一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

さすがにこんな寒い日にかき氷だなんて・・・  1/19

2016年01月19日 23時00分00秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( ミルククリーム金時 天王寺「ちさと」) 2016/1/3撮影

 

■2016/1/19(火) 雪・強風 気温3℃

体を持って行かれそうなくらいの強風は、雪まじり。

京都・大阪・奈良は本日初雪を記録。キンキンに冷えた空気に

さすがの私でもかき氷という発想は湧かなかった今日の天気。

雪こそめったに積もらないが、やはり奈良の冬は寒い

 

初雪ならぬ初かき氷、昨年は1月17日。

今年の初かき氷は、1月3日と過去最も早かった。 

大阪・関目高殿「しまね家」で日本酒を飲んだ後だったが、

それはきっと正月三が日が、暖かかったからに他ならない。

( Mio 見上げれば「あべのハルカス」)

 

毎年 12月と1月にかき氷を食べるのは

それだけその月にアルコールを多く飲んでいる証拠

 

(1月のおすすめにかき氷も並んでいる「ちさと」)

 

羊羹やぜんざいをアテに好んで日本酒を飲むタイプの私だから

氷金時あたりは、季節を問わず

日本酒で熱くなったお腹をクールダウンするのにちょうどいい。

 

実は、奈良の法隆寺近く「平宗」では冬でもかき氷が食べられる。

一部かき氷通には知られているほど

 

冬の法隆寺 世界遺産を眺めた後に

かき氷で〆てみるというのも個人の食遺産として心に残るのでは・・・

 

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(寅)

 


今週後半から トラットリア『ジ メルカート』に登場予定の日本酒たち 1/18

2016年01月19日 00時50分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 九州の日本酒  「岩の蔵」「花の露 nonal」「庭のうぐいす」「東鶴」)

 

■2016/1/18(月)

大阪・豊中(庄内)のイタリアン食堂 トラットリア「G mercato」

今週の後半から上記写真の日本酒たちが登場します。

今回は、九州新進の醸造家の純米吟醸酒たち

(現在も福岡「若波」純米吟醸を提供中)

目の前の豊南市場から仕入れた

新鮮な食材を使って

読売TV「シェフ対主婦」でもお馴染みの

創作イタリアンの匠 三輪幸治シェフが料理し、提供してくれます。

ワイングラスにピッタリな日本酒で、イタリアンを楽しんでみてください!

 

尚 来月2月3日(水)節分には、その日限定の恵方呑み特別メニューも登場予定

是非 開運を願いながら飲・食の楽しさも味わってみてください。

 

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 (寅)

 

 

 


結婚のお祝いに贈った酒は、まっすぐな酒 『義侠』   1/9

2016年01月15日 02時40分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「義侠」東条産特A地区山田錦 純米生酒原酒 )

 

■2016/1/9(土)

その夜、なっちゃんふくちゃんとその友達のみほちゃんからお誘いを受け、難波で

一緒に「日本酒で満喫しナイト」を行うことに。(これに関しては後でまた書きたい)

なっちゃん・ふくちゃんの二人が結婚した連絡を受けてから数か月が経過

二人にはまだ何も祝福の気持ちを渡してなかったので、

豊中から大阪に引き返すなり、酒屋を巡った。

二人に贈る酒は、予め決めてはいたが、

現物が見つかればいいが・・さて

探した酒は『義侠』

 

(右半分は、私の好きな銘柄のオンパレード 下段の新聞巻きが「義侠」)

 

幸運にも入荷したての生原酒をゲット

 

丁度、山田社長の息子さんが書かれた色紙を、梅乃宿の吉田社長の色紙の上に見つけた。

さすが「義侠」らしく しっかりとしたことをしっかりした字で書いていると思った

 

それにしてもざっと35枚の色紙、日付を見ると昨年春から色紙を採り始めたようだ。

蔵元に色紙を持って行って一言書いてもらうのは、私が6年前からやっている事で

いずれ続く人も出てくるだろうし、酒屋でもこういうシーンに巡り会うだろう

とは思っていたが、色紙もこうして数が揃うとなかなかいいものだ。

 

