

串カツ用の串と油性の黒インクで和紙にこんな絵を書いてみました。いろいろ試していますが、こんな手法もおもしろいですね。
春も闌(たけなわ)となり、桜の花も咲いたのに、思いがけない冷え込みが来ることがあります。そのころの寒さを「花冷え」といいます。もう冬物に用はないと思えるほどの陽気の後に、雪でも舞いそうな寒い日があったり、と・・・・。
日中の温かさに油断していると、夜になって震え上がるほどに冷え込んだり、そんな不安定な寒暖の季候がその背景にあるのですが、それにしても「花冷え」とは何とも美しい言葉ですね。
昨日の花見散歩は、正に「花冷え」を思わせるような寒さでした。これで、しばらくは桜の花持ちもいいでしょうね。
「少し寒いね」そう言って きみはピンクの
ショールを巻いた 花冷えの空は 水浅葱(みずあさぎ)
きみが桜にみえる午後 道行 めぐ(詩)