去年の夏。
河村静香は青田淳と共にカフェでお茶をしていた。
目の前の淳は携帯を片手に、何やら不機嫌なオーラを出し始めていた。
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長年一緒に居る幼馴染みだけあって、静香にはその表情の意味がなんとなく読めた。
携帯を眺める淳に向かって、頬杖をつきながら質問する。
「なーに? 誰? 女?」
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「どんな女?」
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静香からの問いに、淳はポツリと「‥ウザイ奴」と答えた。
静香はメール相手が男だということを知って、幾分驚いた。
高校時代から彼女と行き詰まるとこういった表情になっていた淳だったので、てっきり女だと思っていたのだ。
「淳ちゃんがウザイ奴の相手してるってこと?見せて見せて!」
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数々のメールをスクロールして、静香は溜息を吐く。
「うっわこれはイタイ子だね~。女の子誰よ、かっわいそー」
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顔を顰めながら静香がそう口にすると、目の前の淳が再びポツリと口を開いた。
「‥同じだよ」
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え?と聞き返す静香に、淳は視線も寄越さず続けて言った。
「同じだよ。そのメール送って来てる奴も、その相手の女も‥」
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見限った相手に対する、その冷淡な一面。
静香は淳のそんな顔を見る度、自分しか知らない彼を見つけたようで嬉しくなる。
「ふーん‥そーなんだ。まーた淳ちゃんの気に障る奴が出てきたんだ?」
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静香はそう言って、淳に一つ提案をした。
「あたしが代筆してあげよっか?片付けちゃう?」
「何言ってんだよ」
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静香の提案に淳は彼女を咎めたが、携帯を取り上げるまではしなかった。
静香は淳を制しながら、メールの新規作成ボタンを押す。
「あたしこういうの得意なんだって。”それじゃあ家にプレゼントを‥”淳ちゃんっぽい口調でっと‥」
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おい、と淳は身を乗り出し静香に声を掛けたが、途中で口を噤んだ。
おもしろ、と口にして笑う静香を見ながら、一人何かを思案する。
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やがて淳は、乗り出した半身を再び椅子に戻すと、雑誌に目を落としながらこう言った。
「‥好きにしろよ」
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そう言ってそれきりメールを見ることもなく、雑誌に目を通し続けた。
カフェには静香の小狡い笑い声と、淳が紙を捲るパラパラという音だけが、響いていた。
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「君は見せかけかそうじゃないかもまともに区別出来ないくせに、文句が多いね」
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静香がその言葉を聞いたのは、青田淳の実家であった。
広い部屋の真ん中で彼は、通話先の相手に冷淡な最終通告をする。
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「その台詞、そっくりそのまま君にお返しするよ」
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静香がそのままその場に佇んでいると、
電話を切った淳と目が合った。
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静香は、会長が夕飯に招待してくれたから来た、とここに居る理由を述べた後、その感想を口にした。
「そいつとのやり取りもう終わっちゃったの?結構面白かったのにぃ」
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静香の感想に対して、淳はさもつまらなそうな顔をしていた。静香は言葉を続ける。
「思ったより大学ってのも大したことない所みたいね~。淳ちゃんいっつもつまんなそうなんだもん」
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いつも彼を取り囲む、凡庸、疲弊、退屈。
その暗い瞳を見て感じる闇を、静香は率直に口に出した。
しかし淳はそれに対しては返事をせず、静香に向かって持っていた携帯電話を軽く投げた。
「これあげる」
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携帯を受け取った静香は、「どーゆーこと?」とそれを受け取りながら彼に問うた。
しかし淳は質問に答えることなく、狡知な表情でこう言っただけだった。
「要らないの?」
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当時、その携帯は最新の機種だった。静香は二つ返事で携帯を譲り受ける。
「まっさかそんなワケ無いじゃん!超ウレシー」
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彼は遊び飽きたおもちゃを捨てるように、その退屈な遊びを手放した。
彼の番号と末尾が少し違ったその携帯は、こうして静香の物になったー‥。
「あんたが探してんのはどのメールなの?」
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静香は携帯を手に入れることになった経緯を語ったが、
あの時自分が打ったメールがどんな物だったか、曖昧にしか覚えていなかった。
静香は亮の肩に手を掛けながら、今の事態を把握しようと言葉を続ける。
「その明白な証拠を、わざわざ見つけなきゃいけないの?」
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静香は、自分のメールはショッピング関連の物しか残してないけれど、
淳のメールはそういう類のものじゃない、と言い切った。内容は決まっているから探す必要は無いと。
「全て利用価値があるかないかよ」
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亮は静香の言葉を聞きながら、心の奥深く沈めた記憶が段々と浮き上がって来るのを感じていた。
携帯を握る手に力が入り、「やはりそうだったか」という思いが強まっていく。
先ほど耳にした、呟くような赤山雪の言葉が脳裏に蘇る。
あの子がそういう子だって、本当に分からなかったんですか?
