枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

真相は藪の中

2010年03月31日 | Weblog
 大逆事件。どうもよくわからない。これは、歴史を知っているだけでは、到底歯がたたない。その時代の背景も然ることながら、事件に関与したとされる、人物の生い立ちや思想などにも、大きな要因があるように思える。何故、そういった事件が起きたのか、また組み立てられたのかがさっぱり不明では、これは知識の笊でしかない。もっと詳しい資料を読まなければ・・・。図書館も、春休み中くらいは、開けてくださいまし。

 松本清張が生きておれば、興味も増したであろうし、知っておこうとも思ったであろう。『小説・帝銀事件』を読みながら、犯罪の根本は?犯人の意図するところは?謎が深まる内容であった。無実の罪。というのも可笑しい。真犯人が居る訳だから、無実であって、罪ではない。冤罪は何故起きるのか?それは即ち人間の業である。神しか知らない真実を暴けはしないのだ。

 真新しい事件でいえば、菅谷さんの失った時間を、過去まで遡っていくことは、本人はおろか誰にも出来ない。裁判長が謝った。というが、人間としてあたりまえの姿勢ではないのか?だが、間違っていました。許してください。とは言っても、菅谷さんの心を慮る配慮には少々欠けている。何を於いても、先ず最初に詫びてもらいたかった。また、詫びる言葉の内容に、地位や権力を捨てて詫びてほしかった。

 もし、仮にしても。自分であればどうだろう。心が歪んでボロボロになるよ。砕けて散って欠片さえ見当たらないのではないか。歳月の長さもそうだが、一日のなんと長きを感じられたことだろう。でもよかったね。命を援けてもらえたのにはきっと深い意味があるよ。これからの時間を大切に生きていかれますよう、願っています。

 白枇杷を何気なく見てみると、下の方の葉が傷んでいる。ちょっと採って、風の通りをよくした。採った葉は、焼酎漬けとお茶にする。某作家さんやら、リエさんにも、白枇杷は貴重なので保存しておくのだ。私は、いつでも気が向いた時に採って飲めるが、なかなかそうもいかないらしいので、紙袋に入れておく。花粉症はいかがかな?症状が可なり改善されたようには思うのですが・・・。枇杷酒も到着後に、1.8ℓに増やして、ティースプーンに1杯を、就寝前に飲まれているのでしょうか?

 枇杷酒を毎晩、飲用されると、体が温まってきて、朝までぐっすり眠れます。足が冷えません。男女共に腰を冷やすのはよくない。特に女性はお産がありますから、腰を冷やすと足に堪える。年を寄せた時、歩けなくなっています。歩けないと血液が流れ難くなり、更に排泄機能に障りが出て、病気の併発をするのです。加えて、考えようとする力が失せる。結果は、認知症になり、手に負えない状態で終末を迎えるのです。

 認知症にならない方法。健康である。意欲がある。生きていくことに目標がある。つまりは、生きることは死ぬことに通じるのです。と、私には思えるのです。平々淡々であっても一連の時間を共有しあって、各々の任務の遂行ができたら、どんなに幸せでしょう。覚も、そうありたいと、願っています。

 祝島の原発反対に署名した。その後、建設が着工されたように、新聞で読みましたが、強引なやり方は、必ず悪事が暴露する。と睨んでいましたら、やっぱり記事で載りましたね。それ見たことか。ずさんな計画もさることながら、地球のことをこれっぽっちも考えていない。今更、慌てふためいて、何呉か云わん。人間も大切ですが、自分たちで地球に住めなくしてどうするんです?

 3年前の枇杷の花芽。3cm大の花芽の大きさに、枇杷の実は、チャボの卵くらいのが、1粒から12粒くらいつきました。全部で300粒ありました。
 リエさん。図書館に、著作の予約注文(リクエスト)をしておいたよ♥
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散歩 薬草探し

2010年03月30日 | Weblog
 今日は、風も落ち着いたので布団も干せ、泊まっている孫たちと近くを散歩する。たんぽぽ、オオイヌノフグリ、野すみれ、土筆が侘しい状態で、春の光に当たっている。農道といえども、アスファルトになっている。メダカ等居もしない。よく見れば、花の色も何か淋しい。一昔前のような咲き乱れる様はなく、絶滅寸前の変わりようです。

