下北のこと

昨日は
嫌いな場所ワーストランキング１０ランクインしている
下北沢に行き、お笑いライブを見て帰宅しました。

少し歩くだけでエネルギーが吸い取られて
頭がクラクラしてきました。
「なんかやってそう」な人が渋谷とか新宿より
パーセンテージが高いですよね。
そういう人を見ると妄想や情報が頭にぐるぐる入ってきて
処理しきれなくなるので、やめてほしいのです。
道が狭いのも理由かもしれません。
昨日はカレーフェス的なことをやっていて、
若者たちが楽しそうに地図を広げました。

いつもくじけてマックとかファーストキッチンとかミスドに入っちゃうのですが、
昨日はお友達と一緒だったので、
その心配はなく心を強く持って、
美味しい中華と食後のスイーツをいただいて
たくさんお笑いの話をして帰って来ることができました。
セーフセーフ。
四十手前で
こんなことを思うなんて恥ずかしいことです。

ちょっと曲がった路地でわたしが十代の頃、
古着が流行っていた頃に行った覚えのある古着屋さんがあって、
急に記憶の扉がバババと開きました。
そのほかの建物とかは変わってしまっているのに、
そのお店を中心として当時の路地の感じや想いが蘇るような気がして、
鳥肌が立ちました。

もう二十年も経ってしまいましたが、
当時、あこがれの街といえば下北沢だったのです。
もちろん渋谷や原宿も、若者あこがれの街でしたが、
ちょっとひねた、演劇とかサブカル（当時はそんなことは思ってなかった）とか格好いいと思っている
そんなわたしは下北沢が格好いい街と思い込んでいた気がします。
そんなこともあって、わたしは今苦手と言っているのかしら。
そこに住むような人間には決してなれないことを悟り、
その妬みもあって、こんなに嫌いになってしまったのかも。
なんてことを思いました。
思い入れがなければ、嫌いにもならないですものね。

ところで
一緒にいたお友達はその場限りのことや取ってつけたようなことを言いません。
大人として見習いたいものだ
などと、帰り道、珍しく人を褒めるようなことを思っていました。
今度ちゃんと伝えましょう。



中華からの、



レモンワッフル。