一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

13日の金曜日は私にとって「幸」多い日でした。(1)

2009年11月16日 22時55分15秒 | 『食』べる門には福来たる
( おでん定食 「幸(サチ)」) 2009.11.13


そのお店は、昔から続く市場の中にあってこじんまりと且つ小奇麗な
佇まいでしたが、店の扉を開けていきなり驚かされたのでした。

店に入ると棚に置かれた梅酒が、私の目に飛び込んできたのでした。
わが地元・葛城梅乃宿酒造の「あらごし梅酒」の一升瓶ではありませんか。

まさか関西から遠く離れたこの市場の中のお店で出くわすなんて・・・ 
もしかして「飛び梅」ならぬ梅酒が私をこの店に飛び込ませたのか!?

関西ならいざ知らず、偶然と言うにはあまりにも偶然すぎて。
お店の女の子と奥さんに
「私、このお酒の酒蔵と同じところから来たんです。」と
伝え、先日の蔵開きの写真を見せるとお二人とも驚かれていました。
「この梅酒、日本酒で作っているから飲みやすくて美味しい」との評。

さらにありがたい事にお店のコーナーには、わが社の液晶テレビまで、
置いて頂いていてお礼申し上げました。
その2点だけで、いきなり好感度上位の店となってしまいました。

奈良で今流行(ハヤ)っている「巾着きつねうどん」の話をすると
それは初耳だけど、同じような発想で、巾着にうどんを入れたおでんねたを
やろうかとしていた矢先とのこと、この話にもびっくりさせられました。
私は、即実行すべきです。とアドバイスしました。

奥さんは、「子供が今京都にいるし、近いうち 是非奈良に寄ってその
巾着うどんを食べてみたい」とおっしゃっていました。

まだオープンして3ケ月だけど、先日はスザンヌがやって来てTVで
紹介されたとも聞きました。

そして何よりも驚かされたのが、写真のおでん定食に後で
普通サイズのコーヒーまで付いて、なんと350円という価格。
言い方を変えるならコーヒー1杯分でこのおでん定食がついてくる~
みたいなものです。これには、びっくり!!

「これはいくら何でも安すぎですよ~」と私がめったに口にすることが
ないセリフが出てしまったのでした。


昔からそうだけど13日の金曜日は、私にとって「幸」多い予感の日・・・
(明日につづく)

(寅)



13日金曜日から私はブラックボックスの3日間

2009年11月12日 23時57分32秒 | プロも驚く『甘党』宣言!
(舟和の芋ようかん&山鶴ひやおろし)2009.11.12



「飲んで帰ってきました~ !!」
「えっ、ちょっと待って、今日はまだ金曜日じゃないわよ」と驚く妻
と同じく、このブログを以前から読まれている方の中にも、おかしい!と
思われた方が多数いらっしゃるかもしれません。

実は、3週間前に明日11月13日の金曜日を『多目的休暇取得日』
として申請していて承認をもらってました。だから、明日は休み。
今日の退社から自由の身となれば、今夜は金曜日の夜にも等しく、
飲まないままで帰るはずがありません。

飲む前に阿倍野・近鉄百貨店の地階に先に寄って、今日売り出し日の
「東京浅草・舟和の芋ようかん」を買い求めました。

飲んで家に帰ってきて再び、風呂上りにこれをアテに純米吟醸ひやおろしで
飲みなおすわけなんです。(写真)

さて、「多目的休暇」ですが、実は私にとっては明確な目的の無い休暇
「無目的休暇」にしようと決めていました。
明日から3日間、関西を飛び出し、風に吹かれてジョニーみたいに
気分で行き先を決めようと思っています。 
だから必ずしも遠い所に行くとも限りません。

山頭火の句に「さてどちらへ行かう風が吹く」とありますが、
明日から三日間の私は山頭火なんです。
美味しい酒と食べ物を求め、あまり知られてない街の路地裏で
深夜食堂の椅子に腰掛けているかもしれません。

明日の朝になって空を見あげてみないとどこ行きの切符を買っているのかも
今のところわかりません。
まさに13日金曜日朝から私はブラックボックスの3日間に入ります。
だからこのブログも今月は連日書き続けてきましたが、更新できませんので
あしからずご容赦ください。

