雨が降れば、と思ってもいたが、生憎との天気に起きる。休日なので、ゆっくりしていたら、既に陽は高い。布団を干し、洗濯機を回しておいて、朝食にする。新聞が丹念に読めるのはいいとして、ため息の出る記事の多い事。アメリカの言い成りだ。
昨日の出張のレーポートを書かねば、と思いながら図書館に行く。予約本があったためだ。愛車の中に掃除機をかけ、庭の様子も見回っておく。花芽の1つ2つから、何とも云えぬ匂いが漂う。この香りを閉じ籠めておきたいもの、と佇む。花芽茶に。
水仙の芽が出てい、フリージアの茎が伸びている。アネモネも青々としている。枇杷葉の枯れた葉を落としておく。桑の葉が、秋風に舞い落ちるので、箒を手に掃く。紺碧の空には、雲の形もない。暫くすると、白い綿雲が棚引く。魔法の効き方は?
布団を早々と仕舞って、パソコンの前に座る。鉈豆の煮汁は捨てないで、浸しに加えてもいいし、何やかやに使いきってください。この汁はエキスが出たものですから、効果もある訳です。鉈豆の鞘が小さな時に、茹で塩汁を顔につけたらつるつる。
鉈豆の鞘は、切って干しておくとお茶に。焼酎に漬けて置くのも、塩漬けにもいいです。要は、保存状態が冷暗所であれば、何処でも構いません。使う時に、適量を飲むように気をつけます。物事は何でも、過ぎたるは及ばざる如し。適量を守って。
年末への準備にも、少しばかり速いようだが、時間は待ってくれない。計画的に着実にしていかないと、あっと言う間に年末が来る。尤も、個人的には旧暦での換算だが、世間の波には抗わないようにもする。適当にできないので、息苦しいもの。
暦は買った。カレンダーも用意した。手帳も届いた。年賀状は予約しているので、来月になったら取りに行く。おせち料理は、田舎料理で済ませるので、特には拘らない。お客様がおいでと言うなら兎も角、寝正月にしている。年末が気忙しいだけ。
白枇杷の結実に、飛び上がるほどうれしかった。今年の花付きはさしてない。来年は裏年なので少ない。