土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

3月27日(日)

2011-03-27 23:55:53 | 日記
震災から二週間が経ちました。

倒れて壊れた家具や食器の処分を手伝ったり、行き場を失った物達の整理をしたりと、実質目の前に、やる事(片付け等)が山積みになっている間は、「とにかくやらないと」という一種の興奮(緊張)状態に入っているので、気にならない、気がつかないのですが。
一日の仕事を終えて 、いざPCに向かいキーを叩くと、やはりちょっとした変調が有るのが解ります。

3/14・3/16のブログの文章を打っていた時の事ですが。
つまらないタイプミスを、「じ」を「ざ」と打ってしまう様な単純なものなのですが、度々ミスをおかしてしまうのです。明らかに頭の中で考えている事と手が連動していないのです。
ゆっくりと集中する、が出来ていないと言ったらいいのか、(動くを止めた反動か)考える、だけに入って行けないというか。

なので、ちょっと数日、PC作業から離れていたのですが。
ノート整理をした3/21、字を書くにも同じ症状(?)が出たのには、さすがに驚きました。

昨日再開した時には、多少でも詰めていた(方向性を修正)のが良かったのか、変な感覚は消えていたので。集中出来なかったのは、焦りも一因に有ったのかもしれませんが。

気を張っていることが、その後の集中力を下げていた、ということには違い無いでしょう。



震災から二週間余り。
この間、被災地には横殴りの雪が降り、原子炉作業員が被曝、野菜や水からは基準値を超える放射線量が出た等、今も落ち着けるには程遠い状況が続いています。

これからの復旧、復興の為にも、原発の損傷を速やかに、と思うのですが。作業にあたっていらっしゃる方々のことを考えれば、簡単に「早く」とは言えず。ただただ、気をつけて、と願うしかありません。
せめて、もう少し暖かくなってくれれば(被災地)と思うのですが。


今日は、延び延びになっていたバラの土の入れ替えをしました。
(本当は、とうに済ませていなければいけないのですが)
新しく芽吹いた葉を枯れさせない様に、気をつけたいと思います。

沈丁花が今、咲いています。


月明かり

2011-03-20 03:07:02 | 日記
春分に満月が重なる(地球と月の間の距離が最短になる)スーパーフルムーンが出ています。(月齢14.3?)
灯りを落とした広告灯の上に今有って、その周辺だけまるで夕方の様に明るいです。


月の光が、こんなに強く感じられるのも東京では、めったに無い事なのですが。

何事も無かったとしても、今夜は土曜と日曜の境なので、ビルの灯は落ちていた筈なのですが。


写真を撮ろうとベランダに立ったら、ずっと揺れてる感じ(実際に揺れてもいるのですが)で、さすがに恐かったです。

安心して月見が出来る程に、
早く被災地の方々が回復(救援)されるよう、祈ってやみません。


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2011-03-16 02:12:23 | 日記
ガス(機器には影響が有ったけど)等のライフラインに支障は無かったので、揺れが小さくなって来た日曜から、風呂に入り始めたのですが。
先程(昨日の22:30頃)、髪を濡らした(しちゃった)ところで「揺れ?」が。
これは自分自身の作業による揺れじゃないと感知して、シャンプー剤を使用せず(←いざという時の為)扉を少し開け、そのまま様子をみていたところ、今までの余震の中で一番大きいのでは、という揺れに。
それでも先日の感覚とは違ったので、ちょっと揺れが小さくなった際に取り敢えず、「このままでは」と、ダッシュで髪を洗ったのですが。その間またも揺れがぶり返して、風呂桶の水が波打つ中、なんとか、事無きを得たのですが。
最悪シャンプー中だったなら、風呂桶にダイブして一気に石鹸を落とすしかなかっただろうと、後で震度6強(震源・静岡東部)のニュースを見ながら考えたりしました。

余震の恐れが有るうちは、おいそれと風呂にもトイレにも行けません。
(鍵は開けたままにした方がいいですよ。出来れば扉も、薄くでも)


出掛けた月曜は、計画停電の実施の無い神田(神保町)も、営業時間を早目に切り上げたり、フロアによって消灯したり、休業したりと、店舗ごとに節電に協力してました。
いつもより人出も少なめで。広告看板も明りを落としていましたけど、街灯・防犯灯が整備されてる場所では充分でしょう。
(夕方で、まだ完全に陽の落ちる時間では無かったのですが)

脱衣所の電気を点けていれば、風呂場も明りが入るので、風呂は明りを落としています。
(逆でもいいのだけど)
不安な方は、真似しないで下さいね。


「大丈夫ですか(でしたか)」
「気をつけて下さい」
「お大事に」
「お疲れ様です」
「ありがとう」

声を掛け合って、言葉にして。
話す(聞く)事によって、気持ちを落ち着けられればと思います。


それにしても、原発の状況が気にかかります。
原子炉近隣、被災された方々の健康も。
これ以上、大変な事に、大事に至らないようにと、祈るばかりです。



追伸。
(更新しない間も)訪問して下さり、ありがとうございました。


復旧に向けて

2011-03-14 02:55:13 | 日記
節電の為ここ三日、僅かの時間で、メール等の確認を済ませていました。
ここは、明日からの計画停電のエリアから外れている様ですが、節電を心がけたいと思います。

友人も物的被害のみで、皆無事だったので一息ついています。

うちは耐震構造の為揺れる造りになっている、かつ上の階の所為も有って、揺れが大きく、家具が倒れたり食器が壊れたりと、結構大変でした。

家に居た私は、まず窓を開けて、電気の確認をして。
「揺れて来た、あ、揺れて来た」
「揺れて来た、あ~っ! これは、まずいっ! ヤバイかも、しれないーーーっ!!」
の、「(本気で)ヤバイかも」の直前に、雪崩の本等を超えて必要なものを救出に走って、部屋の中央へ戻ったところで、揺れが最大になり、もうどうしようも無い状態へ。

倒れて来るハンガーを払った(よけた)までは覚えているのだけど。
揺れが治まった後、他のところを確認して部屋に帰ってみたら、しゃがみこんでたすぐ傍の場所に人形ケース(ガラス!)が落ちていて、吃驚!
それも雪崩の上だった為とはいえ、全くの無傷、中も外も壊れて無かったのに、二度吃驚!(助かりました;)

水が出るのと、電気が無事(ガスも)だったので、本当に助かりました。
(深夜2時過ぎまで後片付けして、その日は切り上げ)

地震が来たのが、前日であっても翌日であっても、帰宅困難者になっていた筈なので、それが不幸中の幸いでした。

これを書いている間にもまた、繰返し小さな余震が有りましたので、もう安心という訳では無いのですが。
ひとまず、安否の確認という事で。

皆さんも、気をつけて下さい。



被災された方に一日も早い救援の手が届きますよう、お祈り申し上げます。

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致します。