ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

原ノ町にレッスンに行って来た

2010年11月22日 00時22分52秒 | 音楽&トランペット&レッスン
この春から月に1回弱のペースで行ってる原ノ町のウインドオーケストラ。

今日ではて?何回目かなぁ?!5回くらいかねぇ?まあそんなくらいなんだけど、最初は、あんまり元気がないっていうことで引き継いだんだけど、今日行ってみてあらためて…明るく楽しそうになったな~…って本当に思う。

自分の意見もスパッと言うようになったし、アーティキュレーションを覚えさせようと私が歌ってると、みんなも乗って来る!
できないところをひるんで吹かないってことがなくなって、ちょっと悔しそうにちょっとのスキを見つけてはチャレンジしてる。

しつこく言い続けてるのは、出だしと息のスピード。あとは音程(息の使い方)とリズムをちゃんとすること。
あとは一緒に何回も吹いてできるまでやるよー。

受け答えもハキハキしてきてるし!

なんて変わったんでしょう!

というか、きっともともとはこういう子たちだったんだけど、発揮できなかったんだろうね。
だから、本当の姿が出せるようになってきたってことは、本当に嬉しいよ!

こんな風に、これからも音楽もトランペットも楽しんで、楽しいから頑張れる!って感じで続けていってくれたら、最高!
それをこれからも見守っていきたいや!



で、自分のことだけど、やっぱり指導して一緒に吹いてると、あちこち音の間違いがないかとか周りの音を気にしながら吹くので、音楽的な集中がちょいと低いから、息で絵を描くかのように歌を歌ってるっていうよりもやっぱりとりあえず出してしまうので、段々音が硬くなってくる。息のスピードが完全には音と合っていない状態でも、無理矢理吹いてるのが原因だ。

でも、我ながら進化したと思う所は、今までなら、なんでそうなってしまうのかが分からなかったけど、ついに原因が客観的に分かるようになったってところね。

次の段階としては、いかなる状況でも「息」で出したい音を描くことができるようにすること。
「とりあえず」なんとかしよう、と口を閉めすぎると、舌の位置がおかしくなる。首にも力が入る。これが良くない。まずは口を自分で開けない(ちょっと変な表現だわね…そのうちゆっくり説明する日も来るであろう!なんちゃって!)、息で音が立ちあがるくらいの唇のセッティングでいられることと、出したい音に合ったスピードの息をいつでも準備できること。大概は息のスピードが足りない。舌の位置や口に力が入って、スピードが落ちる。落ちた状態でも音程は他の部分に力を入れれば何とか作れるので、そっちモードにしてしまうと、よほど注意して状態を戻す時間を数分でもいいから持たないと!
息のスピードが出したい音とイコールであれば、力むことなく音楽に集中し続けることができる。なので、スタートから身体と心がずれない大事だね!

ちなみに息の「スピード」と息の「量」は似てるけど全然違うからね!

よく、スピード上げて!というと量を増やそうとしてしまう。

「アツアツご飯を冷ます時の息の出し方」…これこそスピードが出る感覚がつかめる。息をたくさん吐こうとして、身体がペシャンコにひしゃげたりするのを見るけど、あれは違うからね!


というわけで、電車もたっぷり9時間くらい乗れたし、子供たちは明るく&音も超良くなってきたし、自分のやるべきことも再確認できたし!

楽しい1日だったわーい!
コメント
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