ちょっとした心の充電というところです。

「3日間音信不通になるけど、捜索願いなんて出すなよ」と妻に言うと
「まさか~(お願いされても捜索願い出すなんてありえない・・・)。
また悪い病気(放浪癖)が始まったわ・・・」というものでした。

まぁ、呆れられていれば それだけ私も気が楽というものです。
明日から3日間、しっかり、山頭火してきます。
(寅)

1111は、「麺の日」「コピーライターの日」そして

2009年11月11日 23時59分11秒 | 『麺』食い人間なんだよな
( 肉うどん 「喜久屋」) 2009.11.11


案外、今日のほうが「ペンネ」というメニューが似合っていたかも
しれませんね。

今日、11月11日は、その数字のの形から「麺の日」であり、
ペンが4本並んだように見えることから「コピーライターの日」
でもあるんです。
「麺とペン」で『ペンネの日』も大ありだとは思いませんか?

無類の麺好き、そして昔コピーライター養成所講座を経験している
私にとってこの11月11日は、個人的に強く意識している日付の一つだと
言えます。

それよりもっと大きな理由は、数字の1が私の名であり、私の守護数でも
あるといったことでしょうか。
私がここ数年使い続けているファーストペンネーム「一文字」も実は
そこから来ているんです。

名前もそうですが、数字の持つパワーだって侮れない!
そう思っているだけにどうしても日付にまでこだわってしまいます。

そんな今日ですからお昼は、とりあえず麺類。 
日頃は、いつも定食を頼んでいる私の好きな店「喜久屋」で、今日こそ
カレーうどんを頼んでみようと決めていたのでしたが、注文して暫らく
「すみませ~ん。カレー粉切らしていて・・・」と返ってきました。

「そうだよな~ お昼は、定食がほとんどだから、いくらメニューに
書かれているとはいえカレーうどん頼む人は、少ないよな~」と。 
すぐに気をとりなおして「じゃ、肉うどんでお願いします。」と
注文をしなおしました。

それで出てきたのが写真の「肉うどん」なんです。
80代のおじちゃんが作る味は、定食同様、味に奥行きを感じます。
ここで、肉うどんは3回目。本当は、カレーうどん食べたかったけど。

食べ始めてしばらくして、今度は店の奥からおばちゃんの電話声が
聞こえてきました。
「キッコーマンとカレー粉の小、たのんます~」と注文していました。

うっ、早速カレー粉注文してるぞ~ 
これはまた近いうちにカレーうどん食べに行かないといけないな!

そんな「麺の日」11月11日は、実は「今年も残り50日になりました」の
サインでもあるんです。 気づきましたか?
残り50日、さ~て どのように今年をフィニッシュしますか?
(寅)





ペン先のお味はいかが? 「ペンネ」な気分。

2009年11月10日 23時25分58秒 | 『食』べる門には福来たる
(ペンネ・ツナアッラッビアータ&パンプキンチキンスープ&トースト 「カフェJOY」) 2009.11.10



奈良で仕事をすませ、雨降る中、真っ暗になった大阪に戻ってきたのが、
午後七時前のことでした。
戻ってしばらくすると 逃走を続けていた市橋容疑者が、大阪住之江の
南港ターミナルで逮捕されたニュースを耳にしました。

沖縄への逃走を図って、その前に御用となったのでした。
なんとその時の私から5kmと離れていない場所での出来事にただただ驚く
ばかり、きっと今夜から、物凄いことになりそうな予感がします。

2年7ケ月もの逃走劇。 顔を変え、名前を変え、逃げる人生っていったい
どんなもの? でしょうか。 
逃げ続ける人生って、虚しくはなかったでしょうか。

両親にもらった顔を変え、自分の本当の名前を隠し、人の名前を名乗り
逃げまわる人生ならそんな人生、私は命と引き換えでも要りません。
私なりに考えられるたった一つの例外を除いて。

その例外とは、顔や名前を変えてでも自分を待っていてくれる人のために
何としても生き延びねばならない。といった場合だけでしょうか。


実は、今日の昼、奈良に向かう前に食べた昼食が、「ペンネ」でした。
ペン先のようにカットされたパスタ。味付けは、ツナ・アッラッビアータ。
(訳したら「おこりんぼうのペン先」とでもなりましょうか)

