大雑把な日常

日常のあれこれ。

ミュージカルチューン

2016-10-01 | 日記
今まで歩かなかった理由がわかるな。
思想が沸いては消え
頭が爆発しそうです。

妄想の惑星をいくつも頭上に浮かべているイメージです。

apple musicで
ミュージカル検索をしていたら止まらなくなり、
お気に入りのミュージカルサントラを聴きながら
病院や買い物に徒歩で行ってまいりました。

ミュージカルが大好き。
というと、たまに好きな人がいて、
話してみると日本のミュージカルが好きだったりして
まったく話が合わなく
アーウー!
とお互いになります。

いくつか日本の有名ミュージカルを見に行ったこともあるんですけど
あんまり
ハマらなかった。

そのときそのときは
曲もいいし
歌声やダンスも素敵で満足するんですけど、
外国のミュージカルを見ている時の
「なんだこれ!最高じゃん!」
と血が湧き上がるような興奮はない。

つーか、日本の演劇はチケット買って席に座っただけで
ありがたいものを見るような
全肯定の空気になるのはなんでだろう。
そして海外の観劇は
「いつでも帰ったるぞ!」
っていう、アウェイ感から始まるのはなんでなのかしら。
そのおかけで
海外で見るとぬるい空気が一切しなくて
わたしは好きだ。

それはいいとして、
やっぱり、
「意味」の問題だとわたしは思うわけですよ。

歌って踊るなんてことの意味は、はっきり言ってない。
すべてのこともそう。
生活の意味
笑う意味
生きている意味
本当は意味なんてないのだけど、
なんかしらの意味を持たせようとするのが人間よ。

それをどうとらえるかが
ミュージカルに現れている。
日本のミュージカルは
ばかばかしさをあんまり受け入れない。
コメディじゃなくても
オペラ座の下に怪人住んでいるなんて
アホらしいじゃないですか。

それを一回受け入れて
それでも
すげーな!
って思える底知れないパワーを感じたい。

日本で上演されるのは
重めの演目が多い。
救いようがないやつが。
意味を与えたくて仕方がないのだ。
でも歌って踊るなんて、そもそも意味のないアホらしい行為なんですよ。
遺伝子のなかに組み込まれた理由のつかない衝動が音楽だ。
だからこそ最高なのに。

そこが相いれないから
わたしはハマらなかったんだよな。劇団四季に。

ニューヨークやロンドンに観劇しに行きたい。
吐くほど遠いし高いけど。



コメント
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