ぜんこうさん - BLOG

チャリンコ、タイガース、酒など、好きな時に好きな事を書かせてもろてます
→最近は、サイクリングと読書ばっかり(^^;)

9月の読書メーター

2017-10-01 10:55:35 | 読書メーター
9月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:4026
ナイス数:480

宇宙大密室 (創元SF文庫)宇宙大密室 (創元SF文庫)感想
全部SF短編と思ったら違った。でもSFっぽくないのも面白い。特に「鼻たれ天狗」に始まる「民話へのおかしな旅」の章が好み(ちょっとエロっぽいけど^^;)。 それと、タイムマシンの親殺しのパラドックスのような話が2編ほどあり(一つは親殺し、もう一つは過去での現代人殺し?)、こういう考え方もできるのか、と感心しました。
読了日:09月02日 著者:都筑 道夫
奇想博物館: 日本ベストミステリー選集 (光文社文庫)奇想博物館: 日本ベストミステリー選集 (光文社文庫)感想
■小さな兵隊/伊坂幸太郎:既読、伊坂さんの学校ものも面白い■玩具店の英雄/石持浅海:英雄と思ったら・・・■漆黒/乾ルカ:めっちゃキモい■区立花園公園/大沢在昌:『新宿鮫』読みたくなります■黒い手帳/北村薫:嘘は隠し通せない■常習犯/今野敏:刑事と空き巣常習犯のプロ同士のリスペクト■国会図書館のボルト/坂木司:既読、ヲタの連携プレイ■遠い夏の記憶/朱川湊人:関西弁で読みやすいホラー(?)■親子ごっこ/長岡弘樹:子供は決して実親と同じようには育っていない →コメントに続く
読了日:09月05日 著者:
短編学校 (集英社文庫)短編学校 (集英社文庫)感想
『あの日、君と Boys』『同Girls』『いつか、君へ Boys』『同Girls』よりの再編集なので、全て既読■913/米澤穂信:どうしても男子高校生が奉太郎のイメージになる■エースナンバー/本多孝好:「WILL」の森野に再開できた(^^)■さよなら、ミネオ/中村航■カウンター・テコンダー/関口尚■骨/井上荒野■ちょうどいい木切れ/西加奈子:すごく大きな人とすごく小さな人■少年前夜/吉田修一■サイリウム/辻村深月■マニアの受難/山本幸久■ねむり姫の星今野緒雪:SF版ねむり姫
読了日:09月07日 著者:
アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)感想
面白いけど、日をあけて読んだので人物相関がチンプンカンプンになりました(^^;) またいつか再読したい。(以下メモ)■アイネクライネ:斉藤和義のPVが頭で流れ出す■ライトヘビー:「斎藤さん 一回百円」の斎藤さんは斉藤和義?で、学君が予想外の人物だった(事務職w)■ルックスライク:「面倒臭いって言いましたね」「剣道部だったから、面と胴が臭い、って意味だよ」
読了日:09月10日 著者:伊坂 幸太郎
マウンドの神様 (実業之日本社文庫)マウンドの神様 (実業之日本社文庫)感想
高校球児を主に扱った短編とエッセイ。あさのあつこさんの「梅里駅前商店街の熱い風」が一番良かったかなぁ。 でも本の題名が「マウンドの神様」なのにピッチャーが主人公の話、あったっけ?
読了日:09月12日 著者:あさの あつこ,朝倉 宏景,荻原 浩,須賀 しのぶ,額賀 澪,早見 和真,東川 篤哉,宮下 奈都
AX アックスAX アックス感想
5つの連作短篇。世の中にこんなに殺し屋が普通に生活してるのね(>_<) なかなか殺し屋稼業と家族生活の両立は難しそうで兜が気の毒になってくるw ■AX︰蜜柑と檸檬が登場(^^)「最後に行き着くのは、魚肉ソーセージだ」は名言■BEE:既読■Crayon■EXIT:えっ!?思わぬ最後の展開に放心状態になり次を読み始めるのに時間が必要でした■FINE:槿も登場 最後、殺し屋の話でこんなに涙が出るとは (;_;)
読了日:09月14日 著者:伊坂 幸太郎
都市伝説セピア (文春文庫)都市伝説セピア (文春文庫)感想
アンソロジー以外では初めての作家さん。 「アイスマン」「昨日公園」「フクロウ男」「死者恋」「月の石」の5篇。 全体に怖いけど読み進めたくなるし、昭和の頃のなつかしさもあるし、どんでん返しに驚かされるし、そこそこ楽しめました。 「昨日公園」と「月の石」がドロドロしてなくて、切なくて好みです。
読了日:09月16日 著者:朱川 湊人
蟋蟀(こおろぎ)蟋蟀(こおろぎ)感想
「サラブレッド」「あほろーとる」「鮫島夫人」「猫語教室」「蛇口」「アリクイ」「さるのこしかけ」「いのしし年」「蟋蟀」「ユニコーン」の10篇。 以前読んだ『ハミザベス』の解説に書いてあるように、作者は「わからないもの」は「わからない」ままに書く、っていうのはそのままかも。 動物または動物が言葉に入ったものが唐突に話に出てきて、その後「え?そこで終わり?」というように唐突に話が終わる。 これも作者の個性なのかもしれない(嫌いじゃない)。 最後の「ユニコーン」は最後前向きになれるいい終わり方でした。
読了日:09月18日 著者:栗田 有起
鏡の花 (集英社文庫)鏡の花 (集英社文庫)感想
6篇の連作(?)短篇。 第1~5章までは、SFのパラレルワールドじゃないけど、同じ登場人物の設定で誰かが欠けた(亡くなった)別々の物語。 第6章はそれまでの登場人物が誰も欠けていない物語・・・それだけに誰が欠けてしまうのかドキドキしながら読むことに。 第1章はアンソロジーで既読だが道尾作品は初読。 どの章も哀しいけど美しい話でした。 解説にも書かれていた姉妹作(?)『光媒の花』も読んでみたい。
読了日:09月21日 著者:道尾 秀介
([ふ]7-2)きなりの二人 (ポプラ文庫)([ふ]7-2)きなりの二人 (ポプラ文庫)感想
アンソロジー以外では初読の作家さん。試しに図書館で借りてみた。 最後のほうは何かと動きがあったので良かったけど、途中はなかなか読み進められず。 デイトレーダーと女優の組み合わせが自分と全く関係ない世界で、どっちにも今一つ共感できないせいか? 最後のほうの庭の花が好き勝手かつ下品に喋ってるようなノリが全体を通じてあれば良かったのになぁ。
読了日:09月27日 著者:藤谷 治
花と流れ星 (幻冬舎文庫)花と流れ星 (幻冬舎文庫)感想
「流れ星のつくり方」「モルグ街の奇術」「オディ&デコ」「箱の中の隼」「花と氷」の5篇。 シリーズ3作目と知らずに図書館で借りたんですが、本書までの2作がホラー色の強い長編らしいので、僕としては良かったのかも。 霊現象探求所を構える真備、助手の北見凛、売れない作家の道尾、この3人の話はもっと読みたい、ホラーじゃなく単純な謎解きものを(^^;)
読了日:09月30日 著者:道尾 秀介

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コメント
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