その時にこれだけのペン先があれば都度ペンネームを変えて
書いてみるなんて発想もあるだろうな・・・と漠然と思っていたのですが、
それから6時間後の逮捕劇でしたから 私にとって今日の「ペンネ」は、
印象的な昼メニューだったわけです。 変ね!と言わないでください。

私は、イノウエとかフジイとか人様に迷惑をかける名前は使いません。
いくら「ペンネ」を食べたからといって、ここのブログでペンネームを
変えるつもりもありません。 
自分の書いたことに責任を持つ意味でも、限られた人にではありますが、
このペンネームを変えずに 面(正体)も明かしています。

時には怒りのペンもいい!
「一文字 寅」これからもこのペンネです。 よろしく!
(寅)









お隣り山、金剛山麓の恵みの豊かさも凄い!

2009年11月09日 22時25分10秒 | 『食』べる門には福来たる
(金剛山麓五色飯 「第13回 五條市・食の乱反射」) 2009.11.8(日)



昨日は、午前5時半起床。(休みの日は、不思議と目覚めが早い。)
6時前から午前7時半までコーヒー粉のにおいを嗅ぎながら菜園の手入れをし
それを終えてから、葛城市からは隣の隣、五條市の金剛山麓「食乱」会場に
向かった。

「食乱」とは、食べて乱れるのでは無い。
「第13回 五條市・食の乱反射」 略してスタッフなどは、食乱(ショクラン)と
言っているが、間違い多い食の危機に対し起こす「正義の反乱」
と理解するほうが近いだろう。

私の家の近くから五條市に続く山麓線は、寒暖の差が激しく、
米・野菜・酪農・豆腐・お酒など実に美味しく、奈良県でも知る人ぞ知る
食材の宝庫ラインなのである。

偽装事件など食の不安に対し、地元の有機農家やノンアレルギーの
パンづくりをするパン屋さん、どんぐりで豚(イベリコ豚)を育てる酪農家、
梨農園に製茶屋さん・人気の豆腐店など20軒以上が、金剛山麓に集結して
行う正しい食を考える、食の提案の一大イベントそれが「食乱」なのである。

既に13回目、私も常連の部類になって、パン屋さんからは声をかけられた。
もし、私がお店をやっていたらたぶん率先してこのメンバーに入って
出店しているはずである。

ここに午前11時には、奈良県だけでなく大阪や和歌山から1000人以上の
人が押し寄せ、肉を焼いたりぜんざいを食べたり、焼きたてのパンを
かじったり、地元野菜市で野菜や果物を買い求めたり、まるで一日は
遊牧の民・モンゴル人になったような気分にさせられる。

それにしても今年は、天気に恵まれた。
大阪と奈良を隔てるだけじゃない、葛城山、金剛山麓の食の恵みって凄い!
と感じた一日であった。

写真は、金剛山麓で採れたものばかりで盛られたごはん。
お米も卵もにんじんも揚げもレタスも100% 金剛山麓五條産なのだ。
「人に良い」食、こんな反乱ならいつでも私は加わりたい。
(寅)



本日の「風菜園」は、コーヒーでブライト~♪

2009年11月08日 23時10分20秒 | 菜園育ちの「野菜たち」
(使用済コーヒー粉 「風菜園」) 2009.11.08


先週末、会社でたまたまMさんがコーヒー粕を処理しているのを
見かけ、そのコーヒー粕(約5Kg)をいただいて帰りました。
というか、そのまま廃棄処理されるとのことですので、有効活用
にもなり貰うことに何の障害もありませんでした。

関係のない人にとって「そんなコーヒー豆の出がらしなんかもらって
何をそんなに嬉しがっているの? 」なんでしょうが、
これが、実は家庭菜園の肥料として充分に使えるのです。

有機栽培を基本としている私にとって コーヒー豆やカニの甲羅などは、
とてもありがたく嬉しい肥料の一種なんです。
先月は、大和高田の喫茶店から1kgほど頂いて帰りました。

特にコーヒー豆を土に混ぜると酸性土壌が、アルカリで中和される事、
その上香りは良いし、猫などのいたずらも抑えられるというメリットが
あります。 豆ですからそれなりに養分効果も高いと聞きます。