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あの男。同じピアノ科で唯一の同学年の男子。ピアノと呼んでいた。
あの事件の後、廊下をがむしゃらに走り、淳の肩を掴んで問い詰めた時のことを思い出す。
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お前がやったのか? いいや、俺じゃない お前だろう
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本当に分からなかったんですか?
その中に、先ほどの雪の言葉が入り混じる。
俯いた彼女に透けて見えた、かつて感じた既視感の尻尾ー‥。
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「‥一緒だってのか‥?」
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無意識に、心の声が漏れ出ていた。隣で静香が首を傾げる。
脳裏に、以前雪の実家の裏にて淳と話した記憶が浮かぶ。
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雪が危ない、と忠告した亮に、「お前が出て行け」とそっけなく言い放った淳。
あの時亮は憤った。自分の彼女に危機が迫っているというのに、気にも留めないのかよと。
やはりそういうことだったのだ、と亮は今確信していた。
拳を握る手に力が入り、細かく怒りに震えている。
ダメージヘアにも本気じゃなかったってのか?ダメージとオレは、今同じ状況にあるってことなのか?
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あの時と同じ思いを、赤山雪がしているというのかー‥。
亮は自分と同じ様に嵌められた彼女を思うと、居てもたっても居られない気分になった。
淳から譲られた携帯を振り上げ、その名を叫びながら投げつける。
「くっそ‥!淳、あの野郎ー!!」
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何をするかと静香は目を剥いたが、結局亮は携帯をソファに投げたので無事だった。
静香は、まだ使ってる携帯なのに傷がついたらどうする、と言って憤慨する。
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そんな静香を振り返り、亮は荒ぶる気分のまま彼女に釘を刺した。
「お前もバカなことしでかすんじゃねーぞ。オレが監視してっかんな。分かったな?!」
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亮はそう言い捨てて、自室のドアをバタンと閉めた。
静香は謎だらけの事態の展開に顔を顰め、「変なの‥」と呟いて肩を竦めた‥。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<退屈な遊び>でした。
以前淳の視点からは<淳>その回想>で書いてますので、合わせてどうぞ。
二度目の記事で失礼しました
しかしアレですねぇ‥静香と淳の2ショット、画になりますねぇ‥。
勿論淳と雪ちゃんが好きな私ですが、この静香と淳のブラック2ショットが堪らなく格好良く見えてしまいます‥^^;
いつかこの二人のイラスト描きたいな‥。(多分需要なし‥)
さて次回は<始まる中間考査>です。
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河村静香は青田淳と共にカフェでお茶をしていた。
目の前の淳は携帯を片手に、何やら不機嫌なオーラを出し始めていた。
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長年一緒に居る幼馴染みだけあって、静香にはその表情の意味がなんとなく読めた。
携帯を眺める淳に向かって、頬杖をつきながら質問する。
「なーに? 誰? 女?」
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「どんな女?」
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静香からの問いに、淳はポツリと「‥ウザイ奴」と答えた。
静香はメール相手が男だということを知って、幾分驚いた。
高校時代から彼女と行き詰まるとこういった表情になっていた淳だったので、てっきり女だと思っていたのだ。
「淳ちゃんがウザイ奴の相手してるってこと?見せて見せて!」
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数々のメールをスクロールして、静香は溜息を吐く。
「うっわこれはイタイ子だね~。女の子誰よ、かっわいそー」
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顔を顰めながら静香がそう口にすると、目の前の淳が再びポツリと口を開いた。