 近所の小父さんにお願いして、採らせてもらうきらん草は、この田の畦にしかないのだ。数年前にはあった田も、農薬をかけるので消えてしまった。日当たりがよく、適当に湿り気がなくてはならず、其処の田んぼの持ち主である小父さんに、農薬をかけないで。とお願いした。何に効くのか?と問うので、解熱効果がある。と答えた。

 きらん草。年間を通じて田の畦や、屋敷の道端にある。日当たりが良く、適当に湿り気も必要とする薬草で、解熱・解毒作用がある。産後の乳腺炎に効果が大きいが、子どもの解熱や大人にも効く。葉は緑の毛羽立ったのが表で、裏は普通の葉である。ランナーを出して繁殖する。1年を通して小さな紫の花を咲かせる。冬でも日向では花が見られる。

 リエさんには送っている。友人とご一緒に飲まれたらしいが、苦かったようです。確かに苦いのですが、枇杷葉茶と一緒に飲むと、然程でもないです。人間の体が苦味を感じるのには、体内に毒素が溜まっているから。それらを薬草は、するりと体外に排出してくれる。願ったり叶ったりです。苦いといっても、七転八倒するようなことはありません。

 小1時間ほどの散歩だったが、収穫は30株もあり上々です。きれいに洗って笊に入れました。実家のは、油断しているとそこら中に除草剤をかけられる。常間にしか行かないので文句は言えないが、見つけたら即採って帰ります。薬草に興味のない者には、草には違いないですから。でも除草剤を撒くと、最低10年は土が元に還りません。人間の体への影響は元より、地球も壊していることに気がついてない。

 孫が花の水遣りをしたい。というので、風呂場からバケツで汲んで出してやる。孫は、ジョウロに入れてはかけている。出口がチョロチョロなので、中々時間がかかる。見ているとジョウロの先を外して遣っていた。妹の方も手伝う。と言うのだが、こちらは邪魔をしているだけで、うろちょろするばかりだ。仕方がないので、柄杓でできる近場をさせた。自分でした方が効率はいいが、お祖母ちゃんの花壇の水遣りがしたい。のだから・・・

 枇杷葉の花芽も、小さな実になりかけている。寒さにやられて枯れてしまったのもあり、今年も不作の感がある。リエさんが種を植えた苗は、地植も鉢植えも、すくすくと育っているらしい。よかった!命を育む。というか、紡いでいくことは、自分の命の継承でもある。人は生きた年数ではなく、何をどのように生きれたか。ではないかな。命を終えなければ次へ渡せないし、そうしなければ、生きることはできないようにも思えるから。

 お天気がいいと、脱走したくなる銀河。隙あらば、と窺っている。
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風邪のまた、さぼろう・・・

2010年03月29日 | Weblog
 昨夜は、なんだかんだとやっていて、就寝したのがいつも通りの午前2時。今朝は8時過ぎに孫達が来るというので、何とか7時には起きれた。しかし如何せん。体力には勝てない。ちょっと昼寝をした。やれやれ、ハードな一週間でした。桜が満開です。河縁の桜並木に見惚れながら、勤務先まで往復している。思うに、車からがいい。これが下手に駐車して、土手に下りようものなら、ゴミの山が否応でも目に付く。

 昨年までは、人の居ない時間帯を下りていたが、やたらと煙草の吸殻が気になって仕方なかった。今年は、強風が吹き荒れている。運が悪ければ河に転落・溺死。運がよければ、メアリーポピンズか、風の又三郎にはなれる。何時も危険とは背中合わせである。注意1秒怪我一生になり兼ねない。梅の花が風で散ってしまった。

 リエさんが著作を贈ってくれた。この話、途中からだけれど読んでいて、とても興味を持っていた。うれしいなぁ!よかったねぇ♪でも、お代を払わないでもらうのは心苦しい。挿絵はシーラさんなんだよね。この人の絵も好きなんだ。わあっ!!ゆっくり読ませてもらうね。明日、図書館に返す『現代日本記録全集 12 社会と事件』、『犬として育てられた少年』の2冊がなかなか読めなくて。眠気に負けちゃうんだよ。

 枇杷葉は、お茶で飲まれた後(1パックを1週間は煎じる)、入浴に用いたり、更に残り湯は洗濯に使ったりするのですが、洗濯機の滑りや、水垢が綺麗になってびっくりします。その後は、やっと役目を終えて腐葉土になる。湯舟に入れて使うなら、もしかして台所の屑籠にはどうだろうか?と、ネットの中に入れてみた。これが思わぬ効果をもたらした。予想外のことでした。

