( 杜の蔵限定純米「一の矢」 大正『温々』)
■2016/1/3(日) 晴
梅田・阪神百貨店を出て行先は、昨年同様『温々』(NukuNuku)へ
今年は元旦それも昼の1時から店を開けてるらしいから
1年の日本酒始めするにはうってつけだ。
(開いてない?と思いきや日差しが強いためカーテンをしていたとのこと)
単一の酒屋に依存せず自分の気に入った酒を時に蔵まで仕入れたりして
提供してくれるから思わず意外な酒が出てきたりする
コアな日本酒好きが集まってくる店。
「わざわざ大正にまで足を運んで来てくれるんだから
難波の店なんかと同じようなお酒を置いても仕方ない」
が女将さんの口癖で、このヒトもなかなかの日本酒LOVERだ。
扉を開くとどうやら私がこの日の一番客
女将さんに「明けましておめでとうございます。「李白」うすにごり
これお年賀です。」と手渡す。 昨年もそうだった。
この店は、以前から料理に「李白」本味醂を使っているから
「李白」の酒をとても喜んでくれる。
この酒は、毎月開催されている持ち寄りの会に提供されることだろう。
「何にします?」と聞かれ壁に目をやればすぐに決まった。
「おっと! 今年最初の外呑みにぴったりな福酒がありますね
『一の矢』を頂きます。」
私が福酒と呼んでいるのは、福岡の酒のこと
今日は決めていたとはいえ、この酒が私を呼んだのかもしれないと思った。
女将さんのおすすめは、島根の「玉櫻」の燗酒だったが、
さすがに今日のぬくぬくした天候に、燗酒は見送ることにした。
▼左:今年最初の外呑み酒「一の矢」 中:「車坂」 右:振る舞い酒「八重垣」のにごり
▼お正月らしい付出しとサービスの「車坂」グラス
「杜の蔵」は関西では結構知られている銘柄、以前天満で
かなり強く推すファンに出会ったことがある。
専務さんが、良く関西に来られているのだそうだ。
▼鶏天をアテに
▼菜の花の酢味噌掛けで
30分ほど一人で、女将さんに「昨年印象に残った酒は何?」
などの質問をしながら飲んでいた。
やがてご夫婦 そしてその後 カップルが入店
共通する特徴は、女性の方が男性より率先して日本酒を頼み、
酒瓶をしっかりチェックしながら写真を撮っていたということ
こんなシーンはもう珍しくなくなった。
私の方は、 「三連星」の番外品で〆
大正を出たのは、午後4時半 バスで終点難波(ミナミ)まで出ると、
まだ明るい空に さて次行きますかという気にさせられた。
で、向かったのは、またしても北の方角だった。
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(寅)