てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#428(瀬越・塩屋・吉崎で県境編)

2022年07月16日 19時30分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
先日たまたま録画された「NHK 新日本風土記」という番組は、

北前船の紹介の回(再放送)でした。

各地のエピソードのなか、石川県では金沢の豪商の銭屋五兵衛、日本一の富豪村の橋立、
そして瀬越の大金持ちについての紹介がありました。
特に印象に残ったのが、瀬越の紹介、


昭和の初期だと思いますが、お宅には当時では珍しいビリヤード部屋があったり、


なんと庭には鶴を飼っていたというから驚きです。


でも良心的なお金持ちだったようで、地元小学校の修学旅行費用を全額出したり、


地方で初めてコンクリートの舗装道路を敷いたりとかされたようです。


オイラ瀬越という地を知りませんでしたので、これはぜひ一度行ってみたいと・・・、



さて本日から三連休
しかしカミさんはパート、娘も今日は仕事、息子は富山からまだ帰って来ていないので、
オイラ一人寂しく初日の朝を迎えたのでした。 

ならば行ってみるかなと、
やってきました福井との県境に近い加賀の瀬越です。


大聖寺川に架かる瀬越橋を渡ると、


すぐに目的の場所が見つかりました。


たしかに超ご立派なお宅がありまして、


そのレベルに圧倒されます。


今までも旧庄屋や十村の豪農宅とか大屋敷を見てきましたが、それ以上にすごくて・・・、


番組でおばあさんが言ってました。
子供の頃の夏、このお宅のお嬢様が大きな帽子をかぶり門の前にあるこちらより舟遊びに出られたとか、

近所の子供たちは興味津々、使用人のおじさんから、「これっこれっ離れなさい」なんて言われて、少し離れてじぃ~と見てたんだって・・。
そんな昔のドラマのようなワンシーンがあったなんて面白いですよね。


廃校の小学校跡、

無償で修学旅行に行くことができた生徒さん、まだご存命の方はおられますかねぇ・・。

そして田舎で最初にできたコンクリ舗装道路は、


この白山神社の前にある、


こちらの道路だそうで、

どうせなら説明板でも立てたらどうでしょうか、
「石川県内最初のコンクリ舗装道路箇所」なんてね

瀬越から、となりの塩屋へ


ここは大聖寺川河口にあって、弁天島が見えました。


向こう岸に神秘的な鹿島の森が見えました。


行ってみよう。


道の真ん中に何かいると思ったら、
カニだった。


そうここは、


めずらしいカニがいるんですよね。


う~ん、ここを入って行くにはそれなりの勇気が必要で、


今回はやめておこう・・・


このあたりは吉崎、

福井県との県境の町です。

ここにはおもしろい施設があって、


まさに県境に建っているんですよね。


左は福井県、右は石川県

銀鼠の越前瓦と加賀の赤瓦が敷き詰められています。

ちょうど県境に立ちますよ~。


正面に鹿島の森が見えます。


一度見たかった嫁脅しの肉付面。


撮影はNGでしたが、見ることができましたよ。


ということで、今回は福井との県境の町をブラオイラしてみました。
なかなか面白い場所でした。
さて今夜のブラタモリは能登半島ですね。楽しみです
コメント (2)
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