「‥同じだよ」
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え?と聞き返す静香に、淳は視線も寄越さず続けて言った。
「同じだよ。そのメール送って来てる奴も、その相手の女も‥」
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見限った相手に対する、その冷淡な一面。
静香は淳のそんな顔を見る度、自分しか知らない彼を見つけたようで嬉しくなる。
「ふーん‥そーなんだ。まーた淳ちゃんの気に障る奴が出てきたんだ?」
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静香はそう言って、淳に一つ提案をした。
「あたしが代筆してあげよっか?片付けちゃう?」
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静香の提案に淳は彼女を咎めたが、携帯を取り上げるまではしなかった。
静香は淳を制しながら、メールの新規作成ボタンを押す。
「あたしこういうの得意なんだって。”それじゃあ家にプレゼントを‥”淳ちゃんっぽい口調でっと‥」
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おい、と淳は身を乗り出し静香に声を掛けたが、途中で口を噤んだ。
おもしろ、と口にして笑う静香を見ながら、一人何かを思案する。
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やがて淳は、乗り出した半身を再び椅子に戻すと、雑誌に目を落としながらこう言った。
「‥好きにしろよ」
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そう言ってそれきりメールを見ることもなく、雑誌に目を通し続けた。
カフェには静香の小狡い笑い声と、淳が紙を捲るパラパラという音だけが、響いていた。
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静香がその言葉を聞いたのは、青田淳の実家であった。
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電話を切った淳と目が合った。
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静香は、会長が夕飯に招待してくれたから来た、とここに居る理由を述べた後、その感想を口にした。
「そいつとのやり取りもう終わっちゃったの?結構面白かったのにぃ」
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静香の感想に対して、淳はさもつまらなそうな顔をしていた。静香は言葉を続ける。
「思ったより大学ってのも大したことない所みたいね~。淳ちゃんいっつもつまんなそうなんだもん」
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いつも彼を取り囲む、凡庸、疲弊、退屈。
その暗い瞳を見て感じる闇を、静香は率直に口に出した。
しかし淳はそれに対しては返事をせず、静香に向かって持っていた携帯電話を軽く投げた。
「これあげる」
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携帯を受け取った静香は、「どーゆーこと?」とそれを受け取りながら彼に問うた。
しかし淳は質問に答えることなく、狡知な表情でこう言っただけだった。
「要らないの?」
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彼は遊び飽きたおもちゃを捨てるように、その退屈な遊びを手放した。
彼の番号と末尾が少し違ったその携帯は、こうして静香の物になったー‥。
「あんたが探してんのはどのメールなの?」
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あの時自分が打ったメールがどんな物だったか、曖昧にしか覚えていなかった。
静香は亮の肩に手を掛けながら、今の事態を把握しようと言葉を続ける。
「その明白な証拠を、わざわざ見つけなきゃいけないの?」
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静香は、自分のメールはショッピング関連の物しか残してないけれど、
淳のメールはそういう類のものじゃない、と言い切った。内容は決まっているから探す必要は無いと。
「全て利用価値があるかないかよ」
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亮は静香の言葉を聞きながら、心の奥深く沈めた記憶が段々と浮き上がって来るのを感じていた。
携帯を握る手に力が入り、「やはりそうだったか」という思いが強まっていく。
先ほど耳にした、呟くような赤山雪の言葉が脳裏に蘇る。
あの子がそういう子だって、本当に分からなかったんですか?