 台所の水捌け口にある屑篭。其処に煎じた枇杷茶パックを入れ、ゴミネットをかけておきます。すると、あらあら不思議。臭いが消えました。滑りは枇杷茶パックにくっついてしまい、ムカつくような臭いがしなくなった。枇杷葉には、殺菌・漂白と同時に、消臭効果もあるのが判明。つまりは、枇杷葉茶を飲んでいると、排泄物独特の強烈な臭いが消えるようです。病人に飲ませるのが一番いい。解熱・血液浄化・精神安定の効果もあるよう。

 洗濯機の掃除、台所の消臭効果。床拭きなどには持って来い。アレルギーが軽くなるし、環境にやさしいのがいい。知っている人は笑っている気配がしますが、猫は非常に臭いに敏感で、薬など飲みませんが、枇杷茶なら飲みます。我が家の銀河は、子宮の病気で死にかけましたが、枇杷茶で一命を取り止めました。以来体調が悪くなると自分で飲むようです。

 枇杷葉茶を飲むと、最初は頻繁にトイレに通います。個人差もありますが、精々1ヶ月です。その後、午前中と午後、夜とで4回くらいになるようです。体の防御作用が働いて、寒くなったり体力の低下を察知すると、排泄回数を増やして、水分の補給を促すのです。危険を本能的に知るので、体内の毒素を体外に出そうとする訳です。この時に、枇杷葉茶を飲んでいれば、危険難度が和らいだり、入院しなくても回避できるのです。

 人間の体も、生き物の体の中には、自然治癒能力があって、これを使って治ろうとしますが、体力の極端な衰えや、抗体・免疫、抵抗力などの不足から、再生できかねて発熱や、嘔吐をするのです。幼児や高齢者は特に衰弱が激しい。救急車で運ばれることになる。こうなったら病院に任せる外はない。最新の医療に身を委ねて、まな板の鯉でいればいいのです。

 私には、これが我慢ならないのです。佳くなるどころか、体が全面的に拒絶するので、何等薬は効かない。悪化するばかり。抗生物質の副作用で目を回す。ショパンの『ノクターン1~』を聴きながら、あらぬ言葉を口走る。依って、病院には行かない工夫をする。医者にかからないよう、自然治癒能力を高めている。それが枇杷葉の治療です。何事も自然体でいられるのがいいです。
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桜は満開に

2010年03月28日 | Weblog
 暑さ、寒さは彼岸まで。と、言われてきたが、ここ数年は気温の不安定さが続く。今日などの寒さはどうであろうか?桜の花も、寒さに震えているようだ。おおっと!こういう時には、近々地震がありそうなんだが。っていうか、今年は地震の多い年になるよ。従って地球さんは、自ら再生の態勢に入ったのかしらん。僅かでも地軸に歪みが生じてしまうと、小さな亀裂が、徐々に大きくなってしまうのだっろう。

 しかし寒い。無茶苦茶寒いではないか!特に朝晩の冷え込みは半端でない。湯たんぽはフル回転しています。就寝時には、私の足元にあり、仕事に出かける時には、銀河の腹の下にある。少エネで、活用範囲の広さがいいです。先日、枇杷葉を見てみると霜焼けが多い。ひょっとしたら、昨年よりも結実が少ないかもしれない。100粒もないかも・・・。

 明日は、実に久々の休みです。思いっきり寝ていよう。と思っていたが、春休みである。孫達が泊まりに来る。近くの公園に花見に行こう。歩いて20分くらいの場所や、孫の通う小学校の校庭では、桜祭りがある。河川敷にも桜並木があり、車で眺めて行かれる。河には、カイツブリが居たり、船を浮かべての魚釣りに高じている人も。未だ泳ぐには早いが。

 今夜は朧月夜でしたね。曇っているので星は観えません。年度末で工事中の所が多く、のんびりと運転できない。危うく落とし穴に落ちるところでした。穴に落ちるのはウサギですが、先日テレビにウサギが出ていた。よく見たら、リードがつけられていた。ああいうのは動物虐待です。あの状態で、敵が襲ってきたら逃げられないよ。危険は人間が回避してやるのでなく、本能でわかるものなのに。

 某作家さんにお送りした枇杷酒は、我が家の枇杷の木に生っていた、枇杷の実です。枇杷種茶もそうです。ちょっと小さめでしょう?品種によっても違うのですが、長崎の茂木赤枇杷は、小ぶりです。反対に淡路田中は粒が大きいのです。最近は、種類も品種改良されて、種無しがあるようです。でも、枇杷に限っては、種が必要な訳ですから、どうでしょう。