それを天日干しにして小バケツに戻すと丁度こんな感じ(写真)。
今は冬に花咲く菜の花の一種「冬華」に「壬生菜」「水菜」「白菜」
「レタス」を栽培していますが、追肥として本日使わせて頂きました。

また機会あれば、今後も使用済みコーヒー粉を頂くことにします。
育った野菜をそのおすそ分けとして返すという私なりのリサイクル循環
プロジェクトも面白いかもしれません。

コーヒーの香りが風にのって、今日の好天気の下「風菜園」は
コーヒーにブライトならぬコーヒーでブライトでありました。
(寅)


 





朝ごはんを作ってみたくなる立冬だってある。

2009年11月07日 21時15分15秒 | 『食』べる門には福来たる
( バターライスモーニング 自称 「早朝食堂」) 2009.11.7(土) 立冬の朝



今日は二十四節気の「立冬」です。 
でも冬の始まり(向寒の候)立冬と言うには、今日はあまりに気持ち良い
小春日和の一日でした。
(今日の奈良県の天気は、天気予報で10月10日の天気とも言ってました。)

1年を24分割した二十四節気をリレーの走者に例えるなら
21番目の走者ということになりますね。
残るランナーは、小雪-大雪-冬至の三者を残すのみですから、
今年は例年に無いほど時の経つペースが早かったわけです。

昨晩と言うか真夜中のTV番組「深夜食堂」の影響を受けたせいか、
目覚めた立冬の朝は、無意識に台所に立っていた朝でもありました。
(食べることや飲むことになるとすぐに行動に移している私)
「深夜食堂」ならぬ「早朝食堂」とでも言っておきましょうか。

私に言わせてもらえば、昨晩、小林薫が提供したのは「バターごはん」
であって「バターライス」ではないはず。
「バターライス」とはバターで炒め胡椒やガーリック等で味付けしたライス、
または炊飯器でバターに味付けベースを足して炊いたごはんのどちらか、
これが「バターライス」と言える私なりの定義なんです。

それはそれとして、今朝ですが
ごはんを炒めバターライスにして立冬ならではの朝食にチャレンジ
してみました。 冬至ではありませんが、カボチャということで、
カボチャぽてと(これは妻が昨晩作っていた物)・ウィンナーを炒め
(蛸形にしませんでした。) それに朝採った小型トマトに成長途上の
レタスの葉をちぎって添えました。

そして立冬ですから「冬瓜」に溶き卵、それに吉野葛でとろみをつけた
味噌仕立てにしてみました。
(それにしても冬瓜って夏の産物なのに本当に冬に食べることができる
というのが、名前の由来らしいですが、その通りです。)

「バターライス」は、久しぶりに作りましたが、ほんのりバターの塩味と
風味が効いていて、他のおかずとも相性ばっちりですから もっと多用
できそうです。
バターライスにトンカツをのせた名物メニューが、北海道にありました。
(名前を思い出せませんが)
あとナポリタンを加えるとかなりトルコライスに近づきますね。

冬が立ちあがる立冬に 台所に立ってバターライスの朝食を作った朝、
今日の天気のように「調子よく」過ごせた一日でもありました。
(寅)

青空の下で弁当を食べたくなる日だってある。

2009年11月06日 23時55分15秒 | 『食』べる門には福来たる
(売店弁当  自称「青空食堂」) 2009.11.6


途中に飛び石で休みが入ると思いのほか、その1週間は疲れるものです。
週末にたどりつくのが、いつもより長かったように感じてしまったのは、
私だけでしょうか?

今日は、昨日よりさらに気温が上がって空は青空、気持ち良さにこのまま
会社を引けたい気分にかられましたが、こんな時こそ、昼はこの青空の下
で食事するのが、とてもいい気分転換になるんです。

ここにも私のブログの読者がいる会社の売店で、弁当(写真)を買いました。
(先日のビッグサンダー以来の売店取扱商品の登場、喜んでもらえそう。)
弁当を手に会社を出て、歩くこと5分あまり。
大相撲・大阪場所で、九重部屋が部屋を出す神社横のベンチで、山吹色した
木の葉から洩れてくる穏やかな光を浴びながら今日のお昼をとりました。

