1月の読書メーター読んだ本の数:6
読んだページ数:2108
ナイス数:301
潮の音、空の青、海の詩の
感想2011年3月11日の仙台から始まる第1部。第2部では2028年に再度大津波を経験した後の巨大防潮堤が作られた2060年の仙河海市。第3部は2014年。 第2部を除き仙河海市出身の聡太の目から見た震災とその後。 震災前日で物語が終わってた「微睡みの海」の笑子や、このシリーズに欠かせない早坂希たちも登場。 震災とその後の第1部も辛いが防潮堤により海と分断された第2部もなんか息苦しい。 第3部は復興と共に未来への希望も見えてきて良かった。
読了日:01月05日 著者:
熊谷 達也セレモニー黒真珠 (ダ・ヴィンチブックス)の
感想「校閲ガール」シリーズを読んで面白かったので、宮木さんの別のお仕事小説をと…題名からもしやと思ったらやっぱり葬儀屋さんのお話でした(^^;) キャラの立った社員、特に姉貴と言うよりアニキという方が合いそうな笹島さんがいいですね。そしてあまり出てこないけどマンドラゴラ似(?)の社長も。これシリーズになってないのかな? 1話に1人ずつは葬式出すからあまり縁起のいい話ではないですけど(^^;)
読了日:01月11日 著者:
宮木 あや子カレーの時間の
感想うわっ、また寺地さんの描く典型的時代遅れジジイの登場やん。前半かなり読んでてムカムカ…でもそこまでではないものの僕もジジイ領域やん(-_-;) 後半になると、あ、この爺さん若い頃からええとこもあったんや、ってなってだんだん親近感。僕も子供は娘だけなんで家庭では女だらけ、どう接してええかわからんよね(^^;) ということで、レトルトカレー食べたくなった…甘口は要らんけど。
読了日:01月17日 著者:
寺地 はるな赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。の
感想「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰(ずさん)なの?」 今回も赤ずきんが殺人事件の謎を解きます。ピノキオ、白雪姫、ハーメルンの笛吹き男、三匹の子豚。 犯人は誰とはいわないけど、まぁある程度想像できます。 魔女までも味方につける赤ずきん恐るべし。
読了日:01月22日 著者:
青柳 碧人さよならの儀式 (河出文庫 み 33-1)の
感想宮部みゆきさんのSF短編集。どれも映像化しても面白いんじゃないかと思う(きっと僕は観ないけど^^;)。 どの話もすっきりとは終わらず、続き絶対書けるでしょ、という少しもやもやな終わり方。 もっとこんな短編読みたい!
読了日:01月26日 著者:
宮部 みゆきあの子とQの
感想女子高生の吸血鬼のお話なのね・・・と軽く読み進めたら途中から怒涛の展開。最後には知らん間に涙浮かべて読んでるし。吸血鬼界でも成人年齢の引き下げがあったみたいなのは人間界が影響を与えてるのか?「大きな再会と、ふたたびの大冒険」がどんなのか、もしそれを万城目さんが書いてくれるなら、ぜひ読みたい。
読了日:01月29日 著者:
万城目 学読書メーター