土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

署名サイト change.org「神田っ子の誇り・神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください!」から

2022-04-30 18:56:20 | リンクフリー記事(拡散希望)

ディスカッションにコメントを寄せられた、ご本人に了承を得て記載、ご紹介(引用)させて頂きます。(神田警察通りの街路樹を守る皆さんにもご了解頂きました)

山本淳平様、感謝致します。

貴重なご意見です。皆さん、ご拝読お願い致します。 — ブログ主(神田住人)より ―
※最新記事(コメント)が上になります。日付は下に行くに従って遡ります(返信はそれに非ず)。


4月27日午前0時 突然伐採作業始まる 警察の工事中断の助言を区が断る 2022年4月27日 ― 
https://www.change.org/p/樋口高顕千代田区長-神田っ子の誇り-神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください/u/30485752
山本 淳平(2022/04/30  09:30頃)
千代田区の職員の方々は、越えてはいけない一線を越えてしまったと感じます。
4月27日深夜に強制的に2本のイチョウを伐採してしまったことを記事にしたWebニュースを見ると、受け手の反応は様々です。
Webニュースに限らずTVのニュースでも、対立しているどちらかの側に肩入れして偏った見方をしてしまう人が出てくるのは避けられません。

Webニュースでは、東京新聞がこの件の正確な経緯をまとめています。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/174204
東京・千代田区「神田警察通り」のイチョウ伐採問題 これまでの経緯、取材記者の見方は?

しかし…コメント欄のあるWebニュース記事を見ていると、

『千代田区の職員も業者も正しいことをしているのに、一部の住民が工事直前になって一時の感情で伐採に反対している』

という風な趣旨の、無知で失礼極まりない意見を堂々と述べている人が多く、しかもよく調べもせずにそれに賛同している人も同様に多いです。


4月30日現在、千代田区の職員の方々は本来すべきことを片っ端から無視して工事に着手しているようですが、はっきり言って傷が浅いうちに守るべきルールに基づいた仕事の仕方を見直した方がいいと思います。
私が重箱の隅をつついているわけではありません。
もし神田警察通り道路整備事業が会計検査の対象になったら、千代田区職員の皆様どうなされますか?
事業に不適切な意思決定や会計の流れがあれば、最悪の場合国からの補助金を国に返還しなければならなくなります。
たとえ、事業が完了して請負業者に支払いが済んだ後だったとしてもです。

https://report.jbaudit.go.jp/org/h23/2011-h23-0555-0.htm
補助事業で取得した樹木について利活用の検討を十分行わないまま伐採し処分していたもの

上記事例は、かつて昭和63年度及び平成元年度に名古屋港の金城ふ頭周辺に緑地整備した際の樹木を、植樹などの利活用を検討せずに平成22年度に伐採・処分したために、“補助事業で取得した財産を適切に利活用することに対する認識が欠けていた”と判定されています。

https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/27821/r4yosangaikyo_1.pdf
千代田区Webサイト 令和4年度予算の概要 (1)予算編成の概況

https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/27821/r4kankyomachidukuribu_1.pdf
(3)主要事業の概要 4.環境まちづくり部
107ページ 令和4年度 工事:神田警察通りⅡ期区間、設計:神田警察通りⅢ期区間以降 390,000千円(※3億9千万円)

5ページに歳入予算一覧表があり、特別区民税(区民税や自動車税など)は予算全体の29.3%だとわかります。
皆さんご存じかどうかわかりませんが、国からの補助金なしに事業を執行できる地方自治体はほとんどありません。
神田警察通りⅡ期区間の事業に割り当てられている補助金がどれくらいの割合にせよ、事業予算の一部を返還しなければならないのは地方自治体にとって一大事です。


地方自治体が守るべきルールも地域住民からの声も無視した事業を平気で執行できるなら、それは他のすべての地方自治体の職員にも国民に対しても失礼で恥です。

それと、肩書きは個人の働きに与えられるものであり、個人そのものに与えられるものではありません。
与えられた働きができないのなら、職務を辞して適切な業務のできる人に仕事を引き継いでください。


神田の若葉のイチョウたち、25日午後8時に伐採される?なぜ?? 2022年4月24日 ―
https://www.change.org/p/樋口高顕千代田区長-神田っ子の誇り-神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください/u/30476267
山本 淳平  1日前(2022/04/26)
千代田区の職員の方が読まれている前提で書きます。
守るべきルールを間違えていますよ。

要するに事故繰越を避けたいんですよね?
2期工事を令和3年度内に事業完了できずに令和4年度に繰り越したので、この工事の予算は令和5年度に繰り越すことはできない。
令和2年度の国家予算の繰越額が31兆円を超えていたので、予算を適正執行するように財務省の方から釘を刺されているのでしょう。
強制的にでも執行すべきなのは、事業の目指す方向性が本当に適正であれば、の話ですよ。

