かなり以前の読書量に戻ってきたかな
7月の読書メーター読んだ本の数:9
読んだページ数:2182
ナイス数:345
7分間SF (ハヤカワ文庫JA)の
感想先に読んだ「5分間SF」よりは2分間(?)長い分、話の流れも内容もつかみやすく読みやすかったです。SFにあまり抵抗が無ければ軽く楽しめるかも。 人間がパソコンみたいに一定時間働いてないとスリープモードに強制的にされてしまう「スリープモード」のドタバタしたのが好み(^^)
読了日:07月02日 著者:
草上 仁
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)の
感想あれ?今回は(上巻は?)主役の小鳩&小左内さんの出演少なめ。 新聞部の特に瓜野と部長の堂島と連続放火事件に多くのページがさかれてる。 でも放火事件と前巻の夏の事件となんとなく関係をにおわせる。 下巻で事件が、そして主役の二人がどう動くのか楽しみ〜
読了日:07月07日 著者:
米澤 穂信
秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)の
感想連続放火の犯人は当然本書を読み進めばわかるけど予想外でした。 それより小佐内さんの復讐の理由のほうが怖かった・・・この程度(?)でこれだけ復讐されたら(怖) さて高校生活が残りわずかになってきて、このシリーズは今後どうなっていくんだろ。楽しみ。
読了日:07月12日 著者:
米澤 穂信
きまぐれ体験紀行 (角川文庫)の
感想勝手な思い込みやけど作家さんってあまり海外に行ってるようなイメージがなかった。 星さんのソ連・東南アジア・韓国・・・そして断食の旅に関するエッセイ。 僕自身、海外旅行はほとんど経験ないから、最後の「断食へのトリップ」が一番興味を持って読んでたのかも。 寝酒と睡眠導入剤(?)を飲み続けてたというのは知らなかった。下手したら中島らもさんや(^^;) 旅行中は原稿を書かないと書いてること自体、原稿執筆を気にしてたのかな(^^)
読了日:07月16日 著者:
星 新一
海の見える街 (講談社文庫)の
感想図書館で産休した司書さんの代わりに派遣で春香ちゃんという本に全く興味もない女性がやってくる。この彼女、とんでもないなんか嫌な奴やけど、彼女が触媒のような感じで、図書館や児童館の若手(?)が徐々に変わってく。不思議なことに最後には嫌な奴のはずの彼女を応援したくなってる。ただ、児童館の松田君のその後が気になって仕方がないけど何も語られずに終わってしまった。
読了日:07月21日 著者:
畑野智美
ちょこっと、つまみ: おいしい文藝の
感想あかん! 朝の通勤電車で読んでたら、朝から仕事終わってからの酒のこと考えてるし(^^;) もう朝の通勤電車も昼休みも帰りの通勤電車も休みの日も、読んでたらパブロフの犬状態になる良書です(笑)
読了日:07月24日 著者:
阿川佐和子,池波正太郎,伊丹十三,内田百閒,宇能鴻一郎,江國香織,遠藤周作,角田光代,鴨居羊子,川本三郎,久住昌之,小泉武夫,佐藤垢石,椎名誠,獅子文六,澁澤龍彦,島田雅彦,東海林さだお,杉浦日向子,高橋みどり,辰巳浜子,田辺聖子,種村季弘,檀一雄,中谷宇吉郎,姫野カオルコ,平松洋子,福田蘭童,古谷三敏,牧野伊三夫,丸谷才一,柳家小満ん,山田風太郎,吉田健一,吉村昭,吉行淳之介
博士の異常な発明 (集英社文庫)の
感想初読作家さん。マッド・サイエンティストたちのとんでもない発明を面白かったり恐ろしかったり、わくわくしながら読みました。 最初の「文明崩壊の日」でのペットボトルを分解するボリクイ菌・・・ごみ問題解決かと思いきや、今の世の中にプラスチック類はゴミ問題となりつつも大切なものというのがわかります。 それと「鼎談 日本遺跡考古学の世界」での日本沈没から1万年後に”日本浮上”という発想が好き(笑) それに吉野ケ里遺跡での重要部分は木造なのに売店みたいのが高い文明の建築、というのもいい(^o^)
読了日:07月26日 著者:
清水 義範
如何様 (イカサマ)の
感想表題作と「ラピード・レチェ」の2編。 表題作は戦争が終わって復員した男が全く別人になっていて・・・ 「ラピード・レチェ」はどこか外国に(たぶん)駅伝競技を教えに来た女性の話。 なんかいつものように(?)起承転結の結がモヤモヤとしてるような終わり方。でも高山羽根子さんの文章は嫌いじゃない。
読了日:07月28日 著者:
高山羽根子
100文字SF (ハヤカワ文庫 JA キ 6-9)の
感想北野さんの世界が凝縮なのか小出しなのか、とにかく200編(^^;) 北野さんの頭の中の不思議でシュールな世界が100文字で楽しめる・・・たまに意味わからんのもあったけど。 これ1ページに1編じゃなく2段組みで2編にして、もっともっと読みたかった!
読了日:07月30日 著者:
北野 勇作読書メーター