年に2~3回気の向いた時だけ、私は、そんなお昼のとり方を
するのですが、今日は暑くも寒くも無く、ひなたぼっこする白い猫、犬を
散歩させているおじさんを眺めながら、時間がゆっくりと流れているのを
かすかに感じながら心地よい食事ができたのでした。

ポケット一杯の幸せにも似た、350円の満足というやつでしょうか。
「人に良い」そのスタンスが私の食への接し方なんです。

昼は青空食堂、そしてまもなくTV『深夜食堂』で、小林薫が客に出す
懐かしのバターライス(子供の頃私は「バターごはん」と呼んでいましたが)
を一旦、目で味わうことと致しましょう。

気分は天気で決まります? そして、味はバターで決まります・・!? ん?
そんなバタ~・・・ な。
(寅)

バジル入り鶏肉だんごラタテューユ・ターメリックライス

2009年11月05日 23時57分45秒 | 『食』べる門には福来たる
(バジル入り鶏肉だんごラタテューユ・ターメリックライス 「カフェJOY」) 2009.11.05



今日のお昼は、同じフロアのKさんと「カフェJOY」にランチに
行きました。
思った通り、お店に入ると男は私1人で、女性8人という黒1点状態。
ちょっと選択をミスったと思いましたが、後の祭り。
いつもの昼と勝手が違って、少しばかり落ち着かないものでした。

今日のメニュー名は、「バジル入り鶏肉だんごラタテューユ・ターメリックライス」
とても一度では憶えられるはずもなく、聞きなおしてメモするほど
今日もジニーが出てきそうな、呪文のように長いメニュー名なんです。

すでにターメリックライスが、残り僅かになっているとのことで
トーストを添えて頂き、さらにこの後、厚切りトーストが1枚、
更にチリコンカンまで付いてくるという写真にはとても納まりきれない
ほどのサービスをJOYさんにして頂きました。

これ以外に、柑橘系ドレッシングのかかったサラダもおかわり、
さつまいもデザートにコーヒーとまるで、通販のシーンを思い出すほど、
更にこれでもかと付けてくれる大盤振る舞いの大サービスでした。

やはり、日頃の行いが良いとこういうものですね。
松井が遠い海の彼方でタイムリーを打っている頃、
私には、食の神様が降りてきたようです。
まぁ、私の場合、結構良くあることですけど。

「食は人に良いと書きます」が、忘れていたそんなことを
ふと思い出させてくれたお昼どきでした。


ところで・・・明日は金曜日
来週「13日の金曜日」、敢えてその日に阪神への入団発表をする城島。
城島らしくていい! なんだかワクワクしてきませんか。
私の気持ちは既に「松井の次は城島だ!! 明日のJO誕生だ!」な~んです。
(寅)

NYでドリームをつかんだ松井秀喜って凄い!!

2009年11月05日 23時10分55秒 | 「プロ野球」 寅の大穴
(ワールドシリーズ第6戦 先制2ランホーマー「ヤンキースタジアム」) 2009.11.05



今日は、朝から胸騒ぎがしてならなかった。
普通の人が聞いたら、何が胸騒ぎなの? と思うかもしれないし
大袈裟じゃないのと思うかもしれない。
朝から気持ちは、王手をかけて地元ニューヨークに戻ったヤンキース、
松井秀喜が決めてくれるのではないか!?の予感。

仕事中も昼食の時もヤンキースそして松井はどうなっているだろうと
気が気でならなかった。

今年大リーグ7年目、契約が切れる松井は、今日が最後の試合に
なるかもしれない。 
そのまま終わることはないだろう。
たぶん、良いか悪いかのどちらかだと思った。

「ヤンキース世界一!!」結果を知ったのは、夕方に近い頃だった。
なんと7点の内、松井一人が6点を叩き出していた。
そしてMVPを受賞する有終の美で、7年目の最終試合を終えた。

大ケガや故障に悩まされ、決して順調とは言えなかった
松井に今日は、神様が降りてきた。
7年の思いが、この一試合に結実したような今日の試合。
7年ごしの夢を乗せ、ニューヨークの夜空に高々と舞ったホームラン。
球史に残るシーンだろう。

ドリームをつかんだ今日の松井秀樹の姿は、きっと日本の多くの人に
勇気や希望を与えてくれたに違いない。
野球って本当に素晴らしい。夢をつかむシーンを見せてくれた松井に乾杯!!
(寅)

