レストランの裏の路地で、又斗内と河村亮は慰謝料の交渉をしていた。

すっかり意気消沈した斗内は、亮の言うがままの条件を最終的に飲んだ。
警察も病院も介さぬまま要求通りの請求が出来たことに、亮は満足気に笑いながら彼と別れる。

すると携帯電話が鳴り、着信画面に”静香”の文字が踊った。
電話に出るやいなや、静香は出し抜けに言った。
「どうだった?クビになった?」

「あんたが接客業でバイトして、最長2日最短4時間以上もったことなんてないでしょ?
記録更新したわけ?最長は以ての外だけどもしや最短記録更新?!もう超気になってずっと待ってたんだから!
何しろあんたは土方が一番お似合い‥」

静香がそこまで言ったところで、亮は電話を切った。
ムカツクが、当たっているだけにうらめしい。

するともう一度携帯が鳴った。
亮は着信画面も確認せず、出るやいなや大声で捲し立てる。
「ひっつけーな!何なんだよ?!はいはいクビですよ!最短記録更新しましたよ!
けど絡まれた奴から慰謝料ぶんどってやったから心配すんなよ!羨ましいだろうが!
お前も金取られたく無かったらせいぜい放っといてくれっての!このクソ女がぁ!」

一息で言い切ると、電話の向こうに沈黙が広がった。
次の瞬間電話口から聞こえてきた声は、亮が想像だにしない人物のものだった。
「俺だ」

思わず息を飲む亮。

番号は誰から‥と言いかけて、この間静香が淳にメールしていたことを思い出して、舌打ちした。
「父さん、お前が戻って来たこと知らなかったみたいだけど、
電話一本するのが筋ってもんじゃないのか?
わざわざこうして伝えないと分からないか?」

高圧な淳のその言葉に、亮は吐き捨てるように言い返す。
「俺がそっちに世話になってたわけでもねーのに、
戻ってくる度に頭下げる必要がどこにあんだ?
首突っ込むんじゃねーよ」

亮の返答に、淳は「お前は何も変わってない」と淡々と言った。
なぜ分かるのか、と亮は不思議に思ったが、すぐに合点がいった。
先ほど、静香からの電話だと思って、アルバイトをクビになった事を口にしてしまったからだ。
亮は後悔した。

しかし先ほどの静香といい、淳といい、
亮は難癖付けられるのに辟易していた。

俺に説教するとか何のつもりだ、いつから俺のことなんて気にするようになった?と突っかかると、淳は溜息を吐いた。
「まぁ俺は構わないんだけど、父さんに援助してもらってた奴がそんな素行じゃ、
こっちも黙ってはいられないんだよ」

その言葉に、思わず失笑する亮。
「いつからそんなことまで気にするようになったんだよ?
今までこんなことたっくさんあっただろうが。今更どうした?あ?」

こっちはこっちで勝手に生きていくから黙ってろと亮は言った。
しかし淳は、亮の手に負えない範囲の問題について言及する。
「あとお前の姉貴‥しっかり面倒見てくれ。姉弟で問題ばかり起こしてないで」
「‥‥‥‥」

亮の姉、静香。
それを突かれると弱い。
彼自身が姉のことを問題に思っていながらも、何一つ手を差し伸べては来なかったからだった。
「まぁ‥静香の奴もそれなりに上手くやってるみてぇだし‥。
後は就職先が見つかれば万事解決‥みてーな?違ぇか?」

亮は問題を誤魔化すように笑いながら言ったが、淳は何も言わなかった。
ようやく彼が発した言葉は、やはり「何一つ変わっていない」という事だった。
「せっかくコネ入社させてやろうと思ったのに、
資格の一つも取ろうとしない女をうちの会社が雇うと思うか?バカにしてんのか?」

亮は先ほどよりも幾らか下手の態度で淳に接した。静香のことはお前もよく分かってるだろ、と言って。
「バカにしてるとかじゃねぇよ‥。オレは男だからどうにかなるとしても、アイツは‥。
お前も気がかりだろ?ある程度人間らしくなってもらうためにも‥」