計画段階のことを今さら蒸し返しても仕方ありませんが、千代田区全体に関わることを少数の代表者だけで進めておいて、それがいかにいびつな青写真になっていたのか気付かなかったのですか?
計画の必要性に筋が通っていれば、関係者に説明して理解を得ることはできるはずですよ。
「手続きに違法な点はないと思っている」とか寝言いってないで、鏡を見てください。
ルール破りすぎですよ。

現地測量もせずにいきなり工事に着手する事業がどこにあるんですか?
設計図書(設計図と設計書)に書かれてある施工条件と現地の状況が違っていれば、建設工事請負契約書の第18条か第19条に基づいて設計内容を変更する手続きができるはずです。
それも「軽微な変更」で済ませるつもりですか?

 

100年以上も神田警察通りの顔であったイチョウを切り倒すのは一瞬でも、それに代わるものを育てるには長い年月がかかりますし、元の姿には戻りません。
信頼もですよ。

土手 千  4日前
地元住民です。このキャンペーンについての何件かのコメントを拝読しました。貴重なご意見と思いました。宜しければ自分のブログにてリンク(引用)させて頂きたいのですがお許しくださいますか。お返事頂ければ幸いです。ブログ「土手猫の手」より。
  ·  
山本 淳平  3日前
ご自由に引用していただいてかまいません。

あの無残な光景を直接目にされたのですね。
どんなお気持ちなのか…想像もつきません。

この署名活動を知らない人にも、こんな理不尽な仕打ちが起きてしまった正確な経緯が伝われば、と思います。
神田警察通り関係のWebニュースのコメントを見ると、断片的な情報だけしか伝わっていなくて状況を誤解している人もいるようです。

土手 千  1秒前(2022/04/30  15:53)
私には難しい行政の仕組みはわからないので詳しいご説明が有難いです。今日もイチョウを守るため側に行きます。数日中にリンクさせて頂きます。お返事有難うございました。「土手猫の手」https://blog.goo.ne.jp/doteneco-cm


千代田区が「30本のイチョウを下旬に伐採する」と一方的に通告! 2022年4月19日 ― 
https://www.change.org/p/樋口高顕千代田区長-神田っ子の誇り-神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください/u/30460570
山本 淳平  8時間前(2022/04/21  15:00頃)
どうコメントしたものかかなり迷います。
4月25日に工事着手というのが公式発表であれば、あと一週間もありません。
今の時点で把握できる情報に基づいて私見を述べます。


これは私の想像ですが、協議に参加されている皆様全員が「良い街づくりをしたい」という考えをお持ちだと思っています。
ただ、街づくりには「たった一つの正解」は存在しないのではないでしょうか。
要望通りの道路設備や建築設備がつくられたとしても、その街に魅力を感じるかどうかは人それぞれの感性によって異なります。
後戻りできない時になって「こんなはずじゃなかった」と思ったとしても遅いです。


街に住んでいる人間なら誰しも、生活を通じて「もっとこういう風になればいいのに」と思うことがあるはずです。
その人の立場によってその思いを実現する手段は異なります。
行政機関に携わる職員であれば、首長(この場合は区長)の政策に基づいて、予算と時間、法令遵守の範囲内で関係する人々の要望を実現していくものだと私は考えています。
私自身、高知県の土木事務所で行政機関の職員として勤務していたことがあります。

行政機関の職員が公的な場で発する発言は、その機関を代表する発言とみなされます。
これは、その職員が新採用の一年目だったとしても首長だったとしても同じです。


神田警察通りの街路樹を守る会様のtwitterを拝見させていただいたところ、令和4年3月14日の千代田区予算特別委員会の頃から雲行きが怪しくなってきたという風にうかがえます。

・令和 4年 3月14日 予算特別委員会(未定稿)
https://gikai-chiyoda-tokyo.jp/about/nittei/kiroku/yosantokubethuiinkai/040314yotokukiroku.pdf

48ページから67ページにイチョウ伐採についての関連内容があります。

56ページで、基盤整備担当の課長が“安全性を尊重するなら、街路樹はなくてよい。”と発言しています。
バリアフリーのために、歩道の有効幅員を最低でも2メートル確保しなければならない、という流れの答弁中にあります。

この発言内容、個人的にどう感じるかは置いておくとしても問題があります。

安全性尊重のために街路樹はなくてよい、ということなら、神田警察通り2期の工事区間で32本のイチョウを伐採した後にヨウコウザクラを植樹するのも安全性を阻害することになります。
仮に、工事に着手してイチョウを伐採し、植樹したヨウコウザクラが順調に生育したとして、根上りで舗装面の平坦性が損なわれたら今度はヨウコウザクラを伐採するのですか?

