遠い昔、8ミリから16ミリに転向しようと Bell Howell 70DR の中古を手に入れてモノクロで何本か撮りました。
その後本格的に取り組もうと貯金をはたいて新品の Canon SCOOPIC 16M を買いました。
当時弟がカメラ店で働いていたので原価ですがそれでも¥38万だったと思います。
あのカメラは実際カラーネガフィルムで古い車を何本か撮りましたが経費が掛かり過ぎて断念、ヨドバシカメラで売却。
買取り価格は¥150,000 でしたがあの個体は今もどこかで生きているかも。
売らなきゃ良かったと後悔しています。
これはキャノンミュージアムのサイトで紹介している SCOOPIC 16M 。発売開始当時です。
いつかはあれを取り戻したいものだと折を見てヤフオクをチェックしているのですが、
昨日落札された物は落札価格がなんと¥187,800 !。入札は29件。
これって、おかしいでしょ。
落札した人はこれがどんなカメラなのか、理解しているんでしょうか。
ビデオカメラとシネカメラの区別ができない人間がいる時代を嘆いても始まりませんが。
これを手に入れてどうしようというのか。
こりゃあもう将来を見越しての投資としか思えませんが投資なら的外れです。
今にして思えば Arriflex16ST はいい時期に手に入れたものです。
そのうち相場が急落したら Scoopic は手に入れたいと思っていますがどうなりますか。
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