8月1日 日曜日 息子の帰省と転職希望の話
息子が帰省しました。
本来ならどこかに誘って皆で遊びに行くのですが、仕事がきついらしく、2泊3日ほぼゴロゴロしてました。
あまり詳しくは書けないけど、かなり仕事がきついようです。
私が勤めているのは中小企業ですけど、息子の勤めてる会社は、その数百倍ある会社にもかかわらず、勤務時間が私の会社よりはるかに長くて、家に帰ったらバタンキューだそうです。
「父さんの会社が羨ましい」
「でも給料は安いよ」
両方に満足って所は少ないので、どっちかを取ると言えば、「自分の時間が持てる」会社を私は選びました。貧乏ですけど、そのおかげで柔道を習うことが出来たし、今は辞めちゃったけど空手の道場も持てたし、毎週のようにキャンプに出掛けられるのも、今の会社だからです。
「本当に忙しくて何も出来ない」
これが息子のホンネ。
独身の若い時に「何も出来なく働くだけ」ってのは辛いと思う。
いずれは転職を考えてるみたい。
「そんな会社辞めてしまえ。1~2年かけて、バイクで日本一周でもしてみろよ」
「それは父さんの願望だろう」
はいそうです。全てを投げ捨てて、自転車で日本一周してみたい。
これだけ真面目に働いてる人が、他国より断然多いのに、他の先進国より労働生産性が低いのは、何でだろう?わからん。
誰かズバリ原因を特定できないのかな。誰か教えて下さい。
25年ほど前に地方書店に勤めていた頃のお話。
本屋さんがどんどん減少していく中、私の勤めていた本屋さんは超大型の郊外店舗をどんどん増やしておった。サブカルと専門書を大幅に展開していたのが特色で、都心の大型書店並みの在庫量を誇り、それが当たったのです。
ただし専門書を大幅に増やすと、管理とメンテが大変なので、人件費が大幅にアップするのが常。そうなると経費を人件費で食われてしまう。
私の会社はどうしたのか?
答えは「社員に死ぬほど働いてもらう」
6年近く勤めたけど、労働時間年平均3000時間以上。一番の記録で、月間360時間という労働時間記録を持ってます(笑)。自慢出来る事ではないですなあ。
社員総数30名(役員を含む)、パートアルバイト70名。社員は平均1~2年で退職してしまうので、私が最後辞める時はですね、社歴は上から8番目でした。社員の離職率が凄かった。
で、ある時経営者が朝礼で、
「昨年度の決算が出来ました。純利益2千万です。書店業界では、この売上(約20億)でこの利益率は、まずありません」
と誇らしげに言ってました。
あれ?おかしいぞ?
もし社員25人が残業代申請したら、どうなるんだろう?
一人年間1000時間のサービス残業。社員だから時給2500円として、年間一人当たり250万の残業代。25名で6250万円の未払残業代です。
純利益2000万吹っ飛んで、4250万の赤字じゃん。
なーんだ、ここの経営者って能力無いんだな。
ところがこの経営者は業界の寵児で、経済雑誌や地元マスコミの取材を受けまくってました。不思議です。
日本の敏腕経営者ってのは、経営手腕があるのではなく、社員の犠牲によって利益を上げている所がほとんど。「一将功成りて万骨枯る」とはこの事だ。
残業代・賃金ぐらいまともに払おうよ。
「最低賃金が上がると困る!」というタイトルで、中小企業が困っているというニュースが沢山あるけど、賃金を払えない会社なんて潰れてしまったほうが良いのだ。
無能な経営者はいらない。賃金を払えない会社はいらない。税金で助けるなんてもってのほか。
非効率的な組織は潰れるべし。
ああ、会社を辞めて旅に出たい(笑)。
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息子が帰省しました。
本来ならどこかに誘って皆で遊びに行くのですが、仕事がきついらしく、2泊3日ほぼゴロゴロしてました。
あまり詳しくは書けないけど、かなり仕事がきついようです。
私が勤めているのは中小企業ですけど、息子の勤めてる会社は、その数百倍ある会社にもかかわらず、勤務時間が私の会社よりはるかに長くて、家に帰ったらバタンキューだそうです。
「父さんの会社が羨ましい」
「でも給料は安いよ」
両方に満足って所は少ないので、どっちかを取ると言えば、「自分の時間が持てる」会社を私は選びました。貧乏ですけど、そのおかげで柔道を習うことが出来たし、今は辞めちゃったけど空手の道場も持てたし、毎週のようにキャンプに出掛けられるのも、今の会社だからです。
「本当に忙しくて何も出来ない」
これが息子のホンネ。
独身の若い時に「何も出来なく働くだけ」ってのは辛いと思う。
いずれは転職を考えてるみたい。
「そんな会社辞めてしまえ。1~2年かけて、バイクで日本一周でもしてみろよ」
「それは父さんの願望だろう」
はいそうです。全てを投げ捨てて、自転車で日本一周してみたい。
これだけ真面目に働いてる人が、他国より断然多いのに、他の先進国より労働生産性が低いのは、何でだろう?わからん。
誰かズバリ原因を特定できないのかな。誰か教えて下さい。
25年ほど前に地方書店に勤めていた頃のお話。
本屋さんがどんどん減少していく中、私の勤めていた本屋さんは超大型の郊外店舗をどんどん増やしておった。サブカルと専門書を大幅に展開していたのが特色で、都心の大型書店並みの在庫量を誇り、それが当たったのです。
ただし専門書を大幅に増やすと、管理とメンテが大変なので、人件費が大幅にアップするのが常。そうなると経費を人件費で食われてしまう。
私の会社はどうしたのか?
答えは「社員に死ぬほど働いてもらう」
6年近く勤めたけど、労働時間年平均3000時間以上。一番の記録で、月間360時間という労働時間記録を持ってます(笑)。自慢出来る事ではないですなあ。
社員総数30名(役員を含む)、パートアルバイト70名。社員は平均1~2年で退職してしまうので、私が最後辞める時はですね、社歴は上から8番目でした。社員の離職率が凄かった。
で、ある時経営者が朝礼で、
「昨年度の決算が出来ました。純利益2千万です。書店業界では、この売上(約20億)でこの利益率は、まずありません」
と誇らしげに言ってました。
あれ?おかしいぞ?
もし社員25人が残業代申請したら、どうなるんだろう?
一人年間1000時間のサービス残業。社員だから時給2500円として、年間一人当たり250万の残業代。25名で6250万円の未払残業代です。
純利益2000万吹っ飛んで、4250万の赤字じゃん。
なーんだ、ここの経営者って能力無いんだな。
ところがこの経営者は業界の寵児で、経済雑誌や地元マスコミの取材を受けまくってました。不思議です。
日本の敏腕経営者ってのは、経営手腕があるのではなく、社員の犠牲によって利益を上げている所がほとんど。「一将功成りて万骨枯る」とはこの事だ。
残業代・賃金ぐらいまともに払おうよ。
「最低賃金が上がると困る!」というタイトルで、中小企業が困っているというニュースが沢山あるけど、賃金を払えない会社なんて潰れてしまったほうが良いのだ。
無能な経営者はいらない。賃金を払えない会社はいらない。税金で助けるなんてもってのほか。
非効率的な組織は潰れるべし。
ああ、会社を辞めて旅に出たい(笑)。
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