10月後半から仕事開始したせいもあって、通勤時間くらいしか読めなくなって、ペースダウンです。
ありゃ・・・ブログも1カ月ぶりの更新(^^;)
2014年11月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:2999ページナイス数:363ナイス悟浄出立の感想僕としてはあまり詳しく知らない中国の故事の人物に関わった人を主役にした連作集。表題作は西遊記の沙悟浄と猪八戒がメインの話。戦の話は無いが、張飛や諸葛亮と共に劉備の将軍だった趙雲の話。項羽の四面楚歌状態(?)の中にいた女性、虞の話。秦王を暗殺未遂した燕の男と同名の男の話。司馬遷の娘の話。どれもいつもの万城目さん独特の世界は出てこないけど夢中で読めた。虞の話、司馬遷の娘の話が特に感動した。読了日:11月3日 著者:万城目学
ななつのこものがたりの感想加納朋子さんの「ななつのこ」を読んで、この絵本も借りてみました。内容は「ななつのこ」を読んだからわかってるんですが、純粋に物語部分だけだし、なんとなく懐かしいような絵もあり、なんか心がほっこりしました。でも、子供に読ませるにはちょっと高度(?)かも。読了日:11月4日 著者:加納朋子
邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)の感想初読み、鯨統一郎さん。とんでもない歴史解釈だけど、僕は全部信じてもいい(笑) 邪馬台国が岩手県だの、仏陀は悟りを開いていないだの・・・中でも明治維新の部分に思わず納得・・・尊王だったはずが、天皇じゃなく徳川幕府に変わって明治政府が政治をやってるし、攘夷だったはずが、開国して外国文化をバンバン入れてるし。姉妹編も読んでみたい。読了日:11月6日 著者:鯨統一郎
パコと魔法の絵本 (幻冬舎文庫)の感想映画でパコを演じた子の所属事務所とお付き合いがあるので、題名だけは知ってたのですが、映画も見てないし物語の中身を初めて知りました。もっとファンタジーなものを想像してたんですが、前半は大貫さんの横暴さに読んでいて不快感。その後、大貫さんの心変わりがちょっと唐突だけど、後半は笑いあり涙あり。通勤電車で読了したんですが、涙は我慢できたけど、鼻水が止まらなかった(^_^;)読了日:11月7日 著者:関口尚
魔法飛行 (創元推理文庫)の感想いかん、前作「ななつのこ」をほとんど忘れてる。駒子以外がわからずに読み始めてしまった・・・けど、何とかなった(^^;) 前作同様(←解説を読んで最終的には少しは前作を思い出しましたが)、小さな謎解きの連作短編で話は進んでいくのですが、不可解な手紙が・・・そして最後に物語は大きく動きます。ちょっと女子短大生の話なので、オッサンには感情移入しにくいのですが、身近なミステリーで好きです。続編の「スペース」も近々読むつもりです。読了日:11月9日 著者:加納朋子
虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)の感想映画は見てないけど、CMのせいで、どうしてもその配役をイメージしてしまう。ただ、いつもはそうイメージするのが嫌だけど、なぜかこの本はそれでもあまり違和感がなかった。きっとCMを見て読みたくなったからなんだろな。こんなお店に行ってみたいです。読了日:11月11日 著者:森沢明夫
スペース (創元推理文庫)の感想このシリーズ、手紙が必ず出てくるのですが『スペース』に出てきた手紙、いつ終わるのやらと少ししんどかったです。でもミステリーよりも恋の方がいい方向に進みそうで、続編(いつ出る?)が楽しみ。『バック・スペース』は駒子の同級生視点のお話。最後に百人一首(というより僕は落語で憶えた)崇徳院の歌が出てきて、僕にとってもこの本との運命的なものを感じましたね(笑)最後はちょっと出来すぎの感もありましたがいい話でした。読了日:11月15日 著者:加納朋子
お菓子の髑髏: ブラッドベリ初期ミステリ短篇集 (ちくま文庫)の感想レイ・ブラッドベリの初期短編集。いつもと違うなと思ったら、ミステリ短編集だった。ブラッドベリというとSFや怪奇などを期待してしまうから、違和感を抱きつつ読んでました(^^;) 謎解きや悪者をこらしめる話は読んでて楽しかった。読了日:11月22日 著者:レイブラッドベリ
カラーひよことコーヒー豆 (小学館文庫)の感想同世代(僕のほうが少し年寄り^^;)なだけに、化粧など女性ならではの話題を除き、昔話は共感できる部分が多い。もちろん(?)カラーひよこも知ってるし、しかも買ってもらって短命に終わらせた一人(T_T) あまり小川さんのエッセイは読んだ記憶がないけど、なんというか安心して読めます。読了日:11月24日 著者:小川洋子
新・世界の七不思議 (創元推理文庫)の感想正直『邪馬台国はどこですか?』のほうが納得できたし面白かった。たぶん紀元前とかの話だし、謎が主に建造物に関する話だから人間的な面白みに欠けてたせいかも。でも、カクテルは飲まないけど、バーテンダーの松永が腕を上げたみたいだし、酒の肴や食事も気になる・・・推理じゃないところに感心した^^;読了日:11月27日 著者:鯨統一郎
掌の中の小鳥 (創元推理文庫)の感想加納朋子さんのミステリーって、あまり深刻にならないで読めるから好きです。今回も恋愛、子供の頃、学生時代など、ちょっとした事件を解いていくのが安心して読めて良かったです。解説(?)で全話おさらいできたのも良かったかも。読了日:11月30日 著者:加納朋子
読書メーター
