48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

自転車で三河湾を一周した

2012年07月28日 04時03分16秒 | 自転車
7月24日(火)柔道の練習日・・・だが、行けなかった。
前日の月曜日に近所の遅くまでやってる歯医者に電話し、本日火曜日の診察を予約したものの、空いてる時間は夜の一番遅くの時間。ちょうど練習と重なってました。ちゃっちゃと終わらせて、一般部からでも参加しようと思ってたのですが、診療が遅れに遅れて、終わった時間が既に一般部が始まってて・・・駄目だ、間に合わん。
さて歯の治療であるが、差し歯が吹っ飛んだ衝撃で、根元の土台の歯が割れたそうだ。一応強力なセメントで差し歯ともくっ付けたそうなのだが、「おそらく1~2年後にはまた割れる事間違いない!」と医者に断言されました。
「その時は、入れ歯です!」
「うへえ!」
この年で入れ歯かよ。とほほほ。

さて本題に入る。実は昨日突然ひらめいて、本日火曜日に実行したオヤジの記録である。火曜日は夜の歯医者と柔道だけ。で嫁さんもいない・・・オヤジは久しぶりにツーリングだあ!
てな訳で、いきなり突然三河湾を自転車で一周しました。
風向きを考えて、吉良町の自宅から峠を超えて蒲郡~豊橋~伊良湖からフェリーで師崎~半田~吉良町の自宅へという、距離にして約130km、時計回りの計画である。はたして体力低下のオヤジに出来るのであろうか?
朝4時に出発・・・の予定だったが、いきなり寝坊した。3時半に時計は鳴ったものの、知らず知らずに止めてたらしい。しかも記憶にない。急いで用意をして5時半に家を出た。
吉良町から峠を越えて幸田町の三ヶ根へ、蒲郡の海岸線を通り、竹島前の公園トイレで休憩し記念撮影。

「竹島は日本のもの!」と訳のわからんギャグを飛ばして出発。
ラジオ体操をしている三谷小学校前を通り、友人のAさんのお店前を通り、大塚に抜けてラグーナ前のコンビニでおにぎりとノンアルコールビールを買い、そこで朝食。ここまで自宅から約20キロで1時間。まずまず順調であった・・・。
が、ここで寝てしまいました。30分ぐらい仮眠をとるつもりが、1時間寝てしまった。写真を見ていただいて分かるように、日帰りなのに銀マット積み込んでるのは、何時でも何処でも(誰とでも)寝れる用意です。8時を過ぎ、気温も上がってきて・・・道に迷いました(笑)。国道23号は、途中から自動車専用になり、自転車は国道横の農道を走ってました。23号は高架工事をしているので、横の農道も通行止めになったり、回り道をしたり・・・あああややこしい。しかも私の持ってた昭文社の愛知県地図は、18年前のもので、伊勢湾岸道も載っていないぐらい古い地図。豊橋の市街地の南部で、うろうろして1時間タイムをロスしてしまった。俺は馬鹿だよ・・・。
その後、豊橋市内で国道259号線に入り、炎天下の中ひたすら伊良湖岬目指して突っ走る。ひいはあひいはあ、ぜいぜい。暑い~。まさしく汗が滝のように落ちる。結構快調に飛ばすも、フェリーの時間に間に合うのかなあ。
渥美半島って、小さな山が多いですね。丘陵地帯の知多半島に比べて、景色は楽しめます。
伊良湖まで6kmの表示を見つけ、ひたすらペダルを漕ぐ。
シャカシャカシャー・・・(自転車のホイールの回る音)
ひいはあぜいぜい、ひいはあぜいぜい。
シャカシャカシャー
ぜいぜい、ひいはあ、ぜいぜい、ひいはあ
・・・中略・・・
もうしんどい。と思ってたら港のフェリー乗り場に着いて、切符売り場に駆け込み、出発時間の9分前に切符をゲット。売店の兄ちゃん曰く、「走って!」・・・走らなくても十分間に合いました。これを逃したら、次は2時間後だもん。間に合って良かったー!
自転車はフェリーの壁にくくりつけられ、私は階上の船室に行ったのだが、本日はお客も少なく、私を入れて30名くらいであった。ガラガラである。儲かってんのかなあ。他のお客さんも最初は甲板に出て景色を見ている人が多かったのですが、あまりの暑さに最後にはほとんどの人が船室に戻ってました。で漁船と並走する光景なんて、結構面白かったですよ。ある親子連れが漁船に向かって手を振ると、漁師のおっちゃんも手を振り返して、それを見た子供さんは狂喜してました。ええ思い出になるやろねえ。
そんな快適な船旅も35分ほどで終了し、再び地獄が・・・。
12時近くに師埼を出発しましたが、気温が上がって、顎の先から汗がぽたぽた。30分ごとにペットボトル買ってました。しかも風向きが変わって向かい風に・・・しんどい。
半田手前のドライブインで昼食を取りましたが、海産物屋が経営しているらしく、食堂のマグロカツ丼が美味くて、ビールを飲んでしまった。当然その後は駐車場脇にマットを敷いて爆睡。自転車横で寝ているオヤジを見る家族連れは、完全に引いてました。
1時間半後に目を覚まし、アイスクリームを食ってると、自転車ツーリングの親子がおり、写真を撮ってあげたことから会話。
「小学校の高学年になったので、名古屋の緑区から師埼まで日帰りツーリングなんですよ」との事。
それって往復100km以上あるではないですか!
「僕すごいなあ」と言うと、男の子ははにかんでました。
ああっ!うちの子供もツーリングに連れてってあげたい。子供の頃の遠出って、凄い冒険ではないですか。
私が小学校6年生の時、普段は仕事仕事で滅多に相手をしてくれない父親が、いきなり、
「散歩行こうか」と言い、淀川の河川敷20kmを散歩した事がありました。普段は家と小学校の周りの世界しか知らない小学生の私にとっては、自分の足で見知らぬ世界に行く事は、たかが20kmでも大冒険でした。私の父親は、私が大学生の時に亡くなりましたが、父親との20kmの散歩イコール小学生の大冒険は、今でも鮮明に覚えております。父親との数少ない思い出です。うちのアホぼんにも、良い思い出を作ってあげたいです。
この親子との会話をしてから、心の中であまり悪態をつく事が無くなりました。
「しんどい」「えらい」「もう駄目」って言ってた私は情けないですね。それより夏休み中に日帰りでも良いから、子供と100kmぐらいのツーリングをしよう。そんな事を考えてたら、疲れも吹っ飛んでしまいました。
半田市内に入り、私の嫌いな車通りの多い市街地を過ぎて、衣浦海底トンネルへ。この海底トンネルが不気味だったー!階段で地下11階まで降りるのですが、途中から人の声が反響し聞こえる・・・うわああ怖わあ!と聞いてたら、薄暗い地下トンネルにZIP-FMが流れてた。何これ?皆さんこのトンネルは不気味で面白いです。ぜひ来てください。
トンネルを上がると、遠くには見知った西尾の茶臼山が・・・。最後の力で一気に飛ばし、4時に自宅に到着。11時間半の旅でした。
コメント (5)
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