上記の発言通りなら支障になる街路樹は伐採するのが筋です。
これではヨウコウザクラを植樹したいという人たちの要望にも反しています。
ダブルスタンダードは信用されません。

ルールに基づいて完全に計画的に作られた道路が理想なのであれば、つくば市の道路を参考にしてみればいいと思います。
学術機関関係の会議やビジネスには適した街だとは思いますが、観光目的ではどうでしょうか?
(つくば市をけなしているわけではありません。街が果たす役割の話です)

また、ヨウコウザクラの維持管理についても議論が出尽くしているのか疑問があります。
街路樹が病害虫に強いのは当然だと錯覚していないでしょうか?


千代田区の職員の方から「街路樹だけの議論をしているのではない」という趣旨の発言もしょっちゅう目にするのですが、いったい誰のために街づくりをしているのかわからなくなります。
自分たちの発言と実現したい計画にも筋が通っていないし、疑問にも正面から答えない、恣意的な編集をした文書で誤魔化す、要求した返答も用意してこない…
私が元公務員でも全くフォローできません。


私たちの代表と学生たちが協議会の席で要望を述べました! 2022年2月1日 ― 
https://www.change.org/p/樋口高顕千代田区長-神田っ子の誇り-神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください/u/30149548
山本 淳平  2022年2月7日
現況のイチョウと、伐採計画で植樹が想定されているヨウコウザクラ(陽光桜)についてまとめました。

https://www.uekipedia.jp/落葉針葉樹/イチョウ/
https://www.uekipedia.jp/落葉広葉樹-ヤ行/ヨウコウザクラ/


新宿御苑のヨウコウザクラ
https://fng.or.jp/shinjuku/2017/03/22/post_765/

実際にヨウコウザクラを街路樹として植樹した場合、新宿御苑のように枝を広げることはできないので、下記のような咲き方になる可能性が高いです。

京都府御池通のヨウコウザクラ
https://shimo-higashi-kyoto.mypl.net/article/sakura_shimo-higashi-kyoto/1236

それぞれの樹の特徴は以下の通りです。

イチョウ
開花時期:4月頃(雄花と雌花がある)
落葉時期:11月~12月
病害虫対策:特に必要ない(紅葉した葉に含まれるシキミ酸に防虫効果がある)
      病気にも強い

ヨウコウザクラ
開花時期:3月中旬~4月上旬(ソメイヨシノより一週間ほど早い)
落葉時期:11月~12月
病害虫対策:必要あり
      サクラ属の中では比較的病気に強い(てんぐ巣病にかかりにくい)
      日当たりと風通しの悪い場所では病害虫の被害に遭う
      代表的な病害虫はアメリカシロヒトリ、イラガ、サクラコブアブラムシ


Googleのストリートビューで神田警察通りの様子を見ると、雨水や道路排水は歩車道境界ブロックと車道路側の境界にあるL型側溝からグレーチングに流れ込んで処理されているように見えます。
一般的には側溝のある区間で10mにつき一枚グレーチングを設置することとなっています。
神田警察通りでも、ほとんどの場所でこのルールに従っているようです。

また、過去のストリートビューでは2009年11月~12月に撮影された神田警察通りの様子を見ることができます。
この映像を見る限りでは、11月には落葉しておらず、12月には側溝に落ち葉が確認できます。

落ち葉の掃除がどの程度負担になるのかは、実際にこの場所を歩行してみないとわかりにくいので言及はしません。
ただ、細目ではなく粗目のグレーチングを設置しているので、砂で目地詰まりを起こしたり、落ち葉が詰まったりすることは少なそうです。
どちらかというと、落ち葉よりもぎんなんの実の清掃が不十分な場合に、通行者や近隣の建物を出入りする人たちから苦情があるのではないでしょうか。


これらを踏まえたうえで、神田警察通りの工事の実施方法についての議論をどの方向にもっていくのかあらかじめ決めておく必要があります。

整備計画の立案時には、工事に要する費用の算定も行われているはずです。
おそらくは、複数の工事方法を比較したうえで、街路樹を伐採する工法が最もコスト安だとして最終的に選択したものと思われます。
そして、伐採後に植樹する樹木としてイチョウを選ばずにヨウコウザクラを指定したのも、維持管理に要する費用の問題からだと思われます。
上記で述べたように病害虫の影響を考えるとヨウコウザクラの方が維持管理費用がトータルで高額になりそうなのですが、この点を千代田区側でしっかり議論しているのかどうかが気にかかります。
例として挙げた病害虫はほんの一例で、しかも種類によって対処する時期や効果のある薬剤も異なります。
ヨウコウザクラは樹齢は100年程度と予想されていますが、1981年に品種登録された比較的新しい桜なので、街路樹としてどの程度の寿命を持っているのかはっきりしたデータはありません。