 我が家の枇杷の実です。大きさはチャボの卵大です。この時点では、花芽は極普通の付きかたでした。故に花の数だけ、実が生りました。この2年ばかりは、花芽の付が多く、鈴生り状態ですから、上手く結実できないのかもしれません。人間の勝手都合にはいかないのです。そろそろ剪定する時期かな?とも思います。
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神さまは視ている

2010年03月27日 | Weblog
 生きている人間の怖さは、陰日向のあることだろうか。上司や他人が見ている時には、非難されるようなことを上手く隠し、誰も見ていなければ平気でする。私は、自分がされて嫌なことはしない。神さまは知っておいでです。先日のこと、何時もは機嫌よく就寝してくれるのに、不機嫌だった原因は、私がイライラしていたことにある。気持ちが添えなかった。体の調子も、言葉でどんなに言い繕っても分かってしまう。

 素直に心を添わせていれば、ちゃんと話してもくれるし、優しい気持ちでいられるのに。こちらの都合次第を考えていると、何故かそれが伝わってしまう。医学的なことも、科学的な証明も、何等私にはできませんが、言葉に出来ないもどかしさが胸に堪える。そんな私の心を感じて、相手は詫びてくれ、心配をしてくれる。相手がどうしてほしいかを知ろうとしなければ、どんなに傍にいても偽善に過ぎない。

 Aさん家に、手当てに行かせてもらう。蒟蒻と枇杷葉は置いてあるのだが、両手を使って片足づつ、指の関節を揉んでみた。触っているだけなのに、痛いと言う。10分ほどしておいて、気を溜め込んで足の指に当ててあげた。冷たかった両足がじんわりと温かくなる。それが足から徐々に上がっていき、体中を包み込む。今度は、熱いと言う。暫くして、気持ちがよくなった。とうとうとされる。1時間弱、足の指先から入った気熱は、Aさんの著しい気力の回復をさせた。

 りささんが、『体の病気になる寸前を、枇杷茶は水分で出させるのです』と云われていますが、その通りです。枇杷葉茶は、体に溜まった毒素を、一気に排出する働きがあります。ギリギリのところまで生かせながら、体の調子を整えるのです。従って体内に熱を籠もらせない。最初こそ、大丈夫かしら?との想いがありますが、毒素が出始めると、これでもか。というくらい出るのです。

 初めに変化が起きるのは、どす黒かった顔色が、見違えるような肌色になります。次に目に活力が戻ります。ついで頭がしゃんとします。およそ3ヶ月もすれば、体力・知力・気力の回復があり、心身ともに安定してきます。こうなったらしめたものなんですが、大抵の方はここで止める。折角治りかけているのに途中放棄してしまう。体は、静止を失って、前よりも悪化する。コントロール不能状態です。

 リエさんが、クレヨンハウスに仕事で行ったら、珈琲が目に付いたので。とインスタントの珈琲を送ってくれました。無農薬の珈琲です。カルロスさんのが美味しいのだけれども、こっちがなくなったら飲ませてもらうね。ありがとう!それとリエさんが書いた小説も、別便で贈ってくれるんだそう。わーい♥あの小説だよね。同人誌に連載していたのでしょう?楽しみに待っています。そうそう、挿絵はシーラさんですよね。ワクワクしちゃうよ。

 枇杷葉の木陰に置いてある、クリスマスローズ。年々大きな株になっています。零れた種から出た苗も、次々に育っています。
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命を育む

2010年03月26日 | Weblog
 枇杷の新芽が吹き出した。この状態での採集は控えます。この時期の枇杷葉は、新しい命を育んでいますから、無闇に葉を採ったり、枝を伐ったりはしません。これから夏にかけては、太陽の光を存分に浴びて、光合成を繰り返すことによって、余分な葉は自然と落としていきます。地植はそのままでもいいですが、鉢植えでは水を切らさないようにします。

 枇杷苗がやっと育ったと移植しても、根付いたように思っていても、時期が合わなければ枯れてしまいます。また同時に、邪気を吸ってしまうと枯れます。生命の源であるが故に、その差は激しく、何時でも誰でも、と言う訳にはいきません。野生の枇杷は、鳥が啄ばんだ実からの種なので、結構成長するのです。何もしないでいるようで、自然の恵みをたくさん分けてもらっています。

