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須磨寺の五智如来 on 2016-12-5

2016年12月06日 06時02分13秒 | 神戸情報
2016年12月5日、須磨寺の五智如来の写真を撮ってきましたので
紹介します。

五智如来は須磨寺境内出世稲荷の東側に鎮座しています。


上の写真は須磨寺の五智如来です。(正面より)


上の写真は五智如来像に向かって左手より撮影


上の写真は五智如来像に向かって右手より撮影


上の写真は須磨寺における五智如来の配置を示したものです。

Wikipediaによれば
五智如来(ごちにょらい)は、五大如来ともいい、密教で5つの知恵(法界体性智、
大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智)を5体の如来にあてはめたもの。
金剛界五仏のことである。



法界体性智は金剛界大日如来
大円鏡智は阿閦如来(あしゅくにょらい)
平等性智は寶生如来
妙観察智は阿弥陀如来
成所作智は不空成就如来に夫々あてはめられています。


上の写真は文化元年(1804)に発刊された播州名所巡覧絵図で描かれた須磨寺
です。
今坊舎十二宇と書かれており当時は現存の桜寿院、正覚院、蓮生院以外に
大聖院、慈眼院、東林院、不動院、華厳院、梅本坊、杉之坊、安養坊、東蔵坊
がありました。


上の写真は現在の須磨寺の境内図


上の写真は桃山時代の須磨寺境内図 紙本着色参詣曼荼羅図
 須磨寺の宝物館に展示

現地の説明板より引用させていただきます。

須磨寺(福祥寺) 紙本著色参詣曼荼羅図(縮小複製) 桃山時代
参詣人で賑わう寺の景観を画面いっぱいに描き、上方の左右に日輪・月輪を配する
参詣曼荼羅の一種である。須磨寺は庶民信仰の寺であり、文禄5年(1596)の大地震
の時には西国巡礼の150人もが通夜していた。本図にも公家らしい風体の者、武士
巡礼人、琵琶法師など多数の人々が描かれている。本図には前述の大地震で倒壊した
三重塔が描かれていることなどから、文禄年間頃までの景観を描いたものと考えられる。








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