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希望の松、会津で芽吹く 津波で犠牲の陸前高田の夫婦 孫の幼稚園に贈る

2014-08-18 13:44:03 | 震災

福島民報より転載

希望の松、会津で芽吹く 津波で犠牲の陸前高田の夫婦 孫の幼稚園に贈る

 

 東日本大震災の津波で流失した岩手県陸前高田市の「高田松原」の松が県内で芽を出し、会津若松市の幼稚園で苗2本が成長している。津波で亡くなった陸前高田市の夫婦が生前、孫の通った会津若松市の幼稚園に贈った松ぼっくりの種を、会津坂下町の会津農林高の講師らが育てた。関係者は近く、苗1本を松原の復活を進める陸前高田市に贈り、もう1本を幼稚園内に植える。孫を思う愛情のこもった松は、復興のシンボルとなる。
 陸前高田市の斎藤良一さん=享年(78)=、江千子(えちこ)さん=同=夫婦は震災前まで、会津若松市に嫁いだ長女星直子さん(48)に、高田松原で採った松ぼっくりを段ボールに入れて贈っていた。孫娘2人に、飾り付けを楽しんでほしいとの思いが込められていた。松ぼっくりは、斎藤さん夫婦から孫2人が通った会津若松市のみなみ若葉幼稚園にもプレゼントされ、園児がクリスマス飾りなどに使った。
 幼稚園理事長の中沢剛さん(80)と保育士の星久美子さん(46)は震災後、斎藤さん夫婦が津波で亡くなったことを知り、「2人のため、何かできないか」と考えた。園内に残っていた松ぼっくりの段ボール箱を開けると、底に小さな種が落ちていた。松を立派に育て、天国の2人に見てもらいたい。種を芽吹かせるプロジェクトが始まった。
 中沢さんと星久美子さんは震災から約1カ月後、会津農林高講師の星誠一さん(65)=南会津町=に約200粒の種を託した。関係者の思いに心を打たれた星誠一さんは、同校の温室で栽培を始める。保水性に優れた鹿沼土と山砂を混ぜ合わせた土に種を植え、気温が低い日にはストーブをたき発芽を根気よく待った。
 2つの種から小さな芽が出たのは、平成23年の秋ごろだった。その後、星誠一さんは講師を辞めたが、同校の教諭らは苗が30センチほどになるまで大切に育て、今年7月中旬に幼稚園側に鉢植えを渡した。
 海岸線2キロにわたってアカマツやクロマツ約7万本が並んでいた高田松原は津波で流され、「奇跡の一本松」だけが残った。市や地元の市民団体が松原の跡地に松を植える活動を進めており、星直子さんらは会津で芽を出した苗1本を陸前高田市に贈る考えだ。
 もう1本は、幼稚園内の自然観察園に植えるという。中沢さんは「園内に松を植えることで、子どもたちに震災の記憶を伝えたい。大きく育てば復興のシンボルになる」と期待している。

■孫思いの優しい祖父母

 陸前高田市の走ろう会に所属していた斎藤良一さんは、高田松原をランニングしながら、松ぼっくりをこつこつ集め、孫たちの喜ぶ顔を思い浮かべていたという。
 震災のあった年、下の孫の卒園式に合わせて会津に遊びに来る予定だったが、願いはかなわなかった。自宅近くで発見された江千子さんのリュックサックには、孫に届けるはずだった入学祝いののし袋が入っていた。
 2人の仏壇の遺影には、背景に高田松原の風景を写した合成写真が使われている。星直子さんは「孫思いの優しい両親だった。海を見るのがつらい時期もありましたが、両親の分まで元気に笑顔でいたい」と誓っている。

( 2014/08/18 09:25カテゴリー:主要

松の苗を手入れする(左から)星久美子さん、星直子さん、中沢さん

 


福島県知事選に前宮古市長が出馬表明

2014-08-18 13:26:58 | 日記

福島民報より転載

福島県知事選に前宮古市長が出馬表明

熊坂義裕氏

 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)で、前宮古市長の医師熊坂義裕氏(62)が15日、福島県庁で記者会見し、無所属で立候補すると表明した。
 熊坂氏は「福島は宮城、岩手と比べて復興が進んでいない。医師の経験を生かし被ばく対策などに力を入れたい」と述べた。脱原発の立場を取り、「県内の全基廃炉は当然だ。避難計画が未策定で、核のごみの最終処分場が決まらない中で原発は再稼働すべきではない」と訴えた。
 熊坂氏は福島市出身、弘前大医学部卒。宮古市で内科医院を開業、1997年から宮古市長を3期務めた。東日本大震災の被災者を支援するため、無料の電話相談窓口を運営している。
 自民党県連は15日、元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)に対し、17日に立候補を正式に要請することを明らかにした。鉢村氏は取材に「福島の人たちが誇りを取り戻せるように県民党として立ち上がりたい」と述べた。
 いわき市の牧師五十嵐義隆氏(36)も15日までに無所属で立候補する意向を表明した。五十嵐氏は新潟県出身、同県加茂高卒。昨年9月のいわき市長選に出馬し落選した。
 「即時原発ゼロ」を掲げる市民団体から立候補要請を受けていた前二本松市長の三保恵一氏(65)は15日までに要請を辞退した。
 2期目の現職佐藤雄平知事(66)は態度を明らかにしていない。

 

2014年08月16日土曜日


子どもを疎開させるのでなく、汚染された瓦礫を運ぶんです

2014-08-18 06:29:28 | 原発

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