 敷地内に植える場合には、日照時間や吉凶を確かめた上で、移植してください。Aさんの家で佳いことも、Bさんの家では悪くなったりします。その家での吉凶は、他所には当て填まりません。家運や家相というのは、人智の知れないこともあります。自然の空気が分かれば、それに従ってください。運気というのは、植えた人に依っては、下げることも上げることもできます。旧暦を参照されるのもいいですよ。

 視えないものが見える。というのも気味が悪いことに違いない。私がこの力を知ったのは何時だったかな?子どもの頃には、何ということもなかったんだけれど、大きくなるにつれて、他人にはあまり言わないのがいい。とは感じていた。最近は、危険回避能力だと思い、いろいろ使っている。たまには先手を打つことも必要ですね。

 心は何処にある?頭ですよね。心臓は、血液の循環をしてくれますが、考えてはくれません。考えたことを、行動に移すのは体です。でも、何れもなくてはならない部分です。頭が正常に働かないと機能が麻痺します。自分は違っていない、と各自思っているから、相手が悪いとなる。どちらも譲らない。そういった意識の欠落に気がつかない。下手すれば掴み合い、口喧嘩など可愛い方です。認識のずれは、薬の副作用も大いに関係していそう。

 枇杷葉茶を飲み続けていると、そういった感情の起伏が落ち着いてきます。自分を初めとして、他人の性格の分析ができる。これは実に面白い。本人の知っている部分と、他人が知っている部分と、自分でさえ気づかない部分があるそうですが、これらがわかってくる。とても不思議ですね。枇杷葉茶や、花芽茶、種茶を飲みだしてから、こういったことに目覚めたのです。

 枇杷葉酒のエキスをたっぷり手に取り、軽く両手をこすり合わせて気を溜め、リンパ線マッサージをします。耳の後ろから顎、喉にかけてゆっくり指を当てます。中指と親指を使ってします。首から肩にかけて下り、鎖骨の辺りを痛くない程度に触ります。そこから乳腺にいき、脇の下まで下ります。右手は左手で肘や手首、指先までを痛気持ちいい感じに触ってみましょう。左手は右手で同じようにします。

 入浴時にしても、風呂上りでもかまいません。とても気持ちがよくなります。毎晩繰り返してしますが、長時間でなく、10分くらいで止めます。枇杷葉のエキスが体内に入ったら、就寝されるのがいいです。痛みのあるところは、絶対に触りません。足は湯舟でマッサージします。この時、枇杷葉を入れた湯なら、効果が大きいです。

 洗髪は何を使って洗われますか?私は、ボディシャンプーでします。最初は、キシキシいうのですが、数ヶ月経つと、艶やかで臭いのない自然な感じになります。枇杷湯を使えば、更に効果が現れます。フケや痒みがなくなり、髪がべたつかず、サラサラになります。湯舟を洗うのも、化学洗剤は使いません。これで洗います。某社のは枇杷葉エキスが入っているので重宝しています。

 洗濯には、桃のエキス入りを愛用しています。これで洗濯し始めて、体の痒みというか、衣類でのただれがなくなりました。他にも、蓬や紫蘇などもありますが、私には枇杷葉が合いました。枇杷葉の欠点は、色が染まることです。自然の色なので、安全ですが・・・。
 玄関口の白梅。立春過ぎから綻びました。

 
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雨があがって・・・

2010年03月25日 | Weblog
 三日続けて降った雨も今宵は上がって、朧月が宇宙にかかっている。雲の多い空だったので、火星と土星までは観えなかった。それでも宇宙の綺麗さには、何だかほっとする。今日の勤務を終えて、駐車場までを歩く僅か5分程の距離だが、水仙や沈丁花、馬酔木に白木蓮が咲いている。桜も薄絹を纏うように、花弁を綻ばせている。歩いていると、春の宵の匂いが漂ってくるようだった。

 此のところ、雨模様で洗濯物が乾かず、除湿機がフル回転をしている。しかしなぁ、機械の限度もあるんだ。乾かないのが悪いのではない。着る物がない故、困るのだ。制服はないが、動き易い恰好でないと、様々な障りがある。しかし箪笥の中には、そういった類の物ばかり。買えばいいようにも思うが、そんなにたくさんは要らない。