 

仮に費用を比較して、次のようになったとします。


・歩道拡大に要する費用
イチョウを残す場合 > イチョウを伐採する場合

・維持管理費用(落ち葉や花の清掃、枝の剪定)
イチョウを残す場合 < イチョウを伐採する場合

・総合的に見た費用(できるだけ長期間での比較が望ましい)
イチョウを残す場合 < イチョウを伐採する場合


このような場合であれば、現況のイチョウを残したうえで歩車道を拡大する工事手法を再検討するように議論を進めることができるでしょう。


ところで、第19回神田警察通り沿道整備推進協議会の際の議事録は区役所の職員の方に残してもらっているでしょうか?
具体的な賛成意見と反対意見にどのようなものがあるか、また、それぞれの意見を支持する人たちがどれくらいいるか数字で示せば、より客観的な判断がしやすいと思われます。


『朝日新聞』が報道しました! 2022年1月27日 ―
https://www.change.org/p/樋口高顕千代田区長-神田っ子の誇り-神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください/u/30126367
山本 淳平  2022年1月28日
以前、工事の実施について適切な周知ができていたかという点についてコメントさせていただきました。
今回は多少個人的な推測も交えたうえで私見を述べます。

まず、「神田警察通り沿道賑わいガイドライン」には以下のような記述がありました。

https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/7003/kandakesatsudori_1.pdf

“IV.ガイドラインの実現
地元住民の力はもとより、地域外の活動主体や事業者などの力を活用して、多様なまちづくり活動を推進していく。これらの活動がバラバラに行われるのではなく、神田警察通りを軸に連携させていくことが、まちの個性や魅力となっていく。本ガイドラインはそのためのまちづくり指針やイメージとして活用を図っていく。”

神田警察通りの工事担当者(区役所側の担当者)の方がこの文面を肝に銘じているのであれば、「1期工事のときには街路樹の保全ができたのになぜ今回は無理なのか?」という自然な疑問に正面から回答するべきだったと思います。

工期については工事の設計書を作成した段階で分かっている話です。
建設業者との契約はどの工事でも必ず行われていることです。
街路樹のイチョウを伐採しなければならない理由ではありません。

もし理由を説明するのであれば、イチョウを伐採する場合としない場合で考えられる工事の方法について、コストの比較をしたうえで伐採する工法を選択したという解答の方が、心情的に納得できるかは別としてもまだ筋が通っています。


「地元のシンボル」イチョウ伐採 区の計画に住民猛反発…説明会で“怒号” テレ朝ニュース 1/18(火)より

“千代田区環境まちづくり部・須貝誠一課長:
「今ある街路樹がその位置にあっては、安全のために最低限必要な歩行空間の2メートルと、1.5メートルの自転車走行空間を確保することができない」”

現在の歩道は1.7メートル幅で、イチョウの樹がある植樹帯は1.0メートル幅です。

現況イメージ図(整備前)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/27388/genkyo-image.pdf

整備計画イメージ図(整備後)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/27388/keikaku-image.pdf

約230メートルの区間全体にイチョウの樹が生えているわけではありません。
イチョウの樹を残して歩道を広げる工法をとれば、イチョウの樹がある箇所だけ2メートル幅の歩道を確保することができなくはなりますが、歩行者と自転車利用者を完全に分離する歩道の広げ方は可能だと思われます。
(ただしイチョウの樹が重機の支障になるため、建設業者にはかなり安全管理が困難な工事になります)

行政に携わる職員という関係上、個人的な意見を述べることができない立場の難しさも理解はできるのですが、「なぜ?」という疑問に真正面から答えずに業務を遂行してしまうと、区役所と区民の間に深刻な断絶を生み出すことになりかねません。
予算が適切に執行できれば問題ないといえるのでしょうか?


神田っ子の誇り・神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください!
https://www.change.org/p/樋口高顕千代田区長-神田っ子の誇り-神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください?redirect=false
山本 淳平  2022年1月21日
高知県在住です。
第三者として、また公共工事に携わる建設業者の一人として意見を述べさせていただきます。

今回の署名活動の発端となっている神田警察通りの管理者である千代田区役所の方にも目を通していただきたく、感情的な表現は控えます。

令和3年度の神田警察通り(特別区道千第389号)整備区間は、一ツ橋交差点から千代田通りとの交差点までの約230メートルの区間です。

広報千代田 No.1555 令和3年(2021年)11月5日号を参照すると、7ページに区議会の報告があります。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/27001/no1555_1.pdf

