枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

体質改善・・・

2011年06月30日 | Weblog

 携帯電話が壊れたのか、着信が鳴って出るのに、会話ができない。こちらからかけるのは通じる。洗濯機は、復元したが・・・。冷蔵庫は冷えない。物が腐る。困ったものだ。冷蔵庫を修理するのと、買い換えるのと、どっちが安上がりか?悩んでしまう。

 冷房で、体が冷えると、足が痺れる。気分が悪くなる。持病と言えば、聴こえはいいが、寒くてたまらない。体が拒絶反応するため慌てる。熱中症になっても困るが、温度設定が難しい。帰宅するとほっとする。窓を開け放って、温かい枇杷葉湯を飲む。

 新緑の白枇杷。真新しい新芽が眩しい。今年は、花が咲き、実がついた。まちに待った、待望の結実にうれしさがこみあげた。

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枇杷の実、収穫

2011年06月28日 | Weblog

 昨夜は、夜中に雨が降っていたが、今朝は蒸せるもの天気である。鋏と箱と脚立を用意して、庭に出てみる。先週の土曜日と昨日に、孫たちが枇杷狩りをしているものの、枝はたわわに撓っている。日当たりの良い、上の枝から袋を外す。小さなお日さまが覗く。なんと眩しいことか。知らず顔が綻ぶ。

 自然の恵みを戴く。ということは、この枇杷も神の宿る物。人間に与えようと熟れさせてくれたのだ。その命を粗末にはできない。できるだけ傷つけないよう箱に入れる。我が家のは、売り物でないので、粒が小さい。加えて、甘酸っぱい。だが美味しい。リエさん、サンタさんにりささんに、箱詰めする。

 『泳げ』が来ないのだが、と思案しつつ、りささん宛ての荷物を作る。明日の夕方には到着ですかね。今暫しお待ちください。これから発送に行ってきます。荷物をクロネコに持って行き、孫を迎えに立ち寄る。外は、風が吹いていて気持ちが良いのに、窓を閉めて冷房をかけている。なんとなく違和感のあるのが否めない。

 我が家に到着すると、早速に枇杷狩りである。昨日も来て、採ったらしいが、よく熟れているのを確認するように言う。お祖母ちゃんの枇杷は、自然の命をもらっているんだね。と、大人びた口調で語る。だから美味しいんだね。とも言う。どこでそんなことを教えてもらったのか?と聴けば、自分で考えたの。と、答えた上の孫です。

 夕食はカレーでした。その後、せっせと枇杷を食べる孫。美味しいのか、物も言わず、むぐむぐと食べる。小さいからでもあるが、30粒をぱくつく。〇〇はしあわせだなぁ。とにこにこする。こんな美味しい枇杷は、どこにも売っていないね。と喜ばす。お祖母ちゃんが生きている間は食べれるよ。うん。家の庭に持って来るよ。と、返事した。

 リエさん。本が届きました。サイン本だけと思っていたのに、びっくりしました。ありがとうございます。時間を見つけて読みますね。自然農法でのやり方には、とても興味があります。我が家の枇杷が美味しいのも、糠と塩だけの肥料です。塩?に首を傾げるでしょ。自然の力にあう方法は、身近な自然を取り込むことだと、始めています。

 この時点では、未だ青いブルーベリー。30粒熟れていました。孫たちが分けて食べていました。

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無理は禁物・・・

2011年06月27日 | Weblog

 今朝起きた時点で、勤務に出ることとする。昨夜の内に連絡がつかなかったのと、薬草で症状が落ち着いており、体温も35.9℃なので、用心しながら行くことにした。いつもより早めに家を出る。ところが上司に大目玉をくらう。勤務先で計ったら、37.0℃に上昇していた。致し方なく、しぶしぶと病院受診である。

 午前中は多かったのか、午後からにされた。その由、上司に報告する。取敢えずは、行きたくないもので、うだうだ言ってはみたが、即却下。自分でも往生際が悪いと思う。大きな声では言えないので、内心呟く。時間まで勤務する許可をもらうが、体とは正直な物で、その気でおれば大丈夫になるものです。

 病院は、落ち着きません。待つ時間が矢鱈と長いと、ばやきつつ、人影の疎らな院内を見渡す。もう帰ろうか。と思った頃、やっと名前を呼ばれる。診察の結果は悪くはなかったのだが、大事をとって薬を出しましょう。と、Dr事もなげにおっしゃる。よかった・・注射されないんだ・・・。通院もなし。

 職員の一人が、勤務時間を変わってくれると言う。主任を始めとして、今日はやさしい。たまには体調不良もいいかも。言葉という響きに、心が感じられるのはいいものです。何時も持続的に、頑張れ!頑張ろう。頑張らねば。と思い続けていると、年月の経過と共に、結果として出るのですね。無理は禁物なのですね。

 生きていく中で、ほんとうに色々な出来事が起きる。今まで、何気なく見過ごしてきた、自分の人生が、どんな色に織られているのかを、少し立ち止まって、視て見るのもいいかもしれない。そんな風に思えた。同時に、働けることのありがたさをしみじみと感謝した。母が逝き、銀河がいないことが、とても淋しく想える。