亮の言葉を遮るように、淳は強い口調で言った。
「それはお前の仕事だろ」
淳はお前ら姉弟に関しては、父親の立場上付き合ってやってるだけだと言った。
ボランティアにも程があると。底なしの瓶に水を注ぐような真似をいつまでも続けると思うのか、と。

亮はそれに対して、自分たちへの投資なんてたかが知れてる、
あれっぽっちの金が青田家の財政を逼迫する要因になんてなりようがないだろうと反発した。

淳は亮の意見に、今話しているのは金の問題じゃないと言った。
問題は労力の方なんだと。
今までは同情して気にかけてやっていたが、これ以上は労力の無駄なんだと。
「んだと?!同情?!」

その言葉に、亮は思わず声を荒げた。
しかし淳はその感情を揺るがすことなく、そして通告するようにゆっくり口を開いた。
「よく聞け」
「俺が卒業して会社の定位置に着いたら、お前らと関わる全ての後押しを切る」

「いくらお前らが河村教授の孫だとしても、父さんがお前らを可愛がっているとしてもだ。
俺も今までは敢えて口出ししなかったが、黙って見ているのも今だけだ」

淳は、もう時間もそう無いと言った。そしてそれまでに、姉弟揃ってどうにか生きる術を見つけろと。
亮は苛立った。上から目線の御曹司にも、そしてどうして自分が今こんな暮らしをしているかということにも。
「同情だって?!お前がしたことを考えてみやがれ!
オレが!どうして!こうなったのか!オレは後ろめたいことなんて何一つありゃしねぇ!」

絶叫にも似た亮の叫びの前に、
淳は「俺だって後ろめたいことなんて無い、俺が何をしたって言うんだ」と冷静に言った。
疲れたように首を回す。
「こんないい年になるまでお前の姉貴を助けてやったんだ。これ以上何を求めることがある?
本当に結婚でもしてやろうか?お前の姉貴の口癖だろうが」

亮はそう言われて返す言葉が無かった。いつも浮ついたことを言う姉が恥ずかしかった。
淳は、欲を抱くならもっと現実的なものにしろと言った。結婚なんて絶対に有り得ないことを夢見てないで。
「身の程知らずは痛い目見るぞ」

亮は怒りのあまり、きつく握り締めた拳が震えるのを感じた。
「‥お前こそ、何も変わってねぇのな‥」

その言葉に、淳は意外にも肯定的に言った。
「そうだな。考えてみれば、どうして人間は人は当たり前のように変われるとばかり思っているんだろうな。
お前もそうだし、俺もそうだ」

とにかく現実を見て暮らせと、そう言ったきり淳は電話を切った。
亮は一方的に通告され、説教され、そして侮辱までされた通話内容に、思わず携帯を振り上げた。

が、思い直してキャップを取ると、

それを地面めがけて投げつけた。(彼は思いの外冷静だった)
淳の顔を思い浮かべながら、ゲシゲシと踏む。
「あの野郎!上から目線で来やがって!お前の金か?!テメーの親父の金だろが!!」

亮は迸る怒りが止まらなかった。ギリッと歯を食いしばると、一層の力を込めた。

「あの悪魔め!!」
悪魔は一人、夜の街に佇んでいた。

その横顔は、珍しく苛つきに歪んでいる。

携帯を操作すると、発信ボタンを押した。
画面には、”赤山雪”の文字が点滅する。

今夜電話を掛けるのはもう四度目だが、依然として彼女からの応答は無い。

彼は終了ボタンを押すと、言いようのない苛つきを抱えたまま、一人佇んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<不機嫌な御曹司>でした。
淳と亮との関係って一体何なんでしょうね。
淳父が淳の心からの友達になってくれるよう連れて来た亮と静香なのに、淳はいつまでも父親側、つまり
施す側に立っている。元々の根本というか、立ち位置が間違ってるので友達にはなれっこないんですよね。
助け合いではなく、施しや施されがある友情関係なんて成り立たないのに、それに淳父は気が付かないんですよね、
自分も淳と同じような環境で育ってきたから。
そこをなんとかしないと関係は改善しないでしょうが、時既に遅しな感じも‥。
もどかしいです。
次回は<誤解>です。
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すっかり意気消沈した斗内は、亮の言うがままの条件を最終的に飲んだ。
警察も病院も介さぬまま要求通りの請求が出来たことに、亮は満足気に笑いながら彼と別れる。