「令和3年第3回区議会定例会(9月8日から10月13日)
可決 神田警察通りⅡ期自転車通行環境整備工事請負契約について」

この時点で工事の契約手続きは可能となっているわけですが、工事の概要や実施する期間については当該の広報に記述がありません。
2021年の広報(No.1535 ~No.1558 )をすべて検索して調べましたが、神田警察通り2期工事に関する記述はありませんでした。

 

2期区間以降の道路横断構成
現況イメージ図(整備前)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/27388/genkyo-image.pdf

整備計画イメージ図(整備後)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/27388/keikaku-image.pdf

上記の整備計画イメージ図を確認すると、当初の計画では現況のイチョウを伐採して新たに植樹することになっています。

これについて、千代田区民への周知徹底の方法及び時期は適切であったでしょうか?
ご検討いただけますと幸いです。


鎮魂 再生 未来

2022-04-29 10:50:00 | リンクフリー記事(拡散希望)

私が初めて書いた小説(短編)です。神田警察通り周辺の風景を舞台に描いてます。


    「眠るひと」
                              土手 千畳

   一 出逢い

 どうしてだろう。何故ここなのだろう。
 こんな裏通りの十字路の片隅、ひさしの届かないビルのエントランス。およそ似つかわしいとは思えない筆の字の踊る看板の前に、一人その美しいひとは居た。
 歩道から少し退いた建物と四つ角が作るそこは、左右に流れる細い道に挟まれた小さな三角州。
 正面からVの字に丈の低い花が施され、続く先には一本の高い樅の木が強い夏の日射しを遮るかのように植えられて。それは……眠る彼女の顔へ柔らかい影を落としている。
 足元を彩る花の中で、艶やかな黒の御影石の池にくるぶしを浸し、横たわる身を空にあずけて。わずかに右の肩へ落とした横顔に銀色の肌。正体を失った腕は組まれること無く片方が膝の上にあずけられ、そしてもう片方はそこに無い。
 眠るひと、彼女は彫刻だった。左の肩を二本のビスで留められて、そこに置かれたひとだった。

 神田御茶ノ水、駅、御茶ノ水橋口から続く明大通り。この坂道を南へ真っ直ぐ降りて行くと、駿河台下の交差点、日本有数の古本の街、神保町に出る。多くの人はここで左右に折れ思い思いに、本屋を巡り、スポーツ用品店を覗き、そして疲れた足を喫茶店へと向かわせる。
 巡るが目的なら一日がかりともなろうこの街で、そのまま過ごしそのまま家へと戻る人、人。学校に通う者、オフィスに来る者以外で、どれだけの人が知るだろう。ここで折れる、いや、そうでなくとも気づくには難しい。

 古くから学校が立ち並んだJR御茶ノ水、都営地下鉄神保町駅周辺には、本、画材、楽器、運動具などの店が多く軒を並べる。必要とする学生に調達された街並は、今でもその求めに応じ少しずつ変わっていく。食堂にファーストフード、喫茶店にカフェ、古書に新本に、シアター、サブカルチャー。
 新しい、この賑わいを前にして誰が想像しうるだろう。学校が休みとなる日曜には開けた店なぞ殆ど無かったと。
 一列に並ぶ本屋。神保町の交差点から遠く見渡しても、誰も見えない……自分一人しか歩いていない昼間、という時間がかつて存在した。東西に抜ける靖国通り、それはここをまだ路面電車が通っていた頃、昭和四十年初頭のことだったか。
 都電のチンチンが鳴らない隙間、往来の人も車も消え、ひっそりとした寝息に包まれる休日の神田。カーテンを閉じた店。白日夢の中に在る、やけた本の色の風景。時間の止まった街。そんな記憶が甦る。
 北向きに作られた入り口。洋風な構えを設えた看板建築、長屋。
 そんな住居を兼ねた低い木造モルタルの店も一つ二つと消えていき、表通りには大型店舗も増え、今や灯の消えた日曜も無くなった。
 空を塞いだ架線は取り払われ、電車は地下に潜り。南に面した商店からは古いアーケードが外された。卸す紙の匂いが漂っていた裏通りからは幾つもの問屋が消えて、代わりに居住塔を兼ねた大きな複合施設が建ち並ぶ。こうやって街は少しずつ変わっていく。
 そういえば、街路樹はいつ匂いを失ったのだろう。秋になれば実をつけた銀杏はもうその跡を残さない。白く黄色くつぶれた匂いも、いつからか消えてしまった。雌花の木々はどこへ行ったのだろう。扇に開いた葉はまだ確かに、ここに有るというのに。

