしょう?裏でいろいろ手ぇ出してる場じゃないっつーの!( ̄^ ̄)ゞ
良い奴だとは分かっていましたけど、ますます好青年度Upです―!
(今更ついでにですが私は柳先輩の「赤山ちゃん」呼びが好きです。)
姉様のところ、更新が無かったのはそういうわけだったのですね。
頚肩は大丈夫ですか? それにアプリの不具合ですか?どうしたのでしょう?
「先輩の余裕のなさ」にYukkanen師匠のコメントいただけて、う、うれしいです・・・
そして「ありえない」に返コメントをいただき、ありがとうございました。なるほど納得です!
そして、「俺の彼女」=「格の違い」。 なるほどです。シックリ!
淳に亮に柳先輩のお祭り―!
俄然コメ欄が勢いづきましたね。
亮との秘密のお勉強会・・・どうやってバラすのかしら・・・(私も心配)
雪ちゃんの百面相が面白いです―。
そして教授は亮の恋心を知っているのかしら・・・?
さすが手がはやーい
てか柳株価じょーしょー
バランスいいですね
友達思い
他者からの淳の評価をどこか遠い話のように聞く亮さん、何を思ふ…からのジェラ顔&視線そらし。
じ、じれるっ!!
淳さまの安定の忍び感も健在。デコ淳いいですね、イケメンだったということを思い出した気分です。
横山の一件を気まずさから彼氏に相談できない雪ちゃん。淳さまは影で色々画策中のため問題にしてなさそうですが、彼女が気ぃつかってしまってる状況を何とかせんとお付き合い長くできないような…柳の一押しも効力落ちちゃうYO!
亮さんとのお勉強会も秘密だし…秘密の多いカップル、大丈夫か。(勝手に心配)
おお~!シックリクル頂きました!
「俺の彼女」いいですよね。独占欲は勿論、香織に対して雪との格の違いを強調してる気がします。
さかなさん 姉様
黒騎士への思い、確かに受け取りました!この思いスンキさんに届け‥。
そして姉様の仰るとおり、亮と柳が夢の共演‥!
柳の台詞、訳したので載っけますね!↓
(以下ネタバレですのでご注意!)
「よぉ~!今日は大学来てここでメシ?
赤山ちゃん嬉しいだろ~?彼氏に会えて!
お?お友達?お友達もイケメンだねぇ!
(淳に向かって)あ、近いうちにお礼するから今度ちょっと会おうぜ?
今まで沢山助けてもらったからよ、卒業前に感謝の意を一度見せようと思ってさ。
うちの母さんが病気だった時も家族の様に助けてくれて‥。
それに勿論試験や授業でも超世話になったし。
とにかく赤山ちゃん!こいつ絶対逃すんじゃねーぞ?
マジでかっこいー奴だからよ!」
‥という柳の義理堅さに涙が止まらないYukkanenです。
柳は本当に良い奴ですわ‥。皆が当然のように淳から奢られたり課題で世話になったりしてる中、改めて感謝を示す機会をつくろうとする柳‥柳楓‥!(出たフルネーム)
雪に向かって「こいつ絶対逃すんじゃねーぞ」ってのも淳との友情を感じてホロリとしました。
柳にパントマイム投票して来ます。
てか、アプリ更新したら自分のトコ開けなくなっちゃったんだが。なにコレ。
柳まで出てきて気になるよー。(亮と柳、夢の共演)
ドビー香織に対するイライラがMAXまで来てるところで青田さんのこのお仕事ですから、私も今回は正直ずっとワクワクでしたよー。黒淳かっこええですよねーー!
ついでに本家の黒王子(と私は名づけてました)もたまらなかった!さらに欲を言えば黒騎士淳を熱く所望。スンキ様何卒…!(師匠、私もけっして忘れていませんこの思い)
ところで柳先輩は今回どんなGJしていったんでしょうか。亮のジェラシー顔とともにそこが気になる本家最新話でした。
…と、今日あたりは姉さまのとこ更新あるカモと思ったんですが(笑)なかったのでこちらで呟いてみる…。
「格好が似てるから、てっきり俺の彼女かと思ったよ」ってセリフの“俺の彼女”ってフレーズも萌えますww雪ちゃんじゃなくて俺の彼女なのね~独占欲丸出しなのね~って思ってしまいました^^
それにしても八つ当たりかぁ。。。なるほどなるほど、すごく納得です。これがいわゆるシックリクルってやつなんですね笑
中でもどんぐりさんの
>今回の先輩は、いつもの毅然とした先輩らしからぬ、(気持ちに)余裕のない様子に見えます・・・。
これにすごくシックリです。
去年雪ちゃんに警告した時もそうでしたが、先輩は余裕がなくなると悪意を剥き出しにしてかかるんですよね。
過去の亮の指事件にも、淳を「余裕のない様子」に亮がしてしまったのか‥?とも推測中です。
そして香織が「ありえない」と言ったのは、「青田先輩があんな事言うなんてありえない」ということです、多分‥。
かなり「間抜けミンス」が効いてるんでしょうね^^;
そしてゆっけ丼さん~私もキング淳(?)に萌えました‥!
