畑野智美さんの「ふたつの星とタイムマシン」「タイムマシンでは、行けない明日」の2冊が特に良かったです。
2月の読書メーター読んだ本の数:7
読んだページ数:2044
ナイス数:402
1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター (双葉文庫)の
感想今年に入って阪神淡路大震災から25年でやたらと「1995年」というキーワードが頭にインプットされ僕の頭の中でこの本が思い浮かび再読。最後の場面は覚えてて、そこに至る部分はほとんど忘れてたけど、最後に向かって後半に入ったらウルウルしっぱなし。電車に座って読んでて涙たまるわ、鼻水すすりまくりやわ(^^;) 失敗してもやり直したらええねんや!
読了日:02月04日 著者:
五十嵐 貴久戦国の教科書の
感想6限の授業という形のアンソロジー。 特に面白かったのは、種籾を大切にして国の豊作を一番に考えていた新発田重家を描いた「鈴籾の子ら」、松永久秀(弾正)の生涯を描いた「生滅の流儀」・・・松永久秀にやたら興味持ちました。
読了日:02月07日 著者:
天野 純希,今村 翔吾,木下 昌輝,澤田 瞳子,武川 佑,矢野 隆,末國 善己約束された移動の
感想「約束された移動」「ダイアナとバーバラ」「元迷子係の黒目」「寄生」「黒子羊はどこへ」「巨人の接待」の6編。 小川洋子さんの感想を書くのはいつも困ります。 小川洋子さんの世界に浸っていられました・・・だけです。 あかんか?
読了日:02月11日 著者:
小川洋子2005年のロケットボーイズの
感想高校生が中心となってキューブサット(小型人工衛星)を設計〜作成、そして宇宙へ・・・と書けばかっこいい話ですが、主人公は工業高校に入ったどちらかというと文系男子。でもこのシリーズ、困った時には運が味方し、順調と思えば試練が待っている。引きこもりやヲタクやジジイを束ねて大団円か・・・とにかく途中途中で小さな感動が重なって最後はどうでもいい(笑) このシリーズ、1985年、1995年、2005年、どれが一番とは言えないけど全てに青春が詰まってる!(1995年はオバチャンが主人公やけど)。
読了日:02月18日 著者:
五十嵐 貴久やりたいことは二度寝だけ (講談社文庫)の
感想何と言うか作家さんと言うには普通(笑)これを書いた時はまだ会社員との兼業やったからかもしれんけど、ほんま普通の人が作家になったんやなぁ。■「ワーカーズダイジェスト」に出てきた なすびカレーになすびのトッピングは梅田大丸のサンマルクでの実話やったらしい→新大阪にもあるみたいやから今度新大阪で食べよかな・・・新大阪は閉店したみたい(-_-;)■女性の会社員の人が読んだら更に面白いかもなぁ。
読了日:02月20日 著者:
津村記久子タイムマシンでは、行けない明日の
感想最後の方でかなり後悔したのが登場人物をメモしとけばよかった。どの人がどこで出てきたのか忘れていた。特に最後!■後半は涙とか鼻水が読書の邪魔をした。僕に過去に行くことでしか会えない人のことを想い出させたから。でもこんなジジイが若い頃に出現しても誰かわからんなぁ■こういうと失礼やけど予想以上にいい本でした。人との出会いは大切にせんとあかんなぁ、いつの世も。
読了日:02月22日 著者:
畑野 智美ふたつの星とタイムマシンの
感想『タイムマシンでは、行けない明日』を読んでからの再読。この順番で読んだほうがいいと思う。平沼先生も西村さんも長谷川葵さんも田中くんも初読の時より明らかにキャラがイメージできてそれぞれの言葉も受け取り方が違う、そう濃いし重い。『過去ミライ』での「過去を変えたら、西村さんの帰る未来がなくなります」という平沼先生の言葉が一番重く感じた。『タイムマシンでは、行けない明日』を読んだら本書をもう一度読んでみることをお勧めします。
読了日:02月25日 著者:
畑野 智美読書メーター