8月15日放映されたNHK日曜美術館「
無言館の扉 語り続ける戦没画学生」を観た。
昨年8月9日の再放送だったがその中で、
画学生日高安典と裸婦像のことにも触れられていた。
無言館は1979年に開館された。
画面では館主の窪島誠一郎さんが語り始めた。
無言館に置かれ来館者が自由に記すことができる「感想文ノート」。
開館から2年後の夏裸婦像のモデルとなった女性が訪れ、ノートに書いた長文である。
「安典さん。日高安典さん。私来ました。とうとうここに来ました。
とうとう今日あなたの絵に会いにこの無言館にやってきたんです。
私もうこんなにお婆ちゃんになってしまったんですよ」
「だってもう50年の昔のことなんですもの 安典さんに絵を画いてもらったのは・・・」
から始まる文章だった。
「安典さん、日高安典さん あなたが私を画いてくれたあの夏は
私の心の中で今もあの夏のままなんです」で結ばれていた。
この番組を観てしばらくたって、この文章と
おおたか静流さんが歌う曲♪あの夏のままの入ったCDのあることを知り、
ネットで注文。昨日届いた。
♡第12回全国短歌フォーラムin塩尻最優秀賞 秩父市岡部すず子さん
「未完なる恋人の裸像初々し戦死の画家を待ちいしままに」
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