 公私混同を避けるため、家では私的な恰好をし、勤務先では仕事に合わせた恰好がいい。そういった考えであるから、必要以上に物を増やす心算がない。若い頃なら流行の服もいいが、年齢を重ねると、シンプルで着易く、何にでも応用できるデザインがいい。私は、自分に似合う色を知っているので、迷うことはないが、12色あれば充分な色揃えです。

 ネットが使える今は、出不精に磨きをかけ、その殆どを買っている。住んで居る所には、自然は残っているが、コンビニは1軒もない。まあそういったことで、買い置きは常にしている。それと、なければ食べない。服など、既に何十年も着ている。体型が変わらないと便利であり、経済的ですね。また某作家の奥さまが、毎年夏には送ってくださる。絶対に自分では買えない高級品。銀座の三越など、行ったことがありません。びっくりします。

 リエさんは、サンタさんの扱う珈琲を送ってくれ、知人には作家や編集者が多いので、その著作が出版社から送られてきたり、サイン入りの本が贈られてきます。事情を知らない人が聞いたら、びっくりするような人物からも、著作を頂きました。私にとっては恐れ多い宝物。孫達がいるので、我が家での宝探しをさせてみるのもいいかも。春休みに泊まりにくるというので、早速試してみよう。

 Bさんと勤務を一緒にすると、とてもスムーズに動けます。仕事内容で混乱することがなく、とても気持ちがいい。一番感心するのには、私語がなく任務の遂行ができていること。いつも相手に添った気持ちで接していること。特に、自惚れたり、独断での行動をしないのです。言葉使いや態度似、裏表がないことにも感心します。当たり前のことが、極自然にできているのです。Bさん。私がやさしい。と言うのには、自分に厳しくある。ということですよ。

 我が家の枇杷葉の木。高さは3mほどです。長崎の茂木・赤枇杷です。種を植えて4年目から花が咲き、実を結びました。桃栗3年柿8年枇杷は9年で生りわたる。柚子の大莫迦13年。とかいいますが、当初には、枇杷葉の花だとは気づきませんでした。最初のは、きっと鴉にでも食べられたのでしょうね。今年からは、花芽も採れるようになりました。庭の中では、淡路田中も育っています。
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三つ子の魂・・・

2010年03月24日 | Weblog
 赤ん坊は、泣くのが仕事。これでしゃべったらえらいことだ。唯、いつまでもしゃべれないと、発達障害とか言われるが、これも一方的で宜しくない。医者や研究者は、肩書き優先で、とんとその個性や、能力をわかろうとしない。まるで、人間ではないように扱う。健常者というのも、何を基準のことなのだろう?頭が良いことって、何なのだろう。

 私は、勉強は嫌いでした。しかし学ぶという知識に対しては、とても興味がありました。何故なのか?どうしてそうなるのか?納得いくまで相手に詰め寄るので、非常に厄介な子どもでした。祖母は、そういった疑問や、質問にきちんと説明して応えてくれました。例えていえば、紋切り型でなく、臨機応用編を考えさせてくれた。

 1+1は、11でも3でもいい。見方を変えることや、上下左右に視る工夫を覚えさせてくれた。学校での教科書にはない自然の知識だった。同時に、形あるものもないものも、この宇宙には存在するということを、体験させてくれた。邪気と覇気が同時にあることも。その力を持つ特殊な者には、使命のあることも。とても長い時間のようで、僅かな時だった気がするのは、感覚の違いだろうか。

 幼年期の3歳までが、非常に大切なことも、こういった理由があるのかもしれない。人の脳の工事は、その殆どを3歳までに終わる。そこからは修復したり、改善や補足をしていくのではないか。その工事も、14・5歳までには終了する。無論、内面だけではなく、外面も仕上げられるのだ。だが一概に、犯罪を犯すことは、とても小さな歯車が、欠けたりして、全く気がつかない内に、軌道修正不可能となる。

 機械の部品の替りはあるが、人間の体の変わりはない。どんなに優れた医学にしても、肉体に合わせることは不可能。何故なら、心の有り様までは、小さな機械の部品には察知できないからだ。相手に添う。ということは、容易いことのようで、以外に手強い。パティ・デュークがヘレン・ケラーの役に応募し、採用されたその訳が答えです。彼女のヘレン・ケラーには、真実がありました。

 人間は、欲に駆られて生きているだけではないが、ともすれば様々な欲にしがみついている。私も違わず、同じです。欲がなかったら、現世には居ませんからね。それが邪悪なものでなく、覇気でありたいと願っている。思うようにはいかなくても、その努力はし続けたいです。相手を変えることは不可能ですが、自分を替えることはできますからね。