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あの男。同じピアノ科で唯一の同学年の男子。ピアノと呼んでいた。
あの事件の後、廊下をがむしゃらに走り、淳の肩を掴んで問い詰めた時のことを思い出す。
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お前がやったのか? いいや、俺じゃない お前だろう
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本当に分からなかったんですか?
その中に、先ほどの雪の言葉が入り混じる。
俯いた彼女に透けて見えた、かつて感じた既視感の尻尾ー‥。
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「‥一緒だってのか‥?」
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無意識に、心の声が漏れ出ていた。隣で静香が首を傾げる。
脳裏に、以前雪の実家の裏にて淳と話した記憶が浮かぶ。
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雪が危ない、と忠告した亮に、「お前が出て行け」とそっけなく言い放った淳。
あの時亮は憤った。自分の彼女に危機が迫っているというのに、気にも留めないのかよと。
やはりそういうことだったのだ、と亮は今確信していた。
拳を握る手に力が入り、細かく怒りに震えている。
ダメージヘアにも本気じゃなかったってのか?ダメージとオレは、今同じ状況にあるってことなのか?
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あの時と同じ思いを、赤山雪がしているというのかー‥。
亮は自分と同じ様に嵌められた彼女を思うと、居てもたっても居られない気分になった。
淳から譲られた携帯を振り上げ、その名を叫びながら投げつける。
「くっそ‥!淳、あの野郎ー!!」
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何をするかと静香は目を剥いたが、結局亮は携帯をソファに投げたので無事だった。
静香は、まだ使ってる携帯なのに傷がついたらどうする、と言って憤慨する。
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そんな静香を振り返り、亮は荒ぶる気分のまま彼女に釘を刺した。
「お前もバカなことしでかすんじゃねーぞ。オレが監視してっかんな。分かったな?!」
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亮はそう言い捨てて、自室のドアをバタンと閉めた。
静香は謎だらけの事態の展開に顔を顰め、「変なの‥」と呟いて肩を竦めた‥。
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<退屈な遊び>でした。
以前淳の視点からは<淳>その回想>で書いてますので、合わせてどうぞ。
二度目の記事で失礼しました
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しかしアレですねぇ‥静香と淳の2ショット、画になりますねぇ‥。
勿論淳と雪ちゃんが好きな私ですが、この静香と淳のブラック2ショットが堪らなく格好良く見えてしまいます‥^^;
いつかこの二人のイラスト描きたいな‥。(多分需要なし‥)
さて次回は<始まる中間考査>です。
人気ブログランキングに参加しました
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あの、横山に激励の声をかける雪ちゃんを上から見ている先輩…。リアルタイムの時はただ不快に思っただけだと思っていたのですが、あの時点で先輩は雪ちゃんが間接的に自分に横山けしかけてきたと嫌悪以上の「悪意」を感じてる場面なんですかね?
だとしたらそれ以降の先輩の行動にもなおさら合点がいきますわー。うーん、チートラすげぃ。
そして静香と先輩のツーショ、確かに格好いいですね(´`)ブラック組。
今の先輩のありのままを受け入れて寄り添えるのは雪ちゃんよりも静香ですよねぇ。そのままでいい、淳は正しいって言ってくれそう。
しかも静香てもともと頭も切れる方ですよね。根本的にはバカじゃないはずだし。一緒にいて楽だろうし。
先輩が静香を選ばない一番の理由ってなんなんだろ~亮さんの存在?
それとも他と交わらない生き方をする自分と、他に依存することしかできない静香を比較して軽蔑してるから?
