写真は2月5日付の信濃毎日新聞記事。
「芦部信喜 平和への憲法学」
東北大名誉教授辻村みよ子さんは、
日本国憲法の最大の特徴は前文で平和的生存権を掲げ、
9条で戦争放棄と戦力不保持を具体化することでそれを担保していると説く。
核の時代こそ前文の重視を!
辻村さんの著作を読もう。と本屋さんに頼んだ。
その本「憲法改正論の焦点」が届いて読み始めたところだった。
昨日の市民タイムス紙面「口差点」の見出しに引き寄せられた。
「日本国憲法を考える」塩尻市吉田の小林幸子さんの心の叫び。
ひとり息子が4月から自衛隊に入隊されるとのこと。
小林さんは「自衛隊を戦力にしてはいけない」「憲法への明記は絶対反対」と言う。
小林さんばかりでなく、私も憲法に対する無関心を大いに反省している。
数の力を優位に憲法改正を至上とする安倍総理だが、
今のような国会答弁や不都合な真実の消滅、都合のよい法律解釈をしていては厳しい。
国民に信頼されない人が法律ましてや憲法改正などとよく言えたもの。