てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#131(雨の津幡の岐路・古道編)

2016年07月09日 23時11分07秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
今日は津幡でブラオイラ!

オイラにとっての津幡のイメージは
「岐路」なんだよね。

能登・越中・加賀の三叉路の地であり地政学的にも重要な要所であったはずです。

鉄道もここで別れます。


今日は雨だったけど、道をテーマに津幡をブラっとしたよ。

ちなみにオイラがブラする助手席にはたいていこれがある。

タオル、トロピカル100%オレンジジュース、チョコ


鉄道がちょうど別れる場所付近に到着。
こっちが七尾線


こっちは富山に行く北陸本線※

※正式にはIRいしかわ鉄道線


おぉ~


1.7m低い!ちょうどここで分岐するんだね(手前七尾線・奥が北陸本線)

電車通る時、下にいたらビックリするし、ちょっとこわいよね

石川県ではこの津幡が分岐点の町(追分)ですし、福井県なら敦賀(越前-若狭-近江)なんかそうなんでしょうね。
国内では幸手宿とかの滋賀県草津とかあるよね。
けっこうオイラそういう位置関係を気にします。

次に向かったのが「津幡ふるさと歴史館れきしる」です。

その場所は高台にあって、


昔、津幡城があった場所にあります。

地政学的に戦国時代では非常に重要な城だったが、前田家が加賀能登越中の三国を支配してから廃れたようです。

なつかしい久しぶりに見た。トーテムポール!


これが歴史館「れきしる」です、新しいね。

入館料は100円でした。

館内は撮影禁止でした。


一番有名な展示品は、加茂遺跡から出土した
国内最古お触書「加賀郡牓示札(かがぐんぼうじふだ)」です。
あの倶利伽羅合戦の図もあったよ。



ということで・・・、
次は加茂遺跡をめざしました。

着いたー!


ちゃんと残してくれてます。


加茂遺跡は高架道路の下にあります。


ここは古代の官道が通っておりました。


ちょうど深見駅という三叉路から能登路に入ってすぐの場所です。


この場所には役所の建物があったらしく、


昔の姿はこんな感じだとか



いろいろ出土した場所でもあるのです。

人面墨書土器なんて興味があるけど。

おっ!なんかあるぞ


ちゃんと出土した場所が指定されている。

ここがあの有名な最古のお触書が出土した場所。

内容は、
・田んぼに朝早くから夜遅くまで出なさい。
・好きなだけ魚酒を飲食するな
・溝・堰を管理しない者を罰する
とかかなり厳しい内容のようです。


その他にもいろいろ出土しました。


いいね
オイラが前より言ってるのはこういうこと。

ちゃんと出土した場所を正確に後世に残してほしいのだ。

地面になにやら模様があるけど、これは溝の痕を表しています。



この白いのは路(官道)があった場所ですが、


この色違いは・・・


なんと奈良時代と平安時代の側溝を表しており、

より古い奈良時代の方が道は広かったことになるようです。

前にNHKで古代道路の特集をやってたのを見たが、とても広かったんだって。

合格です!オイラ的に合格です!
古代の道路の様子がよくわかるし、出土した場所も正確に表示してる。
色違いで奈良時代と平安時代の側溝位置の違いを表すなんてやることニクイね。

思わず、雨を降ってるの忘れてパシャパシャ撮っちゃたよ。



きっと昔の古道と同じ位置の現代道を通って・・・



テーマは古道だけに倶利伽羅峠の旧北国街道とも思ったりもしたが、
今日はやめとく


かわりに白鳥神社へ着きました。


津幡はなにかと白鳥推し

こういうところなどいたるところに白鳥が出てくる



白鳥神社は古い神社のようです。


ほら出た、白鳥。


さて帰ろう・・・

途中でコイツ登場!
このサイロみたいのは何だろう?

これ昔からあるよね・・・。


雨もあがって、美しい夕日が見えました。

明日はどこ行こかな
【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする