てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#413(やっぱ凄い那谷寺の紅葉編)

2021年11月13日 14時27分23秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
那谷寺の紅葉は日本一ではないだろうか・・・、

さすがに、それは地元びいきが過ぎるかもしれないが、
オイラ的には確実に県内一、いや北陸一だと思っています。

真っ赤なモミジの背景に奇岩遊仙境、
あんな素晴らしい景観はなかなかないはずです。

毎年行ってるけど、やはり今年もあれを見なければと、
営業開始時間に目掛けて動いたのです。


到着~。

この駐車場はまもなく満車になるはずです。

とにかく、人が少ないうちに見て回ろう。

人が多いと撮影も難しいしね。

ブシュー! なんだ!?

驚いてふり返ると、
茶店の蒸し器の蒸気でした。

甘栗かな。

那谷寺。

開創1300年、巨大で幽玄な岩が多く残る土地にお堂を建立し、本尊・十一面千手観音菩薩を安置したため、当時は「岩屋寺」とよばれていた。
後に花山法皇が御幸された際、那谷寺と改めた。

御柱大鳥居をくぐる、


山門に入る前の前庭から、なかなかいい感じ。


この受付の建物も雰囲気があります。


では、


山門をくぐり、すぐ左手に金堂華王殿があります。


この那谷寺は、


とにかく苔が立派なんですよね、


ここは山の陰に隠れるような場所なので陽がそれほど射さない。

苔の生育にはもってこいです。

青々とした参道を通ると、


向こう側に橙や黄色が見えてくる。


このあたりから色付いた木々が出てきます。


左手に池が現れ、


そこから見る紅葉もまたすばらしい。


そして大本命の、奇岩遊仙境が、


眼前に登場する。

奥の細道の松尾芭蕉もこれを見ています。
そこで詠んだ句が、
「石山の 石より白し 秋の風」
意味は、
(この那谷寺の境内は、奇石の重なる石山で白くさらされているが、ここにいま吹き過ぎる秋風は、この那谷寺の石山よりさらに白く感じられることだ。)
というらしい。
芭蕉が訪れたのが今の新暦の9月18日、残暑が残る時期でした。
もし芭蕉がここの紅葉を見たのなら、どんな一句を詠んだものだろう・・・。

本殿へ

重要文化財(国)

大悲閣、「いわや胎内くぐり」があります。


本殿から眼下を望む。


本殿を出て、


三重塔へ

重要文化財(国)

楓月橋を渡る。


いいね。


そして鎮守堂前の展望台へ


オイラが年に一度、この時期に見なければならない光景がここにある。


日本一の紅葉風景。

ここでは、背景が奇岩で美しい真っ赤な紅葉を見下ろして見ることができます。

晴れ間も出てきたぞ。


那谷寺の紅葉は赤の割合が高いです。


芭蕉句碑。


護摩堂へあがる階段前


護摩堂

重要文化財(国)

護摩堂の高台から、本殿の方向を撮る。





これもんだもんなぁ、


鐘楼

重要文化財(国)

いろいろオイラ的に魅力的なスポットがあったりします。


さて、そろそろ帰ろう。


きっと来年も来るんだろうな・・・。
コメント
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