大雑把な日常

日常のあれこれ。

思春期いい、って話

2018-10-25 | 日記
思春期って、何か怖いものだと思っていました。
自分がそこにいた時は、不安がうずまき、自分のコントロール外の何かにからめとられるような
そんな気持ちになったから。

子どもが思春期です。
おそらく。

というのは、心がとても複雑になってきたから。
答えのない何かを考えることが、それもありだと受け入れている。
生きることはけっして表面に見えていることだけではないことに、
とっくに娘は気づいている。

見た目だけで、内容がいっさいないイケメン俳優にイラついたり、
クラスで芸人の真似をしてまわりを回している気でいる同級生を「全部言葉間違っているから、ちょっと嫌い」と言ったり、
本を読んで「なにかとっても考えてしまう。ママにもおすすめ」と言ってきたり。だ。

彼女の内側はどんどん複雑に成長している。
ね、思春期でしょう。

まぶしくて、驚異的で、
それを間近で見ていられるなんて、
すごい役得。
言葉で説明できないもの。矛盾した感情。ジレンマ。
そういったものに悩み、傷つき、たくましくなっていくのだ。
人にやさしい大人になるために。
思春期って、すばらしいな。
怖いものじゃなかったんだ、って気づいた話です。




コメント
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