降りてきた

箱根神社に行って、遭難しかけた話を書いたのですが、
どしゃぶりで下着までびしょ濡れになり、
御殿場アウトレットは渋滞で５分で帰ることになり
散々でした。

ま、いいとして、
箱根神社横の
九頭龍神社に
用がありました。
どうしても叶えたい仕事に関することは
ここだ！
という情報を仕入れまして。
どうか小説家になれますよーに！
と祈ってきました。
叶うかどうかは才能の問題でしょうが…。

でも降りてきたよ。
ある考えが。
旅のお供に自己分析本を持って行ったからともいうが。

強く感じたのは間違いない。

芸に触れるとき
自分がなにを重視し、
なにに感動し、
心を動かすかを思い出した。

わたしは本質の本質が見たい。
内面の深層心理の一番深いところ。
中心。
芯。
コア。
そこに燃えたぎるような情熱や愛や
つまりきらめきがあれば
感動して
自分の好みさえ
どうでもよくなる。
それを見て心を動かされるかどうかキーポイントだ。
そのフックとなるのは
そのものの中身だ。

わたし
笑うことが好きなので、
芸人さんのネタ見るの好きです。
結局は好きか嫌いかでしか人は判断できないと思っている。
でもそれを乗り越える瞬間があって、
魂がブルブルと震えて
別に全然好きじゃなかったけど、
すげー！
って感動しちゃうの。
だから贔屓はあるけど、そこに感動したいから。フラットで見たいよね。
ナイツはその筆頭の芸人さんです。私の中で。
ネタの種類は全然好みじゃないわ、ふーん。って三年くらい思ってからライブで見て、打ち震えた。

今年もキングオブコントが終わって
そんなことを考えていました。
芸人さんのネタはそのことを重視してみるのに
自分の書いている小説はどうだ？
と思って、全面書き直しです。
その側面を一切書いてなかった。
大したストーリー書けないくせに
心情的なこと書かないって
何がしたいんだ。
中身しかいらねーだろうがっ。
というわけで
心臓を素手で掴むような気持で
もう一回書き直している。