そして夜 着席してまもなく なっちゃんに心ばかりのお祝いと手渡した。

「その新聞紙に巻いてある酒、実は「義侠」なんだ」と伝えると

たいそう喜んでくれたことが何より嬉しい。

(私の顔を借りたなっちゃん)

 

「寅さん おおきに」と私には聴こえたが、

ただただ 二人の門出をまっすぐな酒で祝いたかった。

 

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(寅)

 


たとえばこの世から日本酒が無くなると言うのは・・・  【豊中・庄内】1/9

2016年01月14日 00時30分30秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( ベーコンと茄子のオイルソースパスタW  トラットリア「G mercato」)

 

■2016/1/9(土)

「G mercato」では、ベーコンと茄子のオイルソースパスタWを頼んだ。

Wとは、麺の量がレギュラーの2倍ということ でもお値段一緒

他に1.5倍もあって このお得感は結構話題になっている

(写真ではサイズ感がわかりづらいが、二皿分だ。)

 

(年末に渡した「梅乃宿酒造」社長からの色紙は、額に入れられ店内に飾られていた。)

 

昔 ほとんどお酒は飲まないという女性から

「この世からもし日本酒が無くなってもう飲めないというのはどんな感じなん?」と聞かれたことがあった。

 

お酒、特に日本酒を全く飲まない人にそのたとえを表現するのは、割と簡単だった。

「いい質問だね。それはね・・・この世から全ての麺類が無くなって二度と食べられなくなる それに近いかな」

そんな答えをしたことがある。 彼女も聞いて納得していた。今でも聞かれたらそう答えるだろう。

 

うどんもパスタもラーメンもそばもフォーもそうめんもチャンポンも焼きそばも無くなって

二度と麺類が食べれなくなったとしたら・・・

食生活していく中で、感じる虚しさはきっと半端ではないだろう

また裏を返せば、いろんな麺類から選択できる日本人は幸せだとも言える。

同じようなことが日本酒にも言える。様々な味わいの酒質が楽しめる酒を持つ日本人は幸せだ。

 

そう書いた私は、365日麺類でも構わないと過去に書いたほど麺食いだから

そのたとえにかなりのバイアスがかかってしまってはいるが。

 

(豊南市場うどん店「ささめ」)

 

パスタダブルを食べた後すぐ、豊南市場に併設してある買い物客に人気の立ち食いうどん店「ささめ」

実はこんな雰囲気にとても弱い 「おばちゃん、きつねうどんね」と無意識に注文していた。

ここのうどんは、広島の呉うどんみたいに少し細麺だ。

きつねは、私好みの油がのった少し甘め

 

 (「ささめ」のきつねうどん)

 

どんだけ~ 麺食いしたら気が済むの!?  と言われてしまいそうだが

別にきつねにつままれたわけでなく

「そこに麺があるからさ」

 

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(寅)

 


今年の節分は、豊中・庄内『ジ メルカート』でも「恵方呑み」の狼煙(のろし)が上がる。 【豊中・庄内】1/9

2016年01月12日 23時40分45秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「李白」雄町&前菜)

 

■2016/1/9(土)

この日の昼食は、豊中・庄内のトラットリア「ジ メルカート」でとった。

昨日オンエアされた読売TV「シェフ対主婦」の反響はなかなかのもので、

遅れて行けば既に店内満席 「対戦相手の娘、えらいべっぴんさんやったな」とか

「今度の対戦はいつ?」とか「TVで作ったトマトのお雑煮 いつ食べれるん?」

「いつもTVで応援してます」といった様々な激励の言葉を皆々

三輪さんに伝え置いて出て行っていた。

私は、日本酒を呑みながらそういった反響を確認していた。

 

関西で有名な豊中・豊南市場 その市場に併設とも言えそうなイタリアン食堂だから

市場で働く人たちも知る、庄内にヒーロー出現みたいな感じにも思えた。

三輪さんは、これはますます負けられないぞと感じたはずだ。

 

(トラットリア「ジ メルカート」)

 

その三輪シェフに年明け最初でもあるので、昨年に続き少し提案をさせて頂いた。

「来年の新春特別メニューとして先日のトマト雑煮を年明けに出しませんか」

鋭意検討してみたいとのことだった。 ただ1年も先のこと

すぐにでも食べてみたいという反響も大きく 案外

近いうちに披露してくれるかもしれない。

 