てんぐさではありません、天草土産頂きました。

2009年11月04日 21時30分45秒 | Weblog
(「天草(あまくさ)みやげ」 カフェJOY)2009.11.4



熊本~天草(あまくさ)~南九州に山登りと温泉に行っていたJOYさん。
今日は、九州土産と土産話を聞かせて頂きました。
お土産は、写真の物たちです。
うわっ!どれも凄く渋い食材ばかり と思われたかもしれません。
ただ、てんぐさは、ありません。

土産は、「鯖ぶし粉」・「からし高菜」・「天草さしみわかめ」のトリオ
といっても 「鯖ぶし粉」と「天草わかめ」は、私が先日、酒蔵で仕入れた
「梅乃宿のあらごし梅酒」との物々交換を前提に頼んでいた物ですから
純粋な?お土産は「からし高菜」を頂いたということになります。

まずは、この週末は「鯖ぶし粉」と「天草わかめ」、それに揚げと豆腐を
足して、美味しい味噌汁を作るとしましょうか。
そして熱々の玄米ごはんに「からし高菜」をのっけて、深夜食堂ならぬ
男の週末食堂なんてのもいいかも。

関西では、国産では三陸・徳島・三重あたりのわかめは目にしますが、
特に天草産は、手に入りにくいものです。
養分に恵まれた天草の海で育った(海藻類)特にわかめは、絶品なのです。

それに鯖ぶしは、かつおやいりことブレンドして使うと
味に奥行きが増して深い味わいになります。

味噌汁だけでなく、うどんやそばのだしにうってつけです。
昨日の「麺闘庵」のうどんも上手く鯖ぶしを効かせていたように思います。


JOYさんの宮ノ城温泉・手塚旅館のみやげ話もそれなりに
興味をひくものでしたが、それ以上に印象的だったのが、
私の後から店を訪れたK子ちゃんの親戚家族11人がリレーで、
りんくうマラソン42.195kmを4時間12分で完走した話。
成績は、120チーム中106位とのことでしたが、耳を傾けてみると
順位なんて関係ない! と私も感銘を受けました。

一族11人が上は65歳のおじいちゃんから小学生の孫まで、
一人最低2km以上、たすきをつないで走りきったという話は、まさに感動物。
生で味わった「家族に乾杯」のような気分でした。

益々親戚家族の結びつきが強まったのは、言うまでもありません、
とのこと。

凄い!と思ったのは、義理の姉夫婦の結婚10周年のイベントとして
リレーマラソンに参加しよう!と提案した時、だれ一人反対せず、
家族皆が即、参加に賛同したという話。K子ちゃんの一族って凄い!

まだまだ日本の家族も捨てたものじゃない! と天草土産に加え、
感動を頂いた日でもありました。
(寅)

きつねに包まれる文化だってある「巾着うどん」

2009年11月03日 20時15分15秒 | 『麺』食い人間なんだよな
(ミニ巾着と巾着うどん 奈良「麺闘庵」) 2009.11.03


冬将軍が一泊二日で日本列島に訪れ、列島各地に木枯らしや初雪
そして初冠雪など「文化の日」に多くの置き土産をして大陸に
戻って行ったようですね。

今日は、朝から「第61回目の正倉院展」を目指して寒さの残る奈良市へ、
晴れ男の私が行くと昼からは、どんどん晴れ間が広がっていきました。

陽だまりの下、鹿ものんびりと観光客との2ショットを容認していました。

国立博物館が見え始めたと思いきや、だんだんと見えてきたその入場口まで
三折れにもなっている行列の物凄さに驚かされました。
3年前も凄いと思いましたが、今年の方がもっと凄い人。
いゃ~ この最後尾に並ぶのか・・・ と途方にくれるくらいの行列の数
でした。

天皇陛下即位20周年を記念した今年は、選りすぐりの宝物の出品との
前評判に期待してのものでしょう。

私が印象に残ったのは、「金銀荘黄刀(確かそんな名前)」の今でも
スパッと切れそうな刃の輝き。
あとは、トルコ石を散りばめた「背面鏡」ですが、特に心惹かれたのが
そこに描かれている鳥と花。 いわゆる花鳥文様というやつでしょうか。