 枇杷葉茶を飲んだり、枇杷葉化粧水をつけていると、ニキビ・滲み・ソバカス等の肌の汚れが、角質を剥がしていくのと、枇杷葉の持つ相乗効果によって、消えてしまいます。これは枇杷葉に含まれる、漂白・殺菌作用の働きで、内面から浄化するためです。顔の赤みもなくなります。ワキガも徐々に薄れていきます。アレルギー反応にも効きますよ。

 枇杷葉の効果は、私が解明したものではなく、何千年もの古来から、民間療法として伝えられてきたことです。何がどのように効き、どんなやり方をすればいいのかは、皆目見当がつきません。私には単に、閃くのです。漢方を学んでいるでも、知識があってのことでもない。感じ取れるのです。とても不思議ですが。

 昨年の種が零れて芽が出たパンジー苗。
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気紛れなお天気に

2010年03月23日 | Weblog
 今日は、散々な日だった。でもそれは一方的な私の想いであって、冷静に考えてみればこちらが悪い。言葉が口から出るときには、心の中の思いも出してしまうから、時には魔力を持つこともある。上手くいかないときには、何かしらの食い違いが出る。腹は立たないが、白けてしまう。でも、こういった時でも、落ち着いて考えてみれば、よし悪しの問題でなくて、猫の首に鈴をつける役目が必要なだけ。人のせいにして、安全圏に居るのってどうか?

 仕事をする上で、後で。というのは通らない。そんなことばかりしていたら、巨大化したチリの山に押し潰されてしまう。ボタンが取れている。気づけば速やかにつける。後でいいや。と放っておくと、ボタンは無くなることがある。ポケットは更に破ける。ミシンを出すまでもない。針と糸でできる。部屋の掃除ができないことも、全部一度にはできないでも、一週間あるのだから、1部屋づつすればいい。要はやり方ではないのか?

 だがこれらも、価値観の違いや思いの差で大きな溝ができてしまう。掃除一つでも、どういった手順ですれば、きれいに早くできるか。を考えていないと、闇雲に時間を消耗するだけである。私語を慎むことは無論、効率と能率を考えることが大切です。勤務中の仕事に関しては、一つのことだけをしていればいい。というものではないと思える。かといって、全部を同時にぶっちゃけても、混乱するばかりであろう。

 何だかとても自分が厭になった日です。言葉が口から出るには、必ず心で思っているからです。意地悪をするつもりはなかった。とよく言うが、つもりがなければ、意地悪はできない。しないものなんですよ。相手の立場や、気持ちがわかっていれば、できません。っていうか、しないものなんですね。人間が人でなくなるのは、迷いや戸惑い、躊躇する気持ちが変化してしまうから、大きく膨れ上がって爆発する。それが犯罪ではないの。

 万葉集を諳んじなくてもいいが、古の人々が心の想いを歌に詠んだ記録を、一つでも良いから覚えたいもの。『熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかないぬ今は漕ぎ出でな』額田王ですね。波乱万丈の人生も、自分の心のありようで如何様にも生きれる。古代の女性は、強かで内に秘めたる想いが大きいですね。泣いてばかりいません。ほんとうの勇気、芯の強さは、死をも恐れない気持ちにあるのではないかしら。

 枇杷葉は、そういった時代に、薬湯として用いられています。その時代には、入浴の仕方が今とは違っていますが。湯殿は全てが国産の材木です。池のような大きな湯舟を掘って、その上に建てています。荒削りの板敷きを置いた上に、枇杷葉などの薬草を敷いて、その上に病の体を横たえていたらしい。下からは、熱い湯の蒸気が上がって、薬草の効果が様々に出たらしい。蓬やスギナもあったし、ドクダミも同じです。

 夏枯草、みこし草、たんぽぽ、蓮華等。その当時にあったかどうかは定かではないが、枇杷葉の効力に劣ってはいるものの、内臓の低下には、それなりの効き目があったのではないか?それらは、眼病や外傷、栄養失調による内臓に働きかけ、細胞を蘇生させた?その効力に優れていたのが枇杷葉ではないのか。と思うのです。無痛扇とも大薬王樹とも、云われる所以です。外科的な処置での、花岡青洲が麻酔薬を施しての成功までは、大いに成果があったものと思われる。