「今度の2月3日節分には、この店でも恵方呑みセットメニューで恵方呑みやりませんか」

なぜ「恵方呑み」なのかという説明をさせて頂いたところ

お客様にとって開運につながることだし

店にとっても面白い試みになるとのことで、マイナス要素はなく

恵方となる南南東の方角まで確認。 「恵方呑み」実施を快諾頂いた。

 

 

そして最後に「今年の夏、『日本酒で愉しむイタリアンの夕べ』をやりましょう」

爽快な日本酒・夏酒で味わうイタリアンの提案

これも「是非前向きに考えたい 日本酒のセレクトは相談にのってほしい」 との回答をもらった。

 

お客様の反応を知る上で、自分なりの仮説を立て、新しい切り口で

提案してみることは飲食の世界でも必要なことだと思う。

いつのまにかお客様の意識が飲食店の先を行き

その店から心離れることがないように

お客様の美味しいという言葉と

旬の笑顔を大事にしたいもの。

 

ということで

今年の2月3日節分は、豊中・豊南市場横トラットリア『ジ メルカート』で「恵方呑み」の狼煙(のろし)が上がる。

まずは、開運に一歩近づいたのではなかろうか。

 

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(寅)

 


二十歳の君に乾杯。 「一人で歩きなさい。」 伊集院 静  1/11

2016年01月11日 20時35分50秒 | Weblog

( 「二十歳の君に乾杯」伊集院 静    SUNTORY )

 

■2016/1/11(月) 晴

毎年、成人の日に楽しみにしているのが、

 新聞に掲載される伊集院 静氏の書き降ろし『新成人に贈るメッセージ』だ。

 

自身、成人の日は遙か遠くなりにけり~だが、この歳になっても響く二行があった。

「自分だけのために生きるな。そうすれば、『品格のある生き方』とは何なのかがわかる。」

 

 

「品格のある生き方」と並んで「品格のある呑み方」 私は、どちらも道半ばだ。

 

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(寅)


サライ発表 『日本酒、今年の30本&殿堂入り10本』  1/10

2016年01月11日 02時07分07秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 殿堂入り10酒 『サライ』2月号)

 

■2016/1/10(日)

書店で、『今年呑むべき日本酒30本と10本』という見出しが躍っていた

サライの新刊を見つけたので、昨年同様早速購入した。

たぶん 店頭に並んだばかりだと思う。

 

 

今年は、殿堂入り10本というこの見開きページが加わったところが

去年版とは違うところ

 

「風の森」(奈良) 「鍋島」(佐賀) 「写楽」(福島)と好きな銘柄が目に飛び込んできた。

使用酒米を別にすると 呑んだことのない唯一の銘柄が「白鶴」

もう10年以上ナショナルブランドの酒を味わったことがないだけに

購入してまでとは思わないが、もし試飲できる機会あれば味わってみたい。

 

 

30撰には 「篠峯」(奈良) 「美寿々」(長野) 「東洋美人」(山口) 「白鴻」(広島)など

私が推してきた好きな銘柄も選ばれ掲載されていたのは嬉しい。

(詳細は、雑誌を購入し確かめて頂きたい)

 

「いつまでも端麗辛口の酒じゃなく日本酒の醍醐味は「芳醇甘口」を感じてこそ」

「自分の好みは、中採りよりも「澱のあるうすにごり」かな たぶん」

少し生意気な言い方だが、前から言っていた私好みに

ようやく時代が近づいてきてくれたようだ。

 

ただ「低アルコール原酒」の傾向に関しては

やはり私は「ムロカナマゲン(無濾過生原酒)」の方が好きだけど・・・

 

今年も早速楽しみになってきた日本酒

どんな銘柄たちとの出会いがあるだろう・・・ 2016年

 

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(寅)


トラットリア「ジ メルカート」三輪シェフ お見事4連勝 ! 『シェフ対主婦』 1/8

2016年01月09日 09時20分20秒 | 『食』べる門には福来たる

( 三輪シェフお見事4連勝  読売TV『シェフ対主婦』)

 

■2016/1/8(金)

読売TV ten『シェフ対主婦』1/8の結果を今回は、早めにお知らせしましょう。

 