小さな鳥や花を目で追って、しばし天平のロマンに引き込まれていきました。

そんな今日、博物館に向かう前に寄ったのが『麺闘庵』
開店前に既に20人の行列。
最近、マスコミで取り上げられ全国的にかなり有名になった
「巾着うどん」を食べてから向かったのでした。

それにしてもその大半を占めているのが、20代~30代の女性たち。
そのだれもが、全員と言ってよいほど携帯で写真を撮っているのです。
もちろん県外とおぼしき人もたくさんいて、運ばれて来ると
テーブルのあちらこちらから、携帯カメラのシャッターチャイム音が
聞こえてくるのです。

この「巾着うどん」 大きな揚げ袋の中にうどん玉が入っています。
逆きつねうどんとして最近、みのもんたさんの「ケンミンショー」で
紹介されて以来、フィーバーに更に拍車がかかったようです。

巾着にうどんの発想も中々のものですが、
天然物だけでとったダシは、コクがあり、あと味が悪くありません。

最初に目にしたときは、狐につままれたかと思った私でしたが、
きつねに包まれる食文化だってありますよね~

それにしても正倉院展からの帰り、再び通りかかった「麺闘庵」の行列は
もっと物凄いことになっていました。 ざっと100人ほど。

2009年文化の日は、正倉院展の向こうを張るうどん屋の行列に
サプライズした日でもありました。
ちなみに今日一日、奈良市に訪れた人の数は、なんと20万人とのこと。
恐れ入りました~
(寅)

舞ってました。木枯らし一号は、おでん解禁日。

2009年11月02日 23時55分22秒 | 『食』べる門には福来たる
( おでん 「阿うん」) 2009.11.02


関西に木枯らし一号が吹いたのは、丁度昼食で外に出た時でした。
朝からの青空にやがて灰色の雲が交叉し、怪しそうな空模様に
街路樹の葉もちぎれんばかりの横風。
体ごと持っていかれそうな感じで、風に吹かれてジョニーのようでした。

地面に落ちた赤茶色した枯葉も強い風に舞っていました。
「まさにこれって木枯らしだ。」 
大阪の昼時は、風速20m超えの風だったとのことで、正式に
「木枯らし1号」の発表があったと夕方のニュースで知りました。

明日が祝日ということもあり何となく金曜日気分の変な感じの月曜日。
おまけに木枯らしとくれば、たとえ月曜日といえども
こんな首筋の冷たさを癒してくれるのは「おでん」しかないでしょう。

実はここだけの話、木枯らし一号が吹いた日が、私の「おでんの解禁日」
なのです。 う~ 今年は、去年より16日も早いぞー

「こんにゃく」には田楽のような味噌が付けられ、味の浸みた「大根」には
九州産の柚子胡椒添えというのが、ここのおでんがよそと少し違うところ。
それと「ひろうす」。

木枯らしに枯れ葉が舞っていた日は、私が初おでんを待っていた日
「舞ってましたは、待ってましたのサイン」なんです。 デンデン♪
(寅)

日本酒の次は焼酎だ!今日は「本格焼酎の日」

2009年11月01日 20時10分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(球磨焼酎「房の露」) 2009.11.01


今年も残すは、2ケ月ばかりか・・・ 早いものです。
ところで、今日11月1日は「本格焼酎の日」なんです。
ご存知でした?


11月1日、何故この日が「本格焼酎の日」になったのでしょうか。
焼酎は普通8~9月から仕込みが始まり新酒ができあがるのは、実は11月1日前後。
その年の新酒が飲める、この記念すべき日こそが「本格焼酎の日」の由来だったのです。
10月には「神無月」という別名があります。全国各地の神様が自分の土地を離れ出雲大社に集まる為に呼ばれるようになった呼び方です。当然、月の変わる11月1日は出掛けていた神様が帰ってくる日として大変めでたい日でもあり、毎年の新酒が登場する「本格焼酎の日」としては、まさにふさわしい日なのです。 ちなみに、昭和62年9月、九州で本格焼酎業者の会議が開かれたとき、本格焼酎を広くアピールする為として「本格焼酎の日」が制定されました。


日本酒の次は、焼酎だ~!!
妻いはく、「本当、しょっちゅう(飲んでばかり)なんだから・・・」
(寅)