ありゃ・・・ブログも1カ月ぶりの更新(^^;)
2014年11月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:2999ページナイス数:363ナイス悟浄出立の感想僕としてはあまり詳しく知らない中国の故事の人物に関わった人を主役にした連作集。表題作は西遊記の沙悟浄と猪八戒がメインの話。戦の話は無いが、張飛や諸葛亮と共に劉備の将軍だった趙雲の話。項羽の四面楚歌状態(?)の中にいた女性、虞の話。秦王を暗殺未遂した燕の男と同名の男の話。司馬遷の娘の話。どれもいつもの万城目さん独特の世界は出てこないけど夢中で読めた。虞の話、司馬遷の娘の話が特に感動した。読了日:11月3日 著者:万城目学
ななつのこものがたりの感想加納朋子さんの「ななつのこ」を読んで、この絵本も借りてみました。内容は「ななつのこ」を読んだからわかってるんですが、純粋に物語部分だけだし、なんとなく懐かしいような絵もあり、なんか心がほっこりしました。でも、子供に読ませるにはちょっと高度(?)かも。読了日:11月4日 著者:加納朋子
邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)の感想初読み、鯨統一郎さん。とんでもない歴史解釈だけど、僕は全部信じてもいい(笑) 邪馬台国が岩手県だの、仏陀は悟りを開いていないだの・・・中でも明治維新の部分に思わず納得・・・尊王だったはずが、天皇じゃなく徳川幕府に変わって明治政府が政治をやってるし、攘夷だったはずが、開国して外国文化をバンバン入れてるし。姉妹編も読んでみたい。読了日:11月6日 著者:鯨統一郎
パコと魔法の絵本 (幻冬舎文庫)の感想映画でパコを演じた子の所属事務所とお付き合いがあるので、題名だけは知ってたのですが、映画も見てないし物語の中身を初めて知りました。もっとファンタジーなものを想像してたんですが、前半は大貫さんの横暴さに読んでいて不快感。その後、大貫さんの心変わりがちょっと唐突だけど、後半は笑いあり涙あり。通勤電車で読了したんですが、涙は我慢できたけど、鼻水が止まらなかった(^_^;)読了日:11月7日 著者:関口尚
魔法飛行 (創元推理文庫)の感想いかん、前作「ななつのこ」をほとんど忘れてる。駒子以外がわからずに読み始めてしまった・・・けど、何とかなった(^^;) 前作同様(←解説を読んで最終的には少しは前作を思い出しましたが)、小さな謎解きの連作短編で話は進んでいくのですが、不可解な手紙が・・・そして最後に物語は大きく動きます。ちょっと女子短大生の話なので、オッサンには感情移入しにくいのですが、身近なミステリーで好きです。続編の「スペース」も近々読むつもりです。読了日:11月9日 著者:加納朋子
虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)の感想映画は見てないけど、CMのせいで、どうしてもその配役をイメージしてしまう。ただ、いつもはそうイメージするのが嫌だけど、なぜかこの本はそれでもあまり違和感がなかった。きっとCMを見て読みたくなったからなんだろな。こんなお店に行ってみたいです。読了日:11月11日 著者:森沢明夫
スペース (創元推理文庫)の感想このシリーズ、手紙が必ず出てくるのですが『スペース』に出てきた手紙、いつ終わるのやらと少ししんどかったです。でもミステリーよりも恋の方がいい方向に進みそうで、続編(いつ出る?)が楽しみ。『バック・スペース』は駒子の同級生視点のお話。最後に百人一首(というより僕は落語で憶えた)崇徳院の歌が出てきて、僕にとってもこの本との運命的なものを感じましたね(笑)最後はちょっと出来すぎの感もありましたがいい話でした。読了日:11月15日 著者:加納朋子
お菓子の髑髏: ブラッドベリ初期ミステリ短篇集 (ちくま文庫)の感想レイ・ブラッドベリの初期短編集。いつもと違うなと思ったら、ミステリ短編集だった。ブラッドベリというとSFや怪奇などを期待してしまうから、違和感を抱きつつ読んでました(^^;) 謎解きや悪者をこらしめる話は読んでて楽しかった。読了日:11月22日 著者:レイブラッドベリ
カラーひよことコーヒー豆 (小学館文庫)の感想同世代(僕のほうが少し年寄り^^;)なだけに、化粧など女性ならではの話題を除き、昔話は共感できる部分が多い。もちろん(?)カラーひよこも知ってるし、しかも買ってもらって短命に終わらせた一人(T_T) あまり小川さんのエッセイは読んだ記憶がないけど、なんというか安心して読めます。読了日:11月24日 著者:小川洋子
新・世界の七不思議 (創元推理文庫)の感想正直『邪馬台国はどこですか?』のほうが納得できたし面白かった。たぶん紀元前とかの話だし、謎が主に建造物に関する話だから人間的な面白みに欠けてたせいかも。でも、カクテルは飲まないけど、バーテンダーの松永が腕を上げたみたいだし、酒の肴や食事も気になる・・・推理じゃないところに感心した^^;読了日:11月27日 著者:鯨統一郎
掌の中の小鳥 (創元推理文庫)の感想加納朋子さんのミステリーって、あまり深刻にならないで読めるから好きです。今回も恋愛、子供の頃、学生時代など、ちょっとした事件を解いていくのが安心して読めて良かったです。解説(?)で全話おさらいできたのも良かったかも。読了日:11月30日 著者:加納朋子
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