今回のチャレンジャーは、なんと京都の老舗酒屋(地酒店)「リカーショップにしむら」の料理上手な娘さん

対戦相手が、老舗地酒店の娘さんなんて 最近日本酒を扱いだした三輪さんとは縁を感じます。

イタリアンの三輪さんに対し、正月らしく得意のもち料理で挑んできました。

 

 

最初にチャレンジャーの紹介

ご実家は、京都でも有名な地酒店 彼女の腕前も自信のほども紹介されていました。

「小さいときからお酒に囲まれて育ちましたからね」と納得のひとこと。

確かに お酒(特に日本酒)の奥行や幅広さがわかってくると

自然とそれに合わせる料理を作ってみたくなるから

腕前は自然と上がるものというのが、

私が飲食店で経験したことであり、

言い得ていると思いました。

 

「料理が日本酒を美味くし、日本酒が料理を上手くする」

 

それでは、画像を取り入れハイライトのご報告です。

▼今回のチャレンジャーは、若い主婦

▼ご実家は、京都の老舗地酒店なんです。

▼これは島根の池月ではありませんか

▼今回の決戦の場は、大阪ガスの運営するキッチンスタジオ

▼三輪さん 大阪ガスさすがです。餅をみぞれにしてイタリアン雑煮を披露

▼デザートは餅を使ったサバイオーネ

▼主婦の餅料理もレベル高い

▼今回作った二人の料理

▼さて 結果は?

奥野史子さんの予想は主婦勝利でした。

一般主婦3名に試食してもらい さて勝利するのは?

3-0で三輪シェフの勝利

 

▼出演のコメンテイターの方々は二人の対決に唸ってました。

 

 

三輪さんに「今回は、負けたかもと思いました。」と言わせた

今回のチャレンジャーは若いながらも強敵のようでした。

結果は、3-0と三輪シェフのストレート勝ちでしたが、

その1票がどれも僅差の印象を受けました。

 

三輪さん本日の勝利で、お見事4連勝

通算成績 12勝4敗となりました。

目指せ!! まずは15勝一番乗りです。

 

今日の豊中・庄内メルカートそして豊南市場は、きっとこの話題で盛り上がっているかもしれません。

 

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(寅)

 


新年早々 ここはまるで島根 蟹に釣られて  「しまね家」  【大阪・関目高殿】1/3

2016年01月08日 23時25分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「しまね家」松江瓦に盛られた刺身盛  大阪・関目高殿 )

 

■2016/1/3 (日) 

正月三日、大阪・西田辺の昼食を起点に 梅田~大正~(難波)を経由して

再び梅田、ホワイティ梅田の人の洪水に逆らって東梅田駅

地下鉄谷町線に乗り換え降りた駅は、関目高殿

せきめたかどの

地上に上がれば夕闇迫る頃だった。

 

ここから3分ほど車のライトが眩しい道沿いを歩いて

右手に現れた古民家風の木造二階建て建物が『しまね家』

 

(山陰地方の民家のような店舗)

(島根の様々な日本酒が味わえる)

 

昨年1月以来およそ1年ぶりの訪問

店から年賀状が届いて正月2日・3日来店者には

かに汁をプレゼント「「海老で鯛」ならぬ「蟹で寅を釣る」のか」

なんとなくわかっていながら その日の流れに任せ釣られて行ってみた。

 

時刻は丁度18時を5分ほど過ぎた頃だった。予約などしてないけどどうかなと

木戸をそろりと空けて「一人ですけど」と言って年賀状を出せは

伊藤さんが元気よく出てきてカウンターの一番左席に案内。

二階はわからないが、一階ではこの日最初の客だった。

 

 

数分して次々と常連客が「あけましておめでとう」と入ってきて

なんと20分も経たないうちに満席。予約してないお客さんを断っていた。

「関西 魚の美味い店」という特集本で紹介されたこの店は

島根からとりよせた魚や肉、食材そして何十種もの日本酒が味わえ

大阪に居ながら「ここは松江の京店か!?」と錯覚してしまう程だ。

 

(李白酵母を使ったびあへるんver3 Orochi)

 