けど欲を言えば黒騎士淳が見たかった‥!
でも、今回の先輩は、いつもの毅然とした先輩らしからぬ、(気持ちに)余裕のない様子に見えます・・・。
(今、先輩は、雪に会えなくて苦しいんです・・・。)
八つ当たり。なるほど、そうだと思いました。
で、清水香織ですけど、CitTさんが仰るように、どう考えてもクラスの人たちは「なるほど、やはり真似だったか」と思いますよね―!
どこをどうすれば、そのファッションがどこにでもある凡庸なものだと証明できると思うのか、全く理解できないですっ! この状況で! (先輩の言う通り、マヌケミンス)
で、何を「ありえない」と言ったのでしょう?
淳の非道さを指摘する人が多い中でマイノリティかもしれませんが
自分の為にやってくれないっていう不満の方が絶対お多いですもん
今後生きてく中で
まあ攻撃するには論理武装も必要ですしこの賢さに痺れます
やっぱりアタマいいってすごい魅力的ですもの
本家ではあまり感じませんでしたが、こうしてYukkanenさんの記事で見ると八つ当たり感半端ないですね。呪いにちょっと吹きましたw
スマートですね~、超越しすぎてやっぱり怖いですけど。
でも雪ちゃんの敵絡みだと残忍さが倍増する先輩?は個人的に萌えちゃいます。
そしてフルネーム呼びについての見解、ありがとうございます!韓国では基本フルネームですもんね。
CitTさん香織の台詞、了解しました!
「全部知った上で」ですね~!修正します。ありがとう!
何よりfull name呼びに2秒もかかりません。(携帯のstop watch機能で確認済み)
2.香織「まさか...全部知った上で...?(こんなこと言ってるの?)」の「全部」はnot everyone. これはEverythingですよ。
香織の彼氏(フィクション)自慢、それが嘘である事、(もしかすると)ライオン人形をどう手入れたかまで、すべて。
3.やはりこの子の真似って低いプライドと関わってるな...と思いました。
意識上は「別にあんただけ着れる服じゃない、私も素敵な服着れる!だから私も価値の高い人!」と雪に見せたい気分だろうけど、
無意識の中は
「雪に怒られてまた自信なくなった→自分を人目の前に立てるのが不安→赤山コスプレの後ろに隠れる」という考え方があるんじゃないでしょうか。
雪は「コスプレを指摘されて恥をかかしたら止めるだろ」って思うかな。でも香織の考え方は違います。逆に「もっと真似してプライド高めよう!」とするんです。
でもはっきり言って自爆ですね。この格好じゃ香織の友達も内心「なるほど、やはり真似だったか」と思うのに。
まあ、怖い場面ですよね。これ、警告として言っているように見えますけど、それを受けてソンミンスが行いを改めるとはなかなか考え難いですから、ここでユジョンがやっているのは、アドバイスではなく、「俺が口にしたこと一つ一つが、お前自身の破滅につながっていくだろう」という呪いなんだと思います。
言葉にされたが故に、その言葉に縛られたミンスはこの後、そこで敷かれたレールを外れることができなくなってしまいます。策士という以上の恐ろしさが、ここのユジョンの行動にはありますね。
ここの回は本家を読んだ時からサブイボものでした。
だって淳ちゃんの目が一度も見えない…
香織嫌いなわたしからしたら、グッジョブでしたが、
絵面的に、不穏の空気が漂っていました。
そして、昨日は雪とは似てもつかないガーリーなワンピースを着ていた香織が、なんでまた雪と同じ格好(帽子まで!あからさますぎてドン引き!)をしたのかなぁと思っていたのですが、
雪への主張だったのですねー。
師匠の解釈に納得です!
うーん、相変わらずなんというか。
せっかく自己啓発本も読んでるんだし、違う風に自分を高めたらいいのになー。
日本語でこの回を見れて、すっきりでした!