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大寧寺の梵鐘---長門市指定文化財

2005年04月13日 06時21分51秒 | 旅行記
大寧寺の梵鐘---山口県長門市指定文化財
2001年8月6日 訪問



上の写真は現地説明板

長門市指定文化財 工芸品
大寧寺の梵鐘
  所有者:大寧寺 長門市深川湯本1074の1番地 
  指定年月日:昭和58年6月1日

 総高97.3cm中型の梵鐘であるが、製作年代が古く
 工芸品としても貴重である。
 銘文によるとこの鐘は筑前州垣崎庄葦屋津(福岡県遠賀郡芦屋町)
 にあった長福寺の鐘として応永3年(1396)に芦屋の鋳物師に
 よって鋳造された。
 芦屋津は鎌倉時代から鋳物師の里として有名でこの地の領主麻生氏は
 大内氏に属し「大内殿有名衆」の筆頭で麻生氏の分骨が大寧寺に
 数基あることや遠賀郡には大寧八代永満和尚が開山した竜昌寺が
 大寧寺の末寺としてあることなど大寧寺は遠賀郡や麻生氏と因縁が
 深いことからこの鐘がもたらされたと推察される

注)筑前国葦屋津(現在の福岡県芦屋町)
コメント
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