伊藤さんに「昼に阪神(百貨店)の李白さんの試飲寄ってきたんですよ」

伝えると「丁度李白の酵母で造った「びあへるんver3」が入ってますから

これから行きましょうか」 とスムーズな滑り出し、実は先日の松江では

飲めなくてガッカリしただけにこれは嬉しい。昨年は、ver2「開春」

だったことを思い出した。ver1は?  「旭十字」とのこと。

 

(案内状を兼ねた店からの年賀状)

私の席の前には、先日の松江でまったりと島根の日本酒を味わった

松江「佐香や」の朝山さんの名刺が積んであったので

「先月、朝山さんの店で呑んだんですよ」と言えば

「彼、騒いでなかったすか?」と返って来た。

伊藤さんとは歳も近く親しい間柄だそうだ。

 

日本酒は下の皿までなみなみと注いで大サービスして頂いた。

 

 

(サービスの「蟹汁」)

 

帰り際、伊藤さんから

「Ⅰ月じゅうにまた来ていただいたら

「刺身盛り」サービスさせてもらいますから」

もう一回釣られてみてもいいかな・・・そう思わせる店は

大阪に島根の家が、そのまんまワープして出現したような店なんだ。

 

 

(ほうぼうのから揚げで「李白」)

 

大阪に居ながら 味わった島根の酒と肴 ごちそうさまでした。

 

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(寅)

 


今年最初の外呑み日本酒は、「一の矢」  『温々』 【大阪・大正】1/3

2016年01月05日 00時01分15秒 | その他 

( 杜の蔵限定純米「一の矢」  大正『温々』)

 

■2016/1/3(日) 晴

梅田・阪神百貨店を出て行先は、昨年同様『温々』(NukuNuku)

今年は元旦それも昼の1時から店を開けてるらしいから

1年の日本酒始めするにはうってつけだ。

(開いてない?と思いきや日差しが強いためカーテンをしていたとのこと)

 

単一の酒屋に依存せず自分の気に入った酒を時に蔵まで仕入れたりして

提供してくれるから思わず意外な酒が出てきたりする

コアな日本酒好きが集まってくる店。

 

「わざわざ大正にまで足を運んで来てくれるんだから

難波の店なんかと同じようなお酒を置いても仕方ない」

が女将さんの口癖で、このヒトもなかなかの日本酒LOVERだ。

 

 

扉を開くとどうやら私がこの日の一番客

女将さんに「明けましておめでとうございます。「李白」うすにごり

これお年賀です。」と手渡す。 昨年もそうだった。 

この店は、以前から料理に「李白」本味醂を使っているから 

「李白」の酒をとても喜んでくれる。

この酒は、毎月開催されている持ち寄りの会に提供されることだろう。

 

 

「何にします?」と聞かれ壁に目をやればすぐに決まった。

「おっと! 今年最初の外呑みにぴったりな福酒がありますね

『一の矢』を頂きます。」

私が福酒と呼んでいるのは、福岡の酒のこと

今日は決めていたとはいえ、この酒が私を呼んだのかもしれないと思った。

 

女将さんのおすすめは、島根の「玉櫻」の燗酒だったが、

さすがに今日のぬくぬくした天候に、燗酒は見送ることにした。

 

▼左:今年最初の外呑み酒「一の矢」 中:「車坂」 右:振る舞い酒「八重垣」のにごり

 

 

▼お正月らしい付出しとサービスの「車坂」グラス

 

「杜の蔵」は関西では結構知られている銘柄、以前天満で

かなり強く推すファンに出会ったことがある。

専務さんが、良く関西に来られているのだそうだ。

 

▼鶏天をアテに

▼菜の花の酢味噌掛けで

 

30分ほど一人で、女将さんに「昨年印象に残った酒は何?」

などの質問をしながら飲んでいた。

 

やがてご夫婦 そしてその後 カップルが入店

共通する特徴は、女性の方が男性より率先して日本酒を頼み、

酒瓶をしっかりチェックしながら写真を撮っていたということ 

こんなシーンはもう珍しくなくなった。

 

私の方は、 「三連星」の番外品で〆

 

大正を出たのは、午後4時半 バスで終点難波(ミナミ)まで出ると、

まだ明るい空に さて次行きますかという気にさせられた。

 

