一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

東北新幹線 「新青森駅」まで開通した日  12/4

2010年12月04日 22時03分56秒 | これが男の「鉄の道」

(東北新幹線「はやて」 新青森駅-東京駅開通) 2010/12/4 記事写真より

 

■2010/12/4(土)

東北新幹線が、新青森駅まで開通した。

あれから7年は経つだろうか、東北新幹線「はやて」が盛岡から八戸まで開通してまもなく

東北まで「リアス線銀河鉄道」と「はやて」に乗りに行ったことを思い出した。

雪の降る八戸の地を踏んだ夜、初めてそのメニューを聞いて食べた

真冬の「せんべい汁」の味を今も忘れていない。

 

八戸から青森までは、野辺地(のへぢ)で乗り替えしたが、その野辺地駅前は、

胸元までの高さ雪が積もっていて、結局駅舎の待合室で

だるまストーブにあたりながら50分ほど待って

青森行き電車に乗り込んだ。

 

あの時、同じ青森県なのに八戸-青森は、かなり離れていて時間がかかるという

印象を持ったことも確かだ。

 

いよいよ 東京-新青森が本日開通。

かつて26時間かかっていたのが、3時間10分程にまで短縮されたとは

隔世の感がある。

 

青森市は、今「にぼしラーメン」で町おこし をやっているとのこと。

以前青森に行った時は、そんなメニュー耳に入ってこなかった。

あの時青森で食べたのは、「ほたてラーメン」だった。

今度は、新幹線で青森まで行って食べてみたい。

 

昨日の関西の暴風が、みちのく東北にまで行って

早速大暴れしているようだが、まずは、

「祝 開通!おめでとう。」と言いたい。

(寅)


「博西神社」 快晴の下、掃除したのは風と運気の通り道。   12/4 

2010年12月04日 14時07分00秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 博西神社 葛城市寺口・大屋地区 ) 2010/12/4 am10:00撮影

 

■2010/12/4(土)  快晴

来年3月末まで地域の係をやっている関係で、様々な催事はもちろん、

3ケ月に一度の地域の清掃作業にも参加しているが、

今日は、12/8にお宮の催事が予定されている

地元の氏神 『博西(はかにし)神社』

催事前清掃に爽快な汗をかいた。

 

とても地味な場所にあって 鎮守の森の片隅にある小さな無人神社

えっ、ここの本殿、『国指定の重要文化財』!! なんだと驚いた。

実は、奈良県には、建造物の重要文化財が261あり、

そのうちの64が、東大寺とか薬師寺・法隆寺と

いった国宝で、残りの197のうちのひとつ。

 

葛城市に限っていえば、国宝の「當麻寺」の他は、 「村井家住宅」とここ「博西神社」

たった3つしかない内のひとつなのだと 遅ればせながら今日初めて知った。

葛城市に住んでいる住民でもほとんどの人が知らないのではなかろうか。

照一隅

 

神社の瓦の横の文様が、大宰府天満宮と同じ「梅花文様」なので

もしや・・・と思い、案内板を読んでみると やはりここには

菅公(カンコー・菅原道真公)が祭られていた。

 

掃除は気持ち良い天候の下、2時間かけて皆で念入りにした。

「風と運気の通り道をお作りする」つもりで掃除した。

木漏れ日も時折、射してきて 気持ち良かった。

 

正午前 お隣で管理されている 神社横のおうちに掃除完了の挨拶の際、

「まさか あの菅原道真公を祭っているなんて知りませんでした。」

私が言うと それを聞いたいた後ろの奥さん連中が

「え~ 知らなかった。」

「子供の頭が良くなるようにお参りして帰らなきゃ」

一斉にお参りに並び始めた。

 

私たちがキレイに掃除した「風と運気の通り道」に

天空にいらっしゃる菅公もきっと

歓んでくれているかも・・・

いまだ真っ青な抜けるような空を見てそう思った。

(寅)