 プラタナスの続く明大通りは交差点を境に、その銀杏の並ぶ千代田通りへと名前を変える。
 広い靖国通りの陽光を跨いで南に続くその路は、本屋街から離れる程にオフィス色へと様相を変えて、抜ける明るさの大通りに比べれば、いささか地味な印象を与えるだろう。商店よりもビル、学校が目立つからかもしれない。
 先を進めば皇居、そのはざま。そんな性質か、喧噪は徐々に遠退き、気持ちはゆったりと巻き戻されていく。御膝元。明治以降、数多くの学校が集まった、校舎とオフィスが並ぶ街の、主の居ない土曜の午後。
 静かな……ここにはまだ、眠る休日の、記憶の中の時間が残っている。
 横断する首都高速道、その下を流れる日本橋川を超えれば、あと少し。変わる街路のエンジュの木は、もう白い花をつけている頃だろう。
 川に架かる錦橋の二つ手前、皇居に程無いところであった。目の前に、止まった時間に新しい、目新しいものが突然現れた。
 彫刻が二つ、信号を挟んでまるで申し合わせたかのように並んでいる。片方は、敷地と言うには躊躇われるような歩道の角に。もう片方も、植込みの中とはいえ表に面して堂々と。
 装飾の為設置されたとは言い難い体で、はっきりと自己主張してくる彼らは、どこから見ても美術品そのものだった。
 いつから……
 こんな、触れられることを厭わない?
 信号を渡って立ち止まるひとしきり、ふと辺りへ目を配ってみれば。少し離れた、左へ渡る道の奥まったところにも、光る何か抽象らしきが立っていた。
 パブリックアート、彩るを超えた街づくりの一環か。場所柄の、学術的気風の表れだろうか。右に左に見える学校の名に、そんな思いが呼び起こされる。
 銀杏の緑が交差する並木道に彫刻、思いがけずの……から、だったろう。
 他にも。
 神田駅へと通じる路に古くから並ぶ二校は、建て替えられている。
 もしかしたら。
 軽い期待に、自然道を折れていた。

 丸窓、門、広めの階段、垂れ幕。一見他のビルと何ら変わらぬように見えた外観も、一つ一つつぶさに見てみれば、そこかしこに学校の面持ちが残っている。
 垣間見える学生の気配。男子校だった内の一校は近年、共学に変わった筈だ。道を反対に折れた先で交差する、白山通りが女子校で、ここ一角は男子校。そんな区分けも無かったが、女子が歩く通りを想像して、何故か可笑しい微笑ましい気分になっていた。そんなことを考えていた為か、気がつけばもう二つ目の門も過ぎている。
 待ち人は……
 進むままに校舎の先を見ていると、はたしてそれは見つかった。今度は、歩道に沿って大きく連なるものだっだ。
 ビルの軒先、ガラス張りの大きなエントランスを占める、それは築に合わせて最初から目的とされたものだろう。建築主の在り方か、それとも地域振興の表れか。狭い区域にこれだけ点在するのには、やはり景観に対する意識がかかわっているのだろう。
 街の一部。現れた新しい存在は、ややもすると殺風景な、この神田警察通りにとって好もしいものに違いなかった。
 土曜日の午後、向かいの時折見える商店は、どこも皆閉まっていた。
 あと、もう少し……
 木陰に誘われるままそぞろ歩く道は、風が通り抜けるだけで何故かしんと静まりかえっていた。
 本郷通りまで……、考える矢先のことだった。
 広いラウンジの中に、白いテーブルと黒い椅子が整然と並ぶその中に、柱を背にして一人置かれたものが居る。それは通りに面しているにもかかわらず、何故だろう彼の目の前には太い柱が、あてがわれていた。
 足元には小さなプレート。目を閉じているのかそれとも、黙念するかのような、宙に足を浮かばせた立像。狭い通路を挟んだ正面のウィンドウには柱。向き合うには不都合な、外からでは為す術も無い。
 空いた椅子とテーブルの、誰も居ない広いガラスケースの中で、見る人もなく像はただそこに居る。
 ジジジジ、七月の日射しが蝉の声を運んできた。休業のカフェは素っ気ない顔をしていた。

 おしまいか。
 そう、ひとつ吐いた溜め息に、切れる道の角を曲がっていた。
 クリニック、教材を扱う店、お菓子屋。閉まった店。勤め人の居ない、人けの無い路地裏を歩くのも悪くない。昔ながらの佇まいでぽつねんとある商店は、そんな思いを起こさせた。
 川沿いのプラタナスの路へ出る、ほんの手前の時だった。小さな緑陰の中にひっそりと佇むひとが居た。

