「月まで三キロ」が良かったので伊与原 新さんの小説を図書館で更に借りて読みました。
先月読んだ本、どれも良かったなぁ。
9月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2382
ナイス数:363
月まで三キロの感想
読友さんの感想と本の題名が気になって図書館で借りてみました。 表題作はそういう意味だったのね・・・その月まで三キロの地点に行ってみたい。 表題作もどの話も必ずしもハッピーエンドじゃない、でも間違いなくバッドエンドでもない。 なんかこれから良いことが起こるかもしれないね、という何とも言えない優しい終わり方。 そして各所に散りばめられた理系っぽいウンチク。 この作者の本、もうちょっと読んでみたいです。
読了日:09月01日 著者:伊与原 新
巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)の感想
シリーズで初めて季節名が入らないので、どの年の話かなと読み始めて、1作目の後あたり?まだ高校1年か? 今回は表題作を含め校外での話、それも表題作から絡んでる。 でも僕は、思わぬ人がちっちゃな被害者になった唯一の校内での謎解き「伯林(ベルリン)あげぱんの謎」が好きです。
読了日:09月04日 著者:米澤 穂信
首里の馬の感想
高山羽根子さんの芥川賞受賞作品。 読んでる途中で小川洋子さんの作品を読んでる錯覚に陥ったようなところがあった。 主人公の未名子より、脇役というか遥か遠く、宇宙、南極、紛争地帯のシェルターにいる3人の物語を詳しく知りたくなった。
読了日:09月08日 著者:高山羽根子
さよならの空 (角川文庫)の感想
いつもの(?)ノスタルジックな物語かと思ったら近未来SF? オゾンホールを食い止めるために世界中で散布が始まった化学物質の副作用で夕焼けがなくなる!?・・・とだけ読んで「じゃ朝焼けは?」と要らんこと考えたら朝焼けも一緒(^^;) そして最後にはもう一つの副作用・・・現実なのか幻覚なのかはわからんけど涙ちょちょ切れました。
読了日:09月12日 著者:朱川 湊人
コンタミ 科学汚染の感想
『月まで三キロ』が良かったのでこの本を借りてみた。何だろ、この人は悪者になってほしくないな、という人は悪者にはならないから安心して読んでいられる。今回は科学的根拠のないニセ科学、疑似科学に協力し失踪した女性科学者を追う(女好き)生命科学者とその雑用係的な大学院生が中心で話が進みます。人間は科学より感情を選びがち・・・だからニセ科学が蔓延する。確かに科学より感情に流されることは多い。 「科学はこの世のすべての人間に等しく同じものを見せる」「科学は人のよりどころにはならない」・・・ええ言葉やなぁ
読了日:09月16日 著者:伊与原 新
飛ぶ男の感想
読友さんの感想が気になって、図書館で借りました。僕は高いとこ苦手やから飛ぶ男にはなりたくないですけどね。 でも話の先が気になって読んでて心地良い。執筆中にお亡くなりになったそうで最後は書きかけ? どんな結末をむかえるのか気になるけど安部公房さんの脳味噌の中から出ることなくおしまい・・・残念!