すると携帯電話が鳴り、着信画面に”静香”の文字が踊った。
電話に出るやいなや、静香は出し抜けに言った。
「どうだった?クビになった?」

「あんたが接客業でバイトして、最長2日最短4時間以上もったことなんてないでしょ?
記録更新したわけ?最長は以ての外だけどもしや最短記録更新?!もう超気になってずっと待ってたんだから!
何しろあんたは土方が一番お似合い‥」

静香がそこまで言ったところで、亮は電話を切った。
ムカツクが、当たっているだけにうらめしい。

するともう一度携帯が鳴った。
亮は着信画面も確認せず、出るやいなや大声で捲し立てる。
「ひっつけーな!何なんだよ?!はいはいクビですよ!最短記録更新しましたよ!
けど絡まれた奴から慰謝料ぶんどってやったから心配すんなよ!羨ましいだろうが!
お前も金取られたく無かったらせいぜい放っといてくれっての!このクソ女がぁ!」

一息で言い切ると、電話の向こうに沈黙が広がった。
次の瞬間電話口から聞こえてきた声は、亮が想像だにしない人物のものだった。
「俺だ」

思わず息を飲む亮。

番号は誰から‥と言いかけて、この間静香が淳にメールしていたことを思い出して、舌打ちした。
「父さん、お前が戻って来たこと知らなかったみたいだけど、
電話一本するのが筋ってもんじゃないのか?
わざわざこうして伝えないと分からないか?」

高圧な淳のその言葉に、亮は吐き捨てるように言い返す。
「俺がそっちに世話になってたわけでもねーのに、
戻ってくる度に頭下げる必要がどこにあんだ?
首突っ込むんじゃねーよ」

亮の返答に、淳は「お前は何も変わってない」と淡々と言った。
なぜ分かるのか、と亮は不思議に思ったが、すぐに合点がいった。
先ほど、静香からの電話だと思って、アルバイトをクビになった事を口にしてしまったからだ。
亮は後悔した。

しかし先ほどの静香といい、淳といい、
亮は難癖付けられるのに辟易していた。

俺に説教するとか何のつもりだ、いつから俺のことなんて気にするようになった?と突っかかると、淳は溜息を吐いた。
「まぁ俺は構わないんだけど、父さんに援助してもらってた奴がそんな素行じゃ、
こっちも黙ってはいられないんだよ」

その言葉に、思わず失笑する亮。
「いつからそんなことまで気にするようになったんだよ?
今までこんなことたっくさんあっただろうが。今更どうした?あ?」

こっちはこっちで勝手に生きていくから黙ってろと亮は言った。
しかし淳は、亮の手に負えない範囲の問題について言及する。
「あとお前の姉貴‥しっかり面倒見てくれ。姉弟で問題ばかり起こしてないで」
「‥‥‥‥」

亮の姉、静香。
それを突かれると弱い。
彼自身が姉のことを問題に思っていながらも、何一つ手を差し伸べては来なかったからだった。
「まぁ‥静香の奴もそれなりに上手くやってるみてぇだし‥。
後は就職先が見つかれば万事解決‥みてーな?違ぇか?」

亮は問題を誤魔化すように笑いながら言ったが、淳は何も言わなかった。
ようやく彼が発した言葉は、やはり「何一つ変わっていない」という事だった。
「せっかくコネ入社させてやろうと思ったのに、
資格の一つも取ろうとしない女をうちの会社が雇うと思うか?バカにしてんのか?」