 どうしてだろう。何故ここなのだろう。
 こんな裏通りの片隅、けして目立つような、何故? 一人まどろむ美しいひと。色鮮やかな花と青々とした木々の中の、触れられそうで触れられない、触れてはいけないような境界。
 もの言わぬひと、彼女は彫刻だった。支柱に左の肩を二本のビスで留められた、そこに置かれたひとだった。
 休みの店、閉めたビル。まるで街と共に眠りについた、閉じた……静寂。
 深い眠りに満ちた表情、束ねられた髪。襟ぐりを大きく刳ったローブ、細いプリーツが流れに添う上品なドレス。右肩に落とした頬、ほどいた右手。そして、何故か左腕が無かった。
 そっと近づいてよく見れば、気がつけば。長椅子にもたれた、そんな風に見える姿も、身体をあずけている筈の支えが見当たらない。
 横たわる? 空に。彼女自身が? と、思えば。右腕の肩から地面へ下りた脚は木の枝に、ひだに見えた細い流れは割ける木肌に見えてくる。
 同化してる?
 眠るこのひとは、名前は? 題名は何というのだろう。そういえば、ここには銘が無い。他の五つに有った、作品名と作者の名が記されてない。
 どうして?
 台座を見ても木立の間を探しても、見当たらない。辺りを見回しても、ぐるりを回ってみても見つからない。脚には? 背には?
 探る、如何にも無遠慮な自分に気がついて、思わず我に返った。
「わたしは何をしてるのだろう」

   二 雨

 その日は雨が降っていた。
 まだ昼休みも過ぎて間も無い時刻だというのに、垂れこめた雲に街は暮れる間際のようだった。道には明かりが灯り、彫刻達も既にライトアップされていた。金曜の街は雨に濡れても華やかだった。
 人知れずのような場所であっても、木が茂り花が咲いているそこは美しい小さな森。ほんの数分先の、今日は別の道から入ってみる。

 高いビルで見えなくなった裏手には、小さなビルに挟まって二階建ての町工場がぽつりぽつりと残っていた。道端に出された植木鉢、機械を動かす音がする。側を通ると湿った空気に混じってインキの匂いがした。
 古ぼけたビルの灯りと、大きなエントランスを飾る照明と。コインパーキングのこうこうとした明かり。
 彼女はライトアップされていた。雨に濡れた身体をブロンズに濃く染めて、そこに居た。ドレスのひだを滑る雫が、膝で切れた裾を伝わって彼女の足に作るその跡を、光はくっきりと映し出していた。腹部に刻まれた影が傷のように思われた。……傷んだ樹皮。
 ……ビスで留められた?
 いやこれは、この杭は傷ついた木を、枝の折れた左肩を、支えていたのかもしれない、失われた腕の代わりに。彼女を守る森は、失った手を、再生の時を待っているのかもしれない、もしかしたら。
 そんな気がして、わたしは立ち去れなくなっていた。
 斑を重ねたハナミズキが、はじける雨の中でいつまでも揺れていた。

   三 黙

 帰宅の道は夜の八時を過ぎていた。
 明かりの灯る表通りを端に見て、入る土曜のそこは相変わらずの、人けの途絶えた、何ら変わらずの筈だった。 
 彼女は暗がりの中に在った。
 人の出入りの無いビルは明かりで飾る必要が無かった。見る者の居ない休みの夜につけるライトは無駄だった。
 ひっそりと沈む鎮魂の杜に溶ける影。
 高速道路の下で、枝を払われたプラタナスが白く浮かんでいた。

   四 音

 音の無い朝だった。わたしは夢を見ていた。一面の白の中で、一枚のガウンに身を包んだ女性が歩いていた。頭からすっぽり被った白い布は足元までゆるやかに広がり、足先を覆う裾を長く後ろに引いていた。白の奥で見えない顔のその人が、彼女であることは相違なかった。
 降りしきる雪の中、何処へ行くのだろう。とたん、雪が降るのをやめた。
「やまないで」
 そんな心許無げな一瞬に目が覚めた。薄暗い部屋の中で、視線の先のカーテンだけが真白い光に包まれていた。指が、目尻の流れの先を拭った。

 夜半の雨が変わった、季節にはまだ早い雪が街を白く染めていた。日曜の朝の道にはまだ何の跡も無い。誰も気配に気づかない。降り積もった雪を見て、わたしは何故か安堵していた。
 硝子に張った細かい露に触れた指先を、もう片方で拭って、夜気のまだ残る窓を閉めた。わたしはカーディガンを羽織り、そして、やかんを火にかけた。
「歩いてた……」
 残る思いが声になる。わたしは何故こんな、何がこんなにも気にかかるのだろう。戸惑う気持ちを探ろうとした時、けたたましく笛が音を鳴らした。開けた口から広がる蒸気が部屋を暖めていく。擦り合わせる手が温まる。彼女の手、彼女には左腕が無い。
「肩を留められていた筈なのに……」
 手が有ればただそこで、居られたのに。
 手は、彼女の腕はまだ、誰が持っているのだろうか。
 手の無い、名前の無い彼女は……探しているのか。
「知りたいのか……」
 名前が無い。そうかもしれない。
 かつて名前を知りたがった人が居た。わたしの本当の名を知りたがった男が居た。わたしは教えなかった。教えられなかった。けれども知らせなければならない時が来て、わたしは彼にそれを伝えた。
 あれから何年経っただろう。あれから一度も、その名前は呼ばれたことが無い。
「理由が……」

