ま、良く読んだほうかな
2015年9月の読書メーター読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2469ページ
ナイス数:453ナイス
夢うつつ (文春文庫)の
感想エッセイ(実話)から短編へと変わる6つのお話。 あさのあつこさんって、こんなキャラやったんですね(^^) サクっと読めるけど、エッセイ部分も物語部分も面白かったです。
読了日:9月3日 著者:
あさのあつこホテルローヤル (集英社文庫)の
感想桜木紫乃さん初読み。直木賞を取ったのは知ってたけど当初は感心なかった。でも文庫本になったんで図書館で借りてみた。 ホテル・ローヤルを接点として、時間をさかのぼりつつ7つの話が微妙に繋がってる。 ラブホの話って、と思ってたけど、読みやすい文章のせいでサクサク読めました。 解説にも書かれてたけど、社会の隅にいる人を描く視点が面白さのひとつでもあるのかも。
読了日:9月5日 著者:
桜木紫乃かもめのジョナサン: 【完成版】 (新潮文庫)の
感想学生の頃に(完成版じゃない)この本がめっちゃブームになってたけど当時は読書自体ほとんどしてなかった。 今回、完成版が出たということで図書館の棚にあったので借りてみた。 正直、以前の終わりであるPart Threeまで読んだ時点で、なんかいい感じの読後感でした。 けど、追加されたPart Fourで、現実に引き戻され、I'll be back じゃないけど、あちゃ~結局戻ってきたんかい!? みたいな・・・僕にはこの本は完成しなくても良かったのかも。
読了日:9月6日 著者:
リチャードバック最終定理 (ハヤカワ文庫SF)の
感想原書刊行時、アーサー・C・クラーク90歳、フレデリック・ポール88歳、超高齢共著です。 今のままの地球だったら異星人がみると、核兵器を持って人類同士殺戮し惑星を破壊する危険な生命体とみて「滅菌」されてしまう・・・というような警鐘の話でもあるけど、あまりハードSFっぽくなく主人公一家の物語でもあるし、最後は意外だけど何かいい終わり方でした。
読了日:9月14日 著者:
アーサー・C.クラーク,フレデリックポールジャイロスコープ (新潮文庫)の
感想既読の話も何編かあったけど、どれも面白かった。 既読やったけど「彗星さんたち」がこの本の中では一番好きかな。 最後の「後ろの声がうるさい」は、伊坂さんらしくこの本の短編のことなどがそこらじゅうに出てきて思わず頬が緩みました(^^)
読了日:9月19日 著者:
伊坂幸太郎真鍋博のプラネタリウム:星新一の挿絵たち (ちくま文庫)の
感想読友さんの感想を見て本書を知りました。 本というより美術館で絵(挿絵)と説明文(星さんのショートショートの一部)を鑑賞しているという感じ。 実際にそんな展示があったら行ってみたいなぁ、と思わせる。
読了日:9月22日 著者:
真鍋博,星新一昼のビール―山川三多詩集の
感想ASAHIネットの元社長・会長さんの書いた詩集。ASAHIネットに応募してゲットしました。喜寿過ぎてますます創作意欲盛ん、と帯に書いてあるけど、どうも僕には感覚が合わない。時々共感できるような詩もあったけど、まだまだ僕はそこまで熟成(?)してないせいでしょうか?
読了日:9月22日 著者:
山川三多短話ガチャンポン (双葉文庫)の
感想ショートショートというより、SFテイストの入ったエッセイと紹介したほうがいいかも。作者の年齢的にお年寄りの話が多いんで、若い人には合わないかも。
読了日:9月26日 著者:
眉村卓その日東京駅五時二十五分発 (新潮文庫)の
感想読友さんの感想を読んで図書館で借りました。 作者の伯父の体験がもとになっているそうです。 陸軍の特殊情報部の通信兵が終戦前に隊が解散され、終戦日の朝に列車で故郷の広島に帰る話。 通信兵という形での戦争体験談というのは初めてでした。こんな穏やかな戦争物もあるんですね。短いお話ですが読んで良かったです。
読了日:9月26日 著者:
西川美和木暮荘物語 (祥伝社文庫)の
感想題名からもっとほのぼのとしたものかと思ってたら、どの話にもセックス(^^;) でも全くエロくないのが不思議。 どの話も小暮荘の住人や、それにかかわる人の話。 今までも、こんな感じで登場人物が絡み合って出てくる作品は読んでるけど、すごく気持ちのいい程よい絡み方。 どの話にも感情移入できそうでした。 一番感情移入したのが大家の小暮さんだから、自分自身、歳を重ねたなぁ・・・小暮さんよりは遥かに若いけど(^^;)
読了日:9月30日 著者:
三浦しをん読書メーター