大雑把な日常

日常のあれこれ。

ザ・シェフ・ショー~だから料理は楽しい!~

2019-10-06 | 見た

 

Netflixで料理番組みております。

わたしがハマりにハマったキューバサンドをフィーチャーした映画「シェフ」(本当はそういう映画ではない)

の監督兼主演ジョン・ファーヴローと、

料理監修だったシェフのロイ・チョイの料理番組。

おじさんが二人で、料理作りながら、わいわいお話しする番組です。

見て居られるんですよね、これが。どうしてかしら。

料理に興味があるというのが、大きな理由だけど、二人が楽しそうだし、もりもり食べるから。

 

それから料理に関するロイ・チョイの思想がとても好きです。

プロとはこういう人のことだな、って思う。

自分の職業を愛する人は信用できます。「食べること」についてものすごく考えている。

食事は必ずその人の歴史やオリジンに起因している。

狭い日本にいて、あんまり考えたことなかったけど、番組にいろんな国のいろんな料理が出てくる。

レストランのシェフにナポリピザの作り方を教えてもらったりね。

パン種をイタリアから来るときに、こっそり瓶に忍ばせて持ち込んだ、とか。いい話。

ロイは韓国系アメリカ人でロス生まれで、もともとフランス料理を学校で習って、タコスのフードトラックを出した。

それぞれの人が、自分の国の、家族の料理を大切にしていて、それにアレンジを加えて新しいものを作ろうとしている。

多人種国家のなかで、様々な国のおいしい料理を笑顔で食べるなんて、

平和このうえない素敵なことだ。

料理をいただくことはその国の人へのリスペクトにもなるしね。

どこの国にも食いしん坊はいる。

 

そいでもって、ロイのレシピ。

米酢とか、みりんとか、かつおだしとか、日本の食材もたくさん出てきます。

みりんは、MIRIN

かつおだしは、KATSUO

と発音されていて、びっくり。

あと「UMAMI(旨味)」と言っていた。

出汁の概念ですね。

とっても誇らしいです。

私が子どもの頃に比べると、給食にキムチチャーハンやナンが出るとか、多国籍が広まっていますけど、

もっといろいろ食べられるようになったらいいな、と思います。

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