8月の読書メーター読んだ本の数:11
読んだページ数:3329
ナイス数:335
大阪ラビリンス (新潮文庫)の
感想大阪、しかも大阪市を舞台にした短編集・・・僕は大阪市はあまりわからん大阪府出身やけどチャレンジw やっぱりSF好きやから小松左京さんの「大阪の穴」、そして既読やけど堀晃さんの「梅田地下オデッセイ」が良かった。未だに梅田の地下は迷いますからね。 それと有明夏夫さんの「川に消えた賊」・・・これは「なにわの源蔵事件帳」・・・桂枝雀師匠がくっきり頭によみがえりました。
読了日:08月01日 著者:
dele (角川文庫)の
感想「dele3」を読んでからの再読。 「ドールズ・ドリーム」が一番せつなくて印象に残ったかな。 最後の「ロスト・メモリーズ」が次の「dele2」に続く終わり方してるけど、重~い話になるのわかってるから再読するか、やはり悩みます。
読了日:08月04日 著者:
本多 孝好駅と、その町 (双葉文庫)の
感想国鉄(JR)と私鉄の駅が乗り入れている立身(たつみ)駅のある町で起きる不思議な出来事・・・SFのような民話のような。 眉村さんのは読みやすいし、字も大きくて(←これは眉村さんの技じゃないw)あっという間に読み終えた。 こんな郊外の都市と田舎の中間のような街ってよくありそう。 よそ者を追い出そうとする化身の話なんか、僕自身がよそ者なんでちょっと怖かった。
読了日:08月07日 著者:
眉村 卓酔っぱらいに贈る言葉 (ちくま文庫)の
感想有名人から一般人(タクシーの運転手さんなど)の酒呑み、酒呑まれの名言、迷言・・・それと言い訳(?)。 酒呑み、酒呑まれには読んでいて納得できることも多々(^^;) いくつかの名言を具体的に挙げようと思ったけど多すぎて断念(^^;) 酒呑まない人にはどうでもいい本ですw
読了日:08月09日 著者:
大竹 聡本能寺の変 (講談社学術文庫)の
感想いろんな書状や資料をもとに本能寺の変を論考されてます。ドラマなどでは個人的な恨みとか、僕自身もそんなふうに思っていたのですが、足利義昭の信長包囲網も関係してたとか。義昭の影響力って都落ちしてからも将軍としての権力を維持してたんですね。これを大河ドラマにでも仕立てたら今のオリンピック物より視聴率取れるかも(^^;) それにしても秀吉の大返しが変の後に大きな逆転劇を生んだのは動かしがたいようですね。
読了日:08月11日 著者:
藤田 達生疲れた社員たち (双葉文庫)の
感想普通の会社員が遭遇するSFらしい体験の8編。 僕は会社員じゃないけど、こんな体験、ちと怖かったり不安やったりするけど経験してみたいのもある。 律令時代の位階を使ってる会社の話「従八位ニ叙ス」が意外と好き…社長が宇宙人だしw
読了日:08月14日 著者:
眉村 卓夕焼けのかなた (双葉文庫)の
感想主人公は全て70歳超えの男性。SFテイストのある不思議は話ばかり。 この年代の主人公プラス不思議な話・・・なんか死後にみんなの不思議な体験を集めて本にしたのがこの世で発行された感じ(^^;) 意外と著者の実体験も語られてるのでは?と思ってしまう。 でもオチのある話かと期待すると裏切られます。
読了日:08月16日 著者:
眉村 卓火星の遺跡 (創元SF文庫)の
感想テレポーテーションが移動じゃなくもしものことを見越して複製だった・・・ありゃま~、という実証実験から始まるエンターテインメント性のあるSFでした。 ハードSFのつもりで読み始めたけど、いい意味で裏切られました。
読了日:08月24日 著者:
ジェイムズ・P・ホーガン夜にはずっと深い夜をの
感想読友さんの感想を読んで図書館で借りてみた。 鳥居みゆきのあの目に吸い込まれるような怖さ、シュールさ・・・面白かった。 ただ、濃い赤の紙に小さな黒い文字の妄想日記のページは老眼の僕には読むの無理~(-_-;)
読了日:08月25日 著者:
鳥居みゆき終幕のゆくえ (双葉文庫)の
感想またしても(?)70歳超えの男性が主人公のいろんな物語。 あと10年くらいして再読したら同じ年代になるんで、もっと楽しめるか身に染みるかするかもなぁ(^^;) 一番面白かったのは「長い待機」・・・特殊能力がありその時が来たらヒーローになると告げられたのに、一生の間にその時は来なかった・・・あ~あ(笑)
読了日:08月28日 著者:
眉村 卓([お]15-1)あずかりやさん (ポプラ文庫)の
感想3巻目を読んでからの再読。やっぱりウルウルしてました(;_;) 自転車と自転車の親父の何とも言えない関係が一番良かったかな。もちろん石鹸さんのことも気になる。
読了日:08月30日 著者:
大山 淳子読書メーター