亮は先ほどよりも幾らか下手の態度で淳に接した。静香のことはお前もよく分かってるだろ、と言って。
「バカにしてるとかじゃねぇよ‥。オレは男だからどうにかなるとしても、アイツは‥。
お前も気がかりだろ?ある程度人間らしくなってもらうためにも‥」

亮の言葉を遮るように、淳は強い口調で言った。
「それはお前の仕事だろ」
淳はお前ら姉弟に関しては、父親の立場上付き合ってやってるだけだと言った。
ボランティアにも程があると。底なしの瓶に水を注ぐような真似をいつまでも続けると思うのか、と。

亮はそれに対して、自分たちへの投資なんてたかが知れてる、
あれっぽっちの金が青田家の財政を逼迫する要因になんてなりようがないだろうと反発した。

淳は亮の意見に、今話しているのは金の問題じゃないと言った。
問題は労力の方なんだと。
今までは同情して気にかけてやっていたが、これ以上は労力の無駄なんだと。
「んだと?!同情?!」

その言葉に、亮は思わず声を荒げた。
しかし淳はその感情を揺るがすことなく、そして通告するようにゆっくり口を開いた。
「よく聞け」
「俺が卒業して会社の定位置に着いたら、お前らと関わる全ての後押しを切る」

「いくらお前らが河村教授の孫だとしても、父さんがお前らを可愛がっているとしてもだ。
俺も今までは敢えて口出ししなかったが、黙って見ているのも今だけだ」

淳は、もう時間もそう無いと言った。そしてそれまでに、姉弟揃ってどうにか生きる術を見つけろと。
亮は苛立った。上から目線の御曹司にも、そしてどうして自分が今こんな暮らしをしているかということにも。
「同情だって?!お前がしたことを考えてみやがれ!
オレが!どうして!こうなったのか!オレは後ろめたいことなんて何一つありゃしねぇ!」

絶叫にも似た亮の叫びの前に、
淳は「俺だって後ろめたいことなんて無い、俺が何をしたって言うんだ」と冷静に言った。
疲れたように首を回す。
「こんないい年になるまでお前の姉貴を助けてやったんだ。これ以上何を求めることがある?
本当に結婚でもしてやろうか?お前の姉貴の口癖だろうが」

亮はそう言われて返す言葉が無かった。いつも浮ついたことを言う姉が恥ずかしかった。
淳は、欲を抱くならもっと現実的なものにしろと言った。結婚なんて絶対に有り得ないことを夢見てないで。
「身の程知らずは痛い目見るぞ」

亮は怒りのあまり、きつく握り締めた拳が震えるのを感じた。
「‥お前こそ、何も変わってねぇのな‥」

その言葉に、淳は意外にも肯定的に言った。
「そうだな。考えてみれば、どうして人間は人は当たり前のように変われるとばかり思っているんだろうな。
お前もそうだし、俺もそうだ」

とにかく現実を見て暮らせと、そう言ったきり淳は電話を切った。
亮は一方的に通告され、説教され、そして侮辱までされた通話内容に、思わず携帯を振り上げた。

が、思い直してキャップを取ると、

それを地面めがけて投げつけた。(彼は思いの外冷静だった)
淳の顔を思い浮かべながら、ゲシゲシと踏む。
「あの野郎!上から目線で来やがって!お前の金か?!テメーの親父の金だろが!!」

