大雑把な日常

日常のあれこれ。

先週のフリースタイルダンジョン

2019-11-21 | 見た

フリースタイルダンジョン見てます?

私は一時期ものすごく流行った初期の頃、見てなくて、

落ち着いたころに見てハマって

それからまたいろいろ変わってしばらく遠ざかっていて、

Creepy Nutsのファンになって、先週ひさびさに見たんです。

ライブゲストがCreepy Nuts、加えてラスボスであるR-指定さんのバトルが見られるというので。

私はCreepy Nutsを面白さ、からファンになったもので、

総合的に良さに気づいてしまった今、逐一活躍をチェックしているのですが、

この日のR-指定さんは

バトル番組のラストを飾る門番的役割を全うしていました。

即興ラップで相手をのめすことを最大限にやっていた。

要するに、めっちゃ怖かった。口喧嘩ですから。

パッションで来る挑戦者を相手に、技術と意地の悪さを出し続け、言葉で殺していた。

 

そっかぁ、ねぇ。

怖いねぇ。すごいねぇ。子どもが見てたら、「あら、おやめなさい」っていうわ。

そうじゃないかなって、思っていたんです。

歌詞やラジオから、ヒップホップを愛して愛されようとしている人だから、ダークで危険な部分も持ち合わせているんだ。

ただ、ラジオや普段のおしゃべりを聞く限り好青年なもので、

空気を読み、仲間や家族を大事にし、調整し、優しく笑顔を絶やさない素敵な人を、想像してケンカ売ったら、

一気に八つ裂きにされるわ、と感じ入ったのでございます。

 

ところで、Rさんは一回戦、判定を取られそうになったのを、ものすごく悔いている感じでした。

そういえば反省会に行ったといっていたのは、この回なのでしょうか。

 

感じのいいRさんも、言葉で人を殺すRさんもどちらも、ラップスターとしての彼の姿なのでしょう。

で、CreepyNutsのもう一人のメンバー、DJの世界一を取った松永さんも同様にそうなのだろうな、と思っている。

ぶっ飛んで偏りのある、ロックで魅力的なキャラクターですが、彼なりの思慮深さにより、徐々にバランスを取り始めている。

ミュージシャンの顔は元々すごいものを持ちながら、ヒップホップの業界ごと背負って、そうでない世界でスターになろうとしている、

と私はみます。

どこまでも謙虚な姿勢や、反省を忘れない発言も、今の時代を象徴していると思います。

アイドルがバラエティにメイン出るようになったように、彼らもそうなるんじゃないかな。

(アイドルがバラエティで爪痕残すようなったのは、SMAP以降、と私は思っております。それまでは、スター扱いだった)

ヒップホップをする人が番組を回すようになる世界がくるんじゃないか。

ヒップホップスターってたくさんいるはいるけど、

違った角度で、もしかして、例えばテレビのゴールデン番組で冠で司会で、誰もが知っている人気者に

ふたりはなり得るんじゃないかしら、ってふっと思ったんです。

 

そして、私たちの孫世代がラップをするのが当たり前の世の中に(つーかアメリカではだいぶ市民権得ているから)

なるんじゃないか日本も。

フリースタイルダンジョン見て、日本の未来が見えた、という話。

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