この先他の理由がでてくるのですかねぇ´`
と、昼寝し過ぎて寝れず真夜中の訪問でつらつら書いてみる~
お邪魔いたしました。
彼女は淳の大学生活について「あんまり」?「たいした所じゃない」?兎に角、別に良くないと踏んでます。後に「面白がる姿を見た事ない」がついて来るから、楽しいかそうじゃないかの話ですね。
そして弟とのやり取りで静香の言う「正確にどのメール?」は「(あんたの探してる)特定のtext massageってどれ?」の意味ですよ。そして「内容は決まってるから探す必要はない」と。
「ト(また)」は別に繰り返される事じゃなくても強調として言います。河村sは今喧嘩口調だから何度も「ト」を言います。亮さんの「これはまた何だ!」は燃やされたmaybeの事かも知りませんよ。
だって、今はチャンスでしたよ?ここで亮が
「そう!お前がアイツと彼女と別れさせたせいで、オレが奴に散々言われたぜ!何でオレがそんな言葉言われなきゃいけないんだ!その携帯渡せ!」こんな風に言ったら、これから雪に当たる揉め事の80%は減ります。
まぁそれが出来たら、もはや亮さんじゃないですけどね。ただの青田先輩じゃん。
週末の昼寝はくせになりますよね~^^平日の今日ですが、昼間は眠たく無かったですか^^?
さてゆっけ丼さんの仰る、「淳が静香を選ばない理由」を考えてみましたが、やはり淳は静香のことを
「自分とは別の種類の人間だ」と思っているからではないですかねぇ。
静香が美術を頑張っていた頃は違ったかもですが、今のダラダラしてる静香を見て淳は愛想つかしてそうですし‥(自分は努力を怠らない分余計に)
雪ちゃんに興味持ったのも同質を感じたからですしねぇ‥。
でも二人並んでると絵になるんですよね~。
わたしゃこの二人がカフェに居る所に居合わせたかったですよ‥(ヤバイ)
CitTさん
毎度ありがとうございます!
携帯を貰った時の静香が、
>遠慮も自重もゼロです。
というCitTさんのバッサリコメに吹きましたww
修正しときますです!^^
亮さんMaybe燃やされたの気づいてましたかねぇ~どうなんでしょう‥!
そして楽譜を全部燃やさず少し焦がした程度にしたところに、静香の良心が見えたような気もしますが‥。
この姉弟の行く末も気になりますね。
お互い遠慮がない。
黒さダダ漏れ同志・・いたしてそうだしなあ
でも淳はやはり依存する女はダメなんでしょうね。
これが改善されれば実はいいんでしょうけれど。
そして静香さんは・・・、後輩に馬鹿にされた絵を捨てられなかったように(最近破りましたが・・・)、亮にとってのピアノがどんなものか知っているから、すっかり灰に出来なかったのでしょうね・・・。(良心ですね・・。)
むくげさ―ん。
静香が自立したら、先輩は静香を選んじゃいませんかね・・・? 雪ちゃん大丈夫かしら?
師匠が描くこの2人のイラスト是非見たいです!
この間、師匠ブログに参加して2年目迎えました。いつもほんとありがとうございますー!
楽譜ですが。捨てたとか、燃やしたと言われるより、実際に燃やされた形跡見る方がツラくないですかね?
私は静香の無慈悲な悪戯と感じて。
いや~この二人はいたしてますよ‥(また始まった)
(↓以下18禁)
きっと最中は淳はSっ気出しまくって、執拗に求めるくせにキスはしない‥みたいな。。
ぎゃー!妄想が立ち上るー!
ありましたね!
>「その状況の淳に自分を置き換えて、男女逆転させた場合」!
そうなんですよね~結構淳は我慢してると思うんですがねぇ‥。それに全く気づいてないというか、関心が無い?雪ちゃんはどう思ってるのかが気になります。
そして亮さんも雪が危ないと思ったんなら、淳側に何かしらアプローチすれば良いものを、どうして「雪を見守る」方向へ‥?事が起きてからじゃ遅いと思うのですが‥。う~ん‥というところです。
りんごさん
イラスト‥色鉛筆で良いのなら‥(まだ言ってる)
そしてりんごさん、ブログ参戦2年目おめでとう&ありがとうございます~!
コメ管理の所みたら去年の6月7日だったのですねぇ~^^
今年はゴタゴタ真っ最中の<流出(4)>の日だったのですね。。
いつもありがとうございます^^これからもよろしくお願いします!