読了日:09月18日 著者:安部 公房
リケジョ! (角川文庫)の感想
貧乏大学院生のリケジョの律と、家庭教師で教えているお金持ち令嬢でリケジョになりたい小学生の理緒。 表紙の絵とは違いちょっと重い事件を解決していく。 僕としてはもうちょっと軽い事件を期待したんやけどなぁ。 そして最終章、律の留学を目の前にして自身の子供の頃の体験、その時に出会った女性のことを探してみたら・・・知らぬ間に涙腺崩壊してました。「どんな人にとっても答えが同じになるのが、科学のいいところ」、僕も同意します。読書感想文で点数付けるんじゃないよ!(^^;)
読了日:09月27日 著者:伊与原 新
大人のための怪奇掌篇 (宝島社文庫)の感想
20の掌篇。短い文章の中にいろんな怪奇が詰め込まれてる。時にグロテスク、時にエロチック・・・怖いけど僕にはあまり陰湿ではなく楽しい(?)読書でした。倉橋由美子さんは掌篇しか読んだことないけど何となく長編を読む勇気(?)が出ない(^^;)
読了日:09月30日 著者:倉橋由美子
読書メーター
先月読んだ本、どれも良かったなぁ。
9月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2382
ナイス数:363
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読友さんの感想と本の題名が気になって図書館で借りてみました。 表題作はそういう意味だったのね・・・その月まで三キロの地点に行ってみたい。 表題作もどの話も必ずしもハッピーエンドじゃない、でも間違いなくバッドエンドでもない。 なんかこれから良いことが起こるかもしれないね、という何とも言えない優しい終わり方。 そして各所に散りばめられた理系っぽいウンチク。 この作者の本、もうちょっと読んでみたいです。
読了日:09月01日 著者:伊与原 新
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シリーズで初めて季節名が入らないので、どの年の話かなと読み始めて、1作目の後あたり?まだ高校1年か? 今回は表題作を含め校外での話、それも表題作から絡んでる。 でも僕は、思わぬ人がちっちゃな被害者になった唯一の校内での謎解き「伯林(ベルリン)あげぱんの謎」が好きです。
読了日:09月04日 著者:米澤 穂信
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高山羽根子さんの芥川賞受賞作品。 読んでる途中で小川洋子さんの作品を読んでる錯覚に陥ったようなところがあった。 主人公の未名子より、脇役というか遥か遠く、宇宙、南極、紛争地帯のシェルターにいる3人の物語を詳しく知りたくなった。
読了日:09月08日 著者:高山羽根子
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いつもの(?)ノスタルジックな物語かと思ったら近未来SF? オゾンホールを食い止めるために世界中で散布が始まった化学物質の副作用で夕焼けがなくなる!?・・・とだけ読んで「じゃ朝焼けは?」と要らんこと考えたら朝焼けも一緒(^^;) そして最後にはもう一つの副作用・・・現実なのか幻覚なのかはわからんけど涙ちょちょ切れました。
読了日:09月12日 著者:朱川 湊人
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『月まで三キロ』が良かったのでこの本を借りてみた。何だろ、この人は悪者になってほしくないな、という人は悪者にはならないから安心して読んでいられる。今回は科学的根拠のないニセ科学、疑似科学に協力し失踪した女性科学者を追う(女好き)生命科学者とその雑用係的な大学院生が中心で話が進みます。人間は科学より感情を選びがち・・・だからニセ科学が蔓延する。確かに科学より感情に流されることは多い。 「科学はこの世のすべての人間に等しく同じものを見せる」「科学は人のよりどころにはならない」・・・ええ言葉やなぁ
読了日:09月16日 著者:伊与原 新
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読友さんの感想が気になって、図書館で借りました。僕は高いとこ苦手やから飛ぶ男にはなりたくないですけどね。 でも話の先が気になって読んでて心地良い。執筆中にお亡くなりになったそうで最後は書きかけ? どんな結末をむかえるのか気になるけど安部公房さんの脳味噌の中から出ることなくおしまい・・・残念!
読了日:09月18日 著者:安部 公房
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貧乏大学院生のリケジョの律と、家庭教師で教えているお金持ち令嬢でリケジョになりたい小学生の理緒。 表紙の絵とは違いちょっと重い事件を解決していく。 僕としてはもうちょっと軽い事件を期待したんやけどなぁ。 そして最終章、律の留学を目の前にして自身の子供の頃の体験、その時に出会った女性のことを探してみたら・・・知らぬ間に涙腺崩壊してました。「どんな人にとっても答えが同じになるのが、科学のいいところ」、僕も同意します。読書感想文で点数付けるんじゃないよ!(^^;)
読了日:09月27日 著者:伊与原 新
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20の掌篇。短い文章の中にいろんな怪奇が詰め込まれてる。時にグロテスク、時にエロチック・・・怖いけど僕にはあまり陰湿ではなく楽しい(?)読書でした。倉橋由美子さんは掌篇しか読んだことないけど何となく長編を読む勇気(?)が出ない(^^;)
読了日:09月30日 著者:倉橋由美子
読書メーター