で、向かったのは、またしても北の方角だった。

 

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(寅)

 

 

 


新春の阪神百貨店 『李白酒造』試飲コーナーに立ち寄った。 【大阪・梅田】1/3

2016年01月04日 18時25分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「李白酒蔵」試飲コーナー  大阪・阪神百貨店 )

 

■2016/1/3(日) 晴

思えば昨年の関西は、1/2の豪雪で真っ白、1/3はまだ灰色の空から雪が舞っていたのだが、今年は、打って変わって春のような陽気と日差しで、日中マフラーは必要なかった。 

西田辺で食事を済ませ梅田(キタ)へ と向かった。昨日1/2の昼、関西に流れた最初のニュース映像が、阪神百貨店の初売り、開店前に6000人の行列ができたというもの。 建て替えを予定されている建物は、老朽化こそしているが、地下からのアクセスも良く商店街や市場のような雰囲気を随所に感じる阪神百貨店の人気はいまだ健在だ。

先に阪急の日本酒売場を覗いた、年末の酒売り場と違い割と閑散としていた。ノーベル賞の晩さん会に提供された神戸「福寿」と山口から「山猿」それともうひと蔵試飲出店していた。

 

(「山猿」(山口) 阪急百貨店)

「山猿」の蔵人さんと話をしようかと暫く待っていたが、どうやら食事に行って、阪急の担当者に交替しているようだ。 さっぱりとした切れ味は、独特で個性的な日本酒のひとつ。 今年は(申)猿年だから  結構引き合いも多いのではなかろうか。

年末は全然身動きとれなかった阪急の菓子売り場を今日は割とスムーズに抜けて、斜め前にある阪神百貨店の菓子売り場から入り日本酒売り場へ向かった。 地下街中心部からのアクセスの良さもあるのだろう。人はこちらの方が多い。 味の名店街をルーツにする「食の阪神」 地下フロアはいつものように結構沢山の人で賑わっていた。

人の流れをかわしながら日本酒売り場へ 師走に松江の李白蔵に寄った際、田中路子室長から「年明けの阪神は、高木と永田の男性二人で伺いますので、宜しくお願いします」と言われていた。 西田辺の「PiEDRA」で写真を撮って・食事をしてから梅田阪急・阪神を覗くのが、ここ三年連続のお決まりコースになっている。 

「李白」コーナーへ 例のごとく、いつものように全酒試飲させてもらった。人は、昨日の方が多かったそうだが、今日もなかなか多いと感じた。永田さんと話をしていると次々にお客さんが寄って来て高木さんが対応、「お年賀」の酒として売れていた。 松江の蔵は、今、酒造りでとても忙しい時季なのだそうだ。 売場は、人が多く、引きで写真を撮るのが難しく、手が入っているのが状況を物語る。

 (阪神百貨店「李白」コーナー)

隣は、「大洋盛」のコーナー。 佐藤さんには以前お酒の名前の由来とか色々と話を伺ったことがあるが、どこのコーナーも盛況で今回は話しできなかった。

薄いブルー瓶の「李白」純米うすにごりを買って、阪神を脱出。 次は「日本酒昼飲み始め」しにノスタルジックタウン大正へと向かった。これも去年同様だ。

 

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(寅)

 


今年もこの店の最初の客は私。そして・・・ 日本酒  『PiEDRA』 【大阪・西田辺】1/3

2016年01月03日 23時58分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(「PiEDRA」集合写真  大阪・西田辺 )

※アルバーロ君は、本日お休み

 

■2016/1/3(日) 晴・暖

正月三ケ日のため、まだまだ休日の飲食店が多い中 大阪・西田辺『PiEDRA』は本日から始動。本日の西田辺は、晴れで暖かく、三月下旬~四月上旬の気温とのこと 桜が咲いてもおかしくない天候だった。

 

昨年に引き続いて今年もこの店の最初の客は、私。というのもオーナー・スタッフの年初めの集合写真を今年も撮ってブログにアップしようと思えばお客さんが入店しない始業前でないとできないことなので、当然一番客になってしまうという訳

 ( 開店準備中の店内)

 

