一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

これぞ「博多ラーメン」ったい。     9/25

2010年09月29日 22時45分55秒 | 『麺』食い人間なんだよな
 (博多ラーメン 「博多駅5・6番ホーム」) 2010/9/25撮影

 

■2010/9/25(日) 晴

博多駅で、復活のブルトレ「あさかぜ」を出迎え、見送った後、

まさにこの5・6番ホームにある立ち食い「博多ラーメン」に

寄った。 昼食を食べたのに無性に食べたくなった。

時間からいえば お八つ時ラーメンである。

 

以前と位置が変わっているが、博多駅でラーメンのおすすめスポット

のひとつだ。 1・2番ホームにもあるが、こちらの方が、美味しい。 

時間がない時や探すのが面倒な場合、ここで充分に事足りる。

 

目の前に 「ごま ・ 紅ショウガ ・ からし高菜」の入ったケースが

置かれていて自由にトッピングできる。

私のトッピングは、「30年前の博多ラーメンの姿」そのものの

出来栄え。 (写真)  価格は、500円也。

この30年の間、何度かの豚骨ラーメンブームが押し寄せて

華美になりすぎた感もあるが、「これぞ博多ラーメン!」と

自画自賛の5・6番ホームだった。

(寅)


秋風に「あさかぜ」 1日だけの復活運行   博多駅  9/25

2010年09月29日 05時51分51秒 | これが男の「鉄の道」

( ブルトレ『あさかぜ』復活運行 博多駅)  2010/9/25 15:30撮影

 

■2010/9/25(土)  晴 

かつて東京~下関を走っていた伝説のブルートレイン『あさかぜ』

確か運行を開始したのは、1956年。 当時は、「走るホテル」と言われた。

9/25  ED76の三連機関車という極めて珍しい連結で、ただ1日限り

門司港~博多間を復活運行した。

北九州~博多の沿線には、三脚や一眼レフを抱えた数多くの「鉄」が

集結していた。

 

博多駅の5番・6番ホームにも続々と「鉄」が集まって、まるで

磁石に吸い寄せられる砂鉄を想像したら正しいかと思う。

その砂鉄のひとつが、私なのでもあるが。

 

天に広がるいわし雲から優しい日差しがふりそそいでいて、関西より

九州の方が、秋の訪れが早いと感じていた15:30 その 「あさかぜ」は、

吉塚の方向からゆっくりとホームに入ってきた。

 

まわりでは連射シャッターを切る音、数々のフラッシュ、電子音と光りの

お出迎えは、まるでスーパースターの来福のようだった。

三連機関車のブルートレインは、極めて稀、果たして次に生で

見れるのは、いつだろう。 

 

『あさかぜ』が昼、秋風に乗ってやってきた。

「秋風便乗朝風なり。」とメモ帳に書き留めた。

博多駅ホームで感じた風の過ぎ行くひとときに、懐かしく幸せな

気分を感じたのだった。

(寅)