半分燃やされた楽譜は静香の悪意ですか!なるほど~~!これはまたすごい解釈!言われてみればそうなのかも‥!
亮を自分の視界から排除してなんか色々吹っ切れたんでしょかね。静香も弟に「ざまぁ~っ」って言ってましたしね。
そんでもって淳の雪ちゃんにアプローチし始めてからの静香への冷たい対応…。
こんだけ余分なものバッサリ排除しまくる性分を雪ちゃんは性格上、理解仕切れないというか求められてもきっとできないんでしょうね。
師匠の言うところの
>「その状況の淳に自分を置き換えて、男女逆転させた場合」!
>結構淳は我慢してると思うんですがねぇ‥。それに全く気づいてないというか、関心が無い?雪ちゃんはどう思ってるのかが気になります。
っていうのはほんとのところはよくわかりませんが、雪ちゃんは「気を許せる少ない友人」は性別問わず「友人」としか思ってない(太一は女友達みたいなもんと言った具合に亮も恋愛対象でない)故に、彼氏が「自分の嫌ってる人間と交友持ってほしくないと思っている」という心情を具体的に想像(置き換え?)できてないように思います。
「友達と何も起こるわけないのに何が心配なのかがよくわからない…」みたいな。
(付き合ってる彼氏・彼女の浮気を心配するのは大概自分自身が浮気する可能性を秘めており相手を信頼してない場合が多いの法則?)
彼氏の嫌いな人間と交流を持つのは気遣い足らないなとは思いますが、気を許せる数少ない友人を彼氏のために関係断ち切るのも結構厳しい要求だなとも思います。
(だからわざわざ亮に喧嘩ふっかける淳の気持ちも「嫌いなら会わなければいいのに」という具合で理解できない)
>そして亮さんも雪が危ないと思ったんなら、淳側に何かしらアプローチすれば良いものを、どうして「雪を見守る」方向へ‥?
これも、結果的に亮は現状起こっている問題が理解できておらず、あさっての方向でトンチキ気遣いになっちゃってますが、静香の件で淳におせっかい助言をすれど「お前が出てけ」と相手にされず、静香に至っては亮とも関係が深い人間と知れば余計雪に絡んで暴れそう…
忍のように会話を聞いていたことを二人は知らない上、「昔の自分の状況と重なる雪」について淳にアプローチ(?)しても「お前に関係ない」と言われて終わりだろうし、実際関係ないっちゃないので、「淳の仕打ち」(←なんか企んでると勘違い)からは自分が動いて守る「静香の暴走」は監視してると釘をさしておく方向でしか動けないのかなとも思います。
最善の方法でなく雪も「?」の状況なものの、不器用&おせっかいが過ぎる亮さんが好きだ。(←ただの告白。俺物語。)
なんつーか静香の淳に対するあのラフさというか一種の馴れ合いって体の関係ある故かなーと毎度思うんですよ
そうだからこそ清水香織への暴力的対応にまで繋がったと
師匠の、興奮がいいですわ
しかし燃え残りの楽譜は悪意ってなる程です
そういう点が淳から疎まれるんでしょうね
確かに空気感というか、ほんとラフな感じがしますよねー!
ただ、前回のCitTさんの補足で静香が自分のことを彼女じゃなく「親友(気のおける友達?)」といっている?ニュアンス的に?という訳に弱冠心救われました。笑
静香は勘はいいけど、頭はあんまりだと思うし。淳にしたら、親の仕事を継がない選択肢はないだろうから、遊びにしても釣り合いとれなすぎで問題外って思うのでは?
それに、彼の心の中を知ろうと思ってないよね?あんなに近くにいたのに。静香も彼の外側に惹かれているだけにみえます。
お互いに傷だらけで、ブラックが被るだけに、相手の本質を知ろうとすら思えなかったのかも知れませんね。
体が重なっていても、心を求め合えない関係では何も生まれないんじゃ?