亮は迸る怒りが止まらなかった。ギリッと歯を食いしばると、一層の力を込めた。

「あの悪魔め!!」
悪魔は一人、夜の街に佇んでいた。

その横顔は、珍しく苛つきに歪んでいる。

携帯を操作すると、発信ボタンを押した。
画面には、”赤山雪”の文字が点滅する。

今夜電話を掛けるのはもう四度目だが、依然として彼女からの応答は無い。

彼は終了ボタンを押すと、言いようのない苛つきを抱えたまま、一人佇んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<不機嫌な御曹司>でした。
淳と亮との関係って一体何なんでしょうね。
淳父が淳の心からの友達になってくれるよう連れて来た亮と静香なのに、淳はいつまでも父親側、つまり
施す側に立っている。元々の根本というか、立ち位置が間違ってるので友達にはなれっこないんですよね。
助け合いではなく、施しや施されがある友情関係なんて成り立たないのに、それに淳父は気が付かないんですよね、
自分も淳と同じような環境で育ってきたから。
そこをなんとかしないと関係は改善しないでしょうが、時既に遅しな感じも‥。
もどかしいです。
次回は<誤解>です。
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又斗内はそんなことを言っていたのですか!
知りませんでした~。
これきり出てこないのが何だか惜しい気もします、又斗内。静香に惚れて彼女をさらっていったりとか‥しないか(笑)
亮への電話は完全八つ当たりですよね 笑
亮もいきなり不機嫌淳に当たられてかわいそう^^;
きっと「くそが怖いから避けるか、
汚いから避けるんだ」ですね。
嫌な人を避けるのは怖いからじゃなくて、汚いからという意味です。
亮から逃げながらプライドを守るため自分に聞かせた言葉ですね。
そして亮に全然連絡してなかった先輩の電話。
これ、よく考えてみると腹いせですねw
雪ちゃんに振られて。
淳は亮への態度に比べて幾らか静香に対しては寛容な感じもするし、不機嫌MAXだったからのこの態度だったのかもですね!
勉強になりました~(^^)
河村さんもこの回以外にも怖いことをいってますが、感情が顔に出るタイプだから、「あらら~。言い過ぎちゃったね」lっつてさらりと読み流せるけど、先輩は真顔ですらすら皮肉を言うから怖く思えるのかな?
でも、本当は怒り過ぎてるのかも?
先輩って怒れば怒るほど静かな真顔ですよね。。
先輩、キャラで損してるかも
ほんと、私って先輩擁護派ですね
ところで、私もりんごちゃんの「結婚」にドキッとした気持ちわかります
自分と結婚しようと思うこと自体が身の程知らずなんて‥。
御曹司どんだけ!!と‥。
しかも高校時代に静香が自分のことを好いていたことを知ってるのにですよ!ひ、ひどすぎる‥。
まぁ結局はイケメン無罪なんですけど、孤高の王子ですね~彼は‥。。
イヤミにしても、心にもないコトを言うなよーって。そういうイヤミはセンスないと思いますっ!キリッ
さらに関係ない方向の話ですが…
先輩の口から“結婚”という言葉がでて、ドキッとした私…。痛すぎる。
青田親子が雪ちゃんによって改心するってのは、薄っぺらな私の安易な思惑でしょうか。
早く面白い展開になって欲しい所です…。
本当淳父はやることなすこと裏目ですよね~
また河村姉弟のことを何かと淳に相談するのも良くないですよね~。全然分かってないというか。
きっと淳父も淳のように頭が良くて人への共感がしづらい性質なんでしょうね。だからこそ静香に絵を諦めろと簡単に言えるのかも。
一度雪と淳父会ってもらいたいですよね。
最新話でも横山、健太、香織に続いて淳が出て来てなにげにショックでしたよ私は!(いきなり憤慨)
雪は淳の生い立ちを知らなすぎるんだよな~
淳父に会ったらなんで淳があんな人間になってしまったかが、雪なら分かると思うんだけどな~~
なんて話は全然関係ない方向へ‥。
(^^;)
自分がやたら目をかけてあげることが逆効果ってコトも分かっちゃいない。親子だからって同一の人間ではないし、善意だって遺伝じゃない。親が他人に向ける善意がむしろ子供には複雑な思いを与えるコトもある。
父さん、良かれと思ったコトがいちいち裏目に出ますね。そんなんだと会社倒産するぞ。←シャレてみた
だいたいそこまで首突っ込んどいて、才能ある亮には出資するけど、静香にはもう絵は諦めろなんて、変なトコで不平等だし。
いい人みたいだけど、なんか父さんが元凶にすら思えてくる。
河村さんの弱みは姉ですねぇ。。
まいったなー。なんか彼女どーにもならなそーだし。笑