一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

朝日眩しく、これが本当の午前様か    9/4-②

2010年09月05日 15時08分15秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 葛城市より朝日) 2010/9/4 am6:15撮影

 

■2010/9/4(土)  晴

吉野口駅午前5時29分発の近鉄一番電車に乗り込むと

一車両に2人、4両全て合わせても10人も乗っていなかった。

夜明け前の壺阪山~岡寺~飛鳥沿線、 蝉の鳴き声を

遮りながら、遠くに臨む金剛山が、墨絵のように思えた。

この時間のこんな景観を見られるのも乗り越しをしたおかげ

ということにしておこう。

 

午前5時50分過ぎ、橿原神宮駅を過ぎたあたりから朝日

車輛に差し込んできた。

午前6時丁度、尺土にて御所線へ乗り換えした時には、

車体の色は朝日を浴びて金色に輝いていた。

 

午前6時15分 平日ならあと15分すれば通る地点で、振り返り

写真を撮った。 

まもなく家に着くわけだが、薄雲の間から山麓に射してきた

朝日を目にし、 これが本当の午前様だと思った。

 

家に帰りつくや風呂に入って、軽くビールを飲んで

ひと寝入りしたのは言うまでもない。  ふ~

(寅)


夜明けの停車場に~♪ と口ずさんで 吉野口駅   9/4-①

2010年09月05日 13時15分35秒 | これが男の「鉄の道」

( JR/近鉄吉野口駅ホーム ) 2010/9/4

 

■2010/9/4(土)  am5:15   夜明け前

(つづき)

日付が変わり、午前4:20に駅舎の中の照明が再び点灯した。

暫らくして 全ての切符の自動販売機に電源が入り、

駅員さんが出てきて清算機の調整が始まった。

まるでゲームセンターの中みたいに硬貨がガチャガチャと

はじき出される音がしばらく続く。

やがて地元に新聞を配っているおばちゃんが、駅員さんに

「おはよう」と声をかけ、駅舎の長椅子で、今朝配達する分を

仕分けし始めた。

外は、だんだんと白んでいき、左三日月の黒い空は、やがて

紺、そして薄いグレーへと色を変えていった。

午前5:15 薄いグレーのホーム、雨は降っていないけど

♪夜明けの停車場に~  と鼻歌を歌っていた。

5時28分にこのホームに入って来る一番電車は、記憶が正しければ、

5時5分六田始発阿部野橋行の電車のはずだ。

昨年末、六田で始発前の準備を白い息吐きながら

眺めていたことを思い出した。 これが、冬でなくて良かった。

そんな感慨で待つ、夜明け前の吉野口駅ホームだった。

(寅)


しまった! とびすぎたフライデー再び  at吉野口駅   9/3-④

2010年09月05日 10時15分13秒 | これが男の「鉄の道」

( 夜11時45分のJR/近鉄吉野口駅 ) 2010/9/3

 

■2010/9/3(金) ~24:00

(つづき)

飛び乗ったまでは良かったが、降りるJR大和新庄駅

PITAPAが使えないことに気づき、急いで改札まで引換し

PITAPAの取り消しと切符を買いなおして、再び電車に

飛び乗った。 ドアが閉まり、すぐに発車した。

 

空いた席に座ってうつらうつら 「しづみ~ しづみ~」

アナウンスまでは聞こえていたが、もしや!? 目を覚ますとそこは、

「えっ!  吉野口~」だった。

昨年の12月末に続き、再びやってしまった、乗り越しだ。

羽を広げすぎて翔び過ぎてしまったフライデー、夜光虫のごとし。

 

時刻は23時40分を廻ったところ、吉野口はJRと近鉄を兼ねた駅で、

せめて橿原神宮まで引き返す電車があればと期待したが、

反対方向に引き返す電車は既に終わっていた。

今夜は、頼んで駅舎の隅に居させてもらい、始発まで野宿ならぬ

駅宿することにした。

0時20分になるとすべての照明は消され、虫の音だけが

うるさいほど響き渡っていた、駅舎の中。

寒くないし、もう少し涼しければもっといいのに・・・と思いながら

うつらうつら 吉野口のとばりに包まれた。

つつ゜く・・・

(寅)


酔い心地の金曜日。飛び込みは失敗へのプロローグ   9/3-③

2010年09月05日 08時55分33秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( サポーターーズバー「びいとる」 JR王寺駅前) 2010/9/3

 

■2010/9/3(金) ~23:00

(つづき)

時計を見ると21時20分、立ち呑み「なか井や」のテーブルに

貼られたポストイットに書きこまれた「正」の字は22本だった。 

ALL300円だから3人で楽しんで、わずか6600円という安さだった。

 

JR王寺駅 SEIYUのエスカレーター口で、Yさんと別れて、

I 君と寄ったのが、王寺のスポーツバーピルか!?

「サポーターズバー びいとる」

名前からきっとサッカーサポーター用の観戦バーなんだろう。

ここにもうちの大画面液晶TVが使われていた。

タイガースのクライマックスは、やるのかな・・・ と

I君が次々に注文を開始してテーブルの上は、チキン系

食べ物だらけになった。 それにしても よく食べるよな~

私は、「あらごしみかんとチューリップ」だけでお腹一杯だ。

 

「おっ 最終に乗り遅れる~」店を出て、ほぼ目の前が駅の改札。

I君と分かれて23時5分  駅に着いた五条行き最終に飛び乗った。

これで、今夜は、このまま良い気分で幕を閉じると思われたが・・・

(つづく)

(寅)