 台所の出窓に置いているシクラメン。葉の方が先にどんどん伸び、花はごく最近ついて、3月になってから咲き始めた。今、満開です。
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相手に添えば・・・

2010年03月22日 | Weblog
 一日の仕事の内容も、時間だけが経てば良いのではなく、知恵と工夫で相手に添ったやり方ができればいいように思う。家に居て、じっとしていることが悪いとは言わないが、音量を上げたテレビを見せているだけでは、本人も退屈だし、見ているこちらも嫌気がさしてくる。構ってもらいたいが故に、我儘のやりたい放題をする。一人だけならまだしも、大勢が居れば、大人しい人が我慢を強いられる。

 皆、病気です。心を病んでいるのです。だからと言って、その妙薬はない。まさに匙加減というところでしょうか?でも、翼々考えてみますに、あたり前の気持ちが持ててない分、私の方が病気なのかもしれないです。一体に、何を基準にしているのか。どういった理由から、心を病んでいるのだろう。幾ら遠くから差し招いていても、心には届かない。

 自分の傍に来させるのではなく、一緒に居ること。同じものを見て、違うことを考え、傍らに居て話をすること。そういった一連の姿勢からすることで、相手の心に添えられたら佳くはないか。花の咲く音を聴き、風の色を視、水を含み、台地に触れて、宇宙を自在に翔ける。誰しも同じ命の、与えられた生き物として、存在していることを神に感謝してみよう。

 枇杷葉には、多彩な薬効が隠されています。私が祖母から聴いていたのは、夏の暑気払いにお茶で飲むことくらいでした。実際に私が飲んでみますと、体の隅々まで行き渡るように力が湧いてきました。膀胱炎には、枇杷葉の葉の焼酎漬けを患部に中て、トイレに立つ度に替える。痔には、枇杷葉の生葉を火で焙ったものを患部に当てる。手術をするまでもなく治りました。皸、擦り傷、切り傷には、枇杷葉を焼酎に漬けているエキスを患部に浸す。またはよく擦り込む。

 水虫・田虫には、枇杷葉の焼酎漬けのエキスを、洗面器に入れ、帰宅の度に足を浸して、殺菌・漂白する。この注意点は、専用の洗面器で行なうことと、何人もの使用を避けることです。何をするのも大儀だったり、意欲や気力に欠けている状態には、枇杷葉茶を飲まれるのがいいです。花芽茶も枇杷種茶も、初めからはきついので、少し慣れてからがいいでしょう。体の血液をさらさらにし、頭の回転を正常に保ち、薄紙を剥ぐように治っていきます。

 枇杷酒の基本は種ですが、生葉を焼酎に漬けたものでも、飲めないことはありません。分量をきっちり守り、毎日行なうことです。花芽や種は、杏仁の香りがして、雅も云えぬ匂いです。枇杷葉は、アミグダリンという猛毒を持っていますが、熱処理には弱いので、お茶で摂取されるのが安心なのです。そうでない場合には、危険が伴いますから、充分な知識と分量を厳守します。

 腰痛や膝の痛みには、枇杷葉の焼酎に漬けたものか、生葉を用います。これに蒟蒻を鍋で温めて、患部に生葉を乗せ、その上に蒟蒻を置く。枇杷葉温圧療法と言います。蒟蒻は、熱いので火傷をしないように気をつけます。手拭かタオルに包んで、患部に乗せます。ナイロンの袋では効果がありません。注意してください。蒟蒻は、決して切ったり、間違っても一度で捨てないよう、繰り返し使ってください。

 但し、日数を置いて行なうと、黴が生じたり、体内の毒素を吸い出しているので、冷蔵庫に入れていても腐ってしまいます。蒟蒻は毎日使用していると、小さくなっていきますが、同じものを二つ合わせて使い、最後まで使いきってください。尚、枇杷葉はその都度、新しい生葉と取り替えてくださいね。1日に5枚程度、1週間もすれば充分です。けれども症状ややり方で違ってきます。

 このように枇杷葉には、数え切れない効果や、未知なる部分がたくさんあります。結膜炎や花粉症に効果があるのも、つい最近知りました。いろいろ試してみると、思いもかけない結果が出て、びっくりすることもあります。喘息や扁桃腺、中耳炎にもいいのです。これらはリンパ線マッサージで行ないます。
 枇杷葉の花芽です。この年には、枝が折れそうなくらいたわわに生りました。黄色な枇杷の実が揺れていました。
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