ビジュアルは悪くないけど、不毛。
「淳と静香はイタしてるか否か」論争ですね。色々考えるとイタしてないんでしょうが、希望としてはイタしてて欲しかったな‥(立ち上る妄想)
しかしかにさんの「トンチキ気遣い」ww
言葉選びが秀逸で震えるのな。
メグミルクさん、復習ありがとうございます!
静香は淳の闇を感じ取って「この人を理解出来るのは私しかいない」と思ってそうですが、いかんせん静香には誰かを救える程の強さも余裕もないのが現状ですよね‥。
淳の闇は深いし、むしろ静香と亮の存在が闇を深くしてしまったようなものだし、淳にとって静香が「ナシ」なのはしょうがないとは思いますね‥
身体が重なっても心を求め合えない関係‥うおお!退廃的でやはり妄想が立ち上ります!(結局そこ)
私、かにさんの「トンチキ気遣い」を「トンチキ気違い」と読み間違えていたのに今回気が付きました。当にトンチキ。はは、すみませんです。かにさんのコメは「亮大好きだ」が、ぐっときました。思わず「ワシも!」と拳を握りましたよ。
めくるめく18禁❗退廃の美学❗❗は、私にはちと刺激が強くて、クラクラ致しますが(セルジュとジルなら好物なんだけど←ごめんね、古典で)静香君の気持ちに迫れてなかったな〜と反省。
静香は淳の心の機敏を理解するかはともかく、彼の暗黒面を「1歩も引かずに見ててあげる。そして肯定してあげる」的な気持ちなのかな。生育歴などの因果関係なんかはすっとばして、もっと感覚で彼を捉えてるんですかね。
でも、淳はもっと理屈でも理解されたいんじゃないかな。
静香君の需要は別なトコにあるんだね。これから仕切り直して頑張ってね!
ところで。私は会社の昼休みも(会社のパソコンで)チートラの復習に励んでいるのですが、ここ数日、こちらのブログが表示され難いんです。あちこち迂回すればたどり着けるのですが。もしや、誰ぞワシの昼休みのお楽しみを妨害?びくびくしながらも、明日もチートラ深読み学に励みますよ。yukkanen様の膨大な労力に感謝しつつ。
長くてすみません。でも、きっと、また。
メグミルクさん上手い〜!
溜まりに溜まったコメントにようやく返信することが出来て、ほっと一息ついたところです。もっと早くお返し出来たら良かったんですが‥
静香の話の続きですが、静香は淳の暗黒面を知っても引かずに、むしろ「私って特別」と優越感を感じていましたよね。
それって、静香は淳に出会うまで「自分が特別」と感じることが極端に少ない人生だったんじゃないかなと。
だから「淳の暗黒面を認められる私=特別」ということで、そこに執着しちゃったのかなぁと思いました。
淳サイドから見ても、静香と居る時は自分を飾らなくて良いので楽ちんな時間だったんじゃないでしょうかね。
けど淳は静香を理解者として選ばなかった。淳はきっと、自身の暗黒面を否定こそしなかったけれど、好きでは無かったんだろうなと思います。
無意識の中でそこから救い出してくれる存在をずっと探してたんじゃないでしょうかね。
ブログ、表示されづらいですか?!
Trapped in meと検索して頂ければパッと出てきますが‥会社のPCだと履歴残っちゃうんでしょうか
しかしお昼休みもチートラの復習とは‥!すごいです
またお待ちしています
俺物語引用が一時期流行りましたね、そういや。
メグミルクさんをはじめ、師匠ブログをコメ欄まで読み返す猛者の皆様がいらっしゃると、私も久々に読み返し頑張ろうと気持ちを奮い立たせられると同時に、自分の黒歴史と対峙する苦行に耐えられるのか問題に立ち向かわなければならないという感情が渦巻き…
とりあえず今言えることは、この頃の師匠も変わらずノリノリなのな。(なにそれ)
過去の自分を俯瞰して見れる世界観を身に着けなければいけません。
色々申し上げたいことはありますが、とりあえず私にはまだその世界観は身につかないと思われます