最初の写真でオーナーが手にしているのは、ワインボトルではなく日本酒「風の森」アルファ

今日オーナーから「今年は日本酒の提供も検討してみようと思っている」と嬉しい年頭の抱負を聞かせて頂いた。 「思い立ったが吉日」というわけでもないが、今年5年目を迎える店は、知名度も人気も上位安定し地元に根差してきただけにタイミングとしては、いい頃合いだろう。 店の幅を広げるという意味でも新たな食通を誘引するという意味でも大いに歓迎だ。

日本酒を検討、その背景として以下の二点が、考えられるだろう

・国内の西洋料理の店、勘違いしてはいけないのは、お客のほとんどは日本人。外国人が頻繁に食べに来る店ではないということ。 昨今の日本食・日本酒ブームで、日本酒が幅広く世界の料理に対応できるだけのポテンシャルを持っていると認識してきている人も多く、日本酒を無視したままではお客が飲食店の先を行ってしまいかねないことから、西洋料理を提供する店でも日本酒を飲料のレパートリーに加えることは何らおかしくないのではなかろうか。

・それともう一つは、西洋料理を通して交流ができる外国人の「日本食とJapanese SAKE」への興味が、以前に比べ格段にアップしてきていて、この傾向は今後益々強くなるのではなかろうか。

 ( パスタランチ )

 

私が、オーナーに申し上げたのは 「まずは(お店の)料理を念頭に 自分のお気に入りの日本酒を探すことです」理屈やスペック、名前から入るよりも 味を確かめ自分がこの味ならと思えるお気に入りの酒を見つけ提供することが、足掛かりになるはずと伝えた。 「三重の「天遊琳」なんかここの料理の味に合いそうな酒だと思うけど」と一酒ヒントを付け加え、セレクトするのに相談にのってもらえそうな地酒店もお教えした。

オーナーおすすめの日本酒は何になるだろう!?  これってお年玉で何買おうかなという気持ちに等しく、予想するだけで楽しい。 新年早々、大きな楽しみを貰(もら)った。

 

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(寅)

 


2015年一番印象に残った日本酒は    1/2

2016年01月02日 23時55分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「旭若松」純米 )

 

■2016/1/2(土) 晴

大晦日に2015年の十酒を書いたが、実は書き足りていない酒が1つある。

要するに美味しいということとは別次元で、とても印象に残った日本酒

噂には聞いていたが、こんな日本酒があったのか!? という

思いをさせられた日本酒が『旭若松』だった。

 

その生産量わずか45石というのだから

「幻の」という冠がついていたのも

納得できる希少生産酒だ。

 

 

スペックは、麹米が、雄町/神力

掛米が、雄町/日本晴

精米率70%

 

 

「太い甘みと熟成感のある旨み」というあっさりした紹介文では

この酒は充分言いえているとは思えない。

新酒なのにこの琥珀感は、濾過が他の蔵と変わっているということだろう。

 

まだ飲んだことがない人から「どんなお酒なの?」と聞かれたら

少し長いが、私ならこんな物語風に答えるかな・・・

(蔵元が聞いたら怒られるかもしれないが)

「飲酒を禁止されている中近東のラクダに乗った隊商が、

遠い島国ジパングには米で作るアルコールがあるんだそうだ

と聞き、それを瞑想しながら禁断を破って作ったような酒」

 

ラベルの旭は、まさに日出ずる象徴

東方見聞録的な浪漫を感じる日本酒だ。

今年もこんな個性的な酒と出会えると嬉しい。

 

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(寅)

 


謹賀新年 2016年 今年も宜しくお願い申し上げます。 【奈良・葛城】1/1

2016年01月01日 15時00分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 新年三酒 ;「三井の寿」バトナージュ/「風の森」笑門来福/「山の壽」BaSaRa )

 

■2016/1/1 (金) 快晴

新年 明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。

読者皆様の枡枡(マスマス)のご発展・ご健勝を祈念申し上げます。

 

今年は、日本酒を

ざる・ 書かざる・ 呑まざる

元旦早々 上の三匹の猿たちとは袂(たもと)を分かってしまいました。

 

今年も探求 美味・美食・美酒

今年その三美の猿たちがいそうな恵方は、南南東 とのこと

やはり一押しは、日本酒でしょ

 

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(寅)