大雑把な日常

日常のあれこれ。

恋するベーカリー

2019-09-04 | 見た

見たよ。

いい、いい。とは聞いてました。

ナンシー・マイヤーズ監督作品のファンレビューでは

なんどもあがっていたこの映画。

やっと、見た。

 

めっちゃおもしろかった。で、泣けた。

すごいのは、ナンシー・マイヤーズは必ず同世代に向けた視点を入れているってことだ。

同世代って、おそらくご本人の。

子どもたちが全員大人になって、

初老が見えてきた(もしかしたら私が思っている年齢より低いのかも。海外の方は早めにマダムになるから)人たちへ向けた

完全なるロマンチックコメディ。

嘘のない。というと、語弊があるけど。

ちゃんと真実を散りばめた話を描いている。

唸りまくり、膝叩きまくりです。

シチュエーションにコメディを入れるやり方、テンポの良さ。

毎回、息を吞むような美しいおうち。

そして理想のベーカリー。

だがしかし、ベーカリーシーンはちょっとだ。

きっと大量にあるそのシーンは、(だってこだわりがすごいから)

なんらかの関係でカットになってるんだろう。

 

ディレクターズコメントがあればDVDも買おうと思っています。

私、副音声の監督コメント、ナンシー・マイヤーズは全部聴いている。

どうしてこのシーンにしたのか。本当は前後にどういう筋書きがあったのか。

シーンの注目ポイントやセットの裏話。

永遠に聴いていられる。

なぜなら超好きだから。

 

人に勧める時にはちょっと迷う。

出て来る役者さんはちゃんと素敵なんですけど、ラブシーンがけっこう濃厚です。

私が日本の文化の中で育ったせいで、私の年齢より上の人たちのいちゃつきに慣れていないせいで、「おいおいおい」と違和感をもってしまう場面あり。

そう、市原悦子のベッドシーンを見た時の、見ちゃいけない感に似ている。

大丈夫だ!って方はぜひ。

ナンシー・マイヤーズ好きにはもちろんオススメ。

 

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