 雪はやみそうになかった。時計は午後を指していた。その横で、デジタルの数字を知らせるだけとなったCDプレーヤーが文字を変えた。ラックの隙間には、空っぽのプラスチックケースが無造作に押し込められたままになっている。
 入れっぱなしのディスクに、電源を入れ再生ボタンを押してみる。シュルシュルと可動音がして、消音にしたスピーカーは声を上げない。無音の時間が回って、やがて停止を告げる小さな音がした。取り出したディスクをケースに帰して、わたしは消音を解いた。
 そう、もう何年も経っていた。
 雪はもう、やんでいた。

   五 永遠

 明くる日は晴れていた。
 思いがけず早く目覚めた朝に、外に出てみた。雪に洗われた街が眩しい。通る車に車道の雪は殆ど消えている。路肩と日陰に残るだけの雪に、わたしは真っ直ぐそこへ向かった。

 早朝の街、まだ人影もまばらの街に。犬を連れた人が見える、カタカタと危なげな自転車の音が聞こえる、街路樹の根元の土に雪がかき集められて。どこからかやって来る焚き火の香は、まもなく訪れる冬の匂いがした。わずか十数分の散歩道。坂を降りたあの先の、街の中で息づく小さな。
 彼女はそこに居た。
 まだ白いそこの、花にはまだ雪がかかったままなのに、何故か彼女の上にそれは無い。薄いベールのような白が裾に広がる真ん中で、彼女だけが変わらぬ姿でそこに居た。
 五十年、百年。名前が無くとも……
「いつか……」
 あなたの本当を知るひとが。あなたの手を、そっと取ることを夢に見る。
 あなたは何を見ている? 目覚めの時を待つひと。
 眠れるひと。
 その右の細い指の傍らで、寄り添うように在るひと枚の、紅い葉に朝の日が射し込んでいた。

                             了


※2010/10/30「眠るひと」(改訂)再録です。
https://blog.goo.ne.jp/doteneco-cm/e/d7a6eefb8de859a3bd06c86674c4e3e3?fm=entry_awc

※初稿 2009.9.25 起稿・10.30 脱稿。寡修正 2022.4.29(日陰 → 木陰)。

※関連記事。
後記
2010-04-03 23:57:40 | 制作日誌
https://blog.goo.ne.jp/doteneco-cm/e/450ba74ec3b4ed3d25e03128c876c9de

判明
2010-04-05 03:03:28 | 日記
https://blog.goo.ne.jp/doteneco-cm/e/d3ae4b4ce5fb8c1f690e6db0fa8e8d7f

改訂(改稿記録)
2010-09-30 23:55:45 | 制作日誌
https://blog.goo.ne.jp/doteneco-cm/e/07b59dcc6b4107417bb2ef51d9f163b8

街巷アート 6
2009-11-01 22:06:43 | パブリックアート
https://blog.goo.ne.jp/doteneco-cm/e/017a5ef137d0cb00e7263b4a202f877c

回想
2012-10-05 03:30:03 | 制作日誌
https://blog.goo.ne.jp/doteneco-cm/e/386d504cdd7a9a02966c175e42b7ff3b

 

※追記:今日は「畳の日」でした!?
https://www.himekuricalendar.com


悪天候

2022-04-29 03:50:32 | リンクフリー記事(拡散希望)

昨日は骨身に染みる寒さでした。明日は雨です。明日も寒いでしょう。

張り紙には「雨天等の悪天候時には、順延いたします。」と書かれていますが
、先日の暴風を顧みず伐採を強行した事から考えても明日やめようとはしないでしょう。きっと、連休中は休み、ともしないと思ってます。
何人が立っているか、と見回っている人が居ます。
明日こそ要注意です。
イチョウは30本。1本に一人居れば完璧なのですが。


イチョウの側に居ます。

2022-04-28 23:42:16 | リンクフリー記事(拡散希望)

どなたかから、スパビー差し入れが有りました。今又、別の方から温かいBOSS 缶の差し入れが有りました。感謝です。

 

追記:ハンバーガーとコーヒーおいしかったです。
カイロを持って来てくれた方も三人いらっしゃいました。皆さん有難う。

私は「街路樹を守る会」のメンバーではなく(協力しあってる)神田の住人です。