 色とりどりのリナリア。ピンク、紫、黄、白、ぼかし、桃、オレンジ・・・。毎年、種が零れ、自然発芽し、品種改良される。

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体の異変に気づく

2011年06月26日 | Weblog

 我が家には、冷房器具をつけていない。夏の暑さが感じられない装置には、少しばかりの抵抗がある。体は、暑さに対する抗体を備え、免疫力を高めてくれる。或いは汗をかく。体内に溜まる毒素を、体外に押しやって排斥してくれる。これが何等かの故障で、できなくなると病気になる。しかし、頭は冷やさなければ、血管が爆発する。特に、細くなったり、錆びついた管は、直ぐに切れてしまう。

 枇杷葉茶は、錆びついた水道管を掃除してくれる。なんともありがたい漢方薬です。けれども人間とは勝手な者で、体調を崩さないと気づかない。警告の点滅状態では、まだ大丈夫と高を括る。病院に行く者はいいが、私のように、極力避けてしまう者は、どうしようもない。転ばぬ先の杖で、予防線を張るしかない。だが避けられない事態が発生する夏場、冷房が待ち受ける。一体どうしたらいいのか?

 職場まで、夏服で行き、そこで冬服に着替えるか?完全重装備になるってか。だがそうなればなったで、そこから外に出る時、どうするんだ。出られないじゃないか。我慢大会ならいざ知らず、これは怖いものがある。仕事ができないよ。困った・・・。原発に頼らない生活をするためには、建物の基本も違うでしょう。昔ながらの施工方法で、建築されているとは限らない。安普請を誤魔化すのに、オール電化をうたうのだ。

 地球が壊れていく。青い星は、何を語るのだろうか。そのメッセージは、人間への警告になって現われる。自然災害とはその実、愚かな人間のもたらす人災に他ならない。人間が、機械を使っての地球を支配など、できるはずがない。或いは、自然からのそのしっぺ返しは、余りにも付けが大きすぎるように思える。被害を最小にするならば、何も欲さないのが一番である。あるがままでいい。

 咲き続けるクリスマスローズ。今日現在、最期の1本が咲いている。

 

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枇杷狩り

2011年06月25日 | Weblog

 孫たちが来て、やっと熟れ始めた枇杷の実を採る。袋を少しずらせて見、色がよければ鋏で切る。まあその賑やかなこと。枝に鈴生りなので、10枝だけでも山盛りになる。採るのに夢中の上の孫、食べるのに集中している下の孫。照りつける日差しに、暑くなって家に入る。台所に運んで持って帰るように言うが、玄関で食べ始める孫たちであった。

 我が家のは、甘酸っぱいのが特長で、とても美味しい。未だ充分に熟れていないので、リエさんたちに送るのは、来週にする。自然の恵みは、ほんとうにありがたい。2日間でも色つきが違う。雨ばかりだと味が逃げてしまうのだが、太陽の僅かな光が、作物の育ちを促す。先程から雨になった。むせ返る暑さがぶり返してきた。

 夕方、知人が自宅の枇杷を持って来てくれた。これは、種茶や枇杷酒にする。我が家のが不足しているのと、無農薬の物なので安心している。狸や猪が食べに来るそうだ。その処理をしていたら、書き込みが大幅に遅れた。根気が要ります。ひたすら同じ作業を、延々としていく。誰かが困ってはいないか、必要な人にあげればいいのだ。

 自然の恩恵を何かしら、分けてもらうことは、誰の物でもなく、自分の物には決してするものでもない。もらえばあげる。あげればもらえる。そこには感謝以外のものはない、相手を思う心があるのだ。孫たちが聞く。銀河に、枇杷の実を供えていい?銀河は、枇杷は食べなかったが、と言いかけて、はっとする。ねぇ、銀河。おいしいよ。

 旧暦の暦を活用し始めて、月のサイクルの重要性に気づく。自分の都合をするのではなく、自分をそれに合わせることが大切。そして何よりも、感謝することを忘れない。神・即ち自然への祈りである。災い転じて福となる。災害を逆手に取って、苦境を乗り切りたい。全てが失敗ではなく、その反対もある。

 袋かけの済んだ、枇杷葉の木。青い実が、ちゃんと熟れてくれるかな?連日の雨に、心配していた。

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自然保護?

2011年06月24日 | Weblog

 友人と笹小百合を見に行った。先週が見頃であったため、本数が少なかった。でも、とてもいい匂いがした。持参の巻きずしも食べた。枇杷茶も飲めた。暑さでめげそうだったが、日中でないと蝮が出る。自然とは名ばかりの施設だが、人間が大幅に手を入れないとだめらしい。結局、環境保護とは無縁のような気もする。

 施設の名前のつけ方に、どうにも疑問が生じる。自然というのは、地球が誕生して、元々存在していたことで、人間のつけられる名前ではない。当節は、外国語を引用しての表記がおおいが、何故日本語ではだめなんだろう?別段支障はないように思うが。言葉でしゃべったり、難しいことを鵜呑みに覚えるのは、ちっとも偉くない。誰にでもわかるように言えるのが、その実難しく、相手にとってはやさしいのだ。

 個人的には、言葉の持つ意味が理解できてこそ、相手にも伝わるし、一度の説明でわかるように思えるのだ。日本人として、自国のことを知らないで、他国のことは云えない。つい、この間に起きた、災害への取り組みができていないのに、首相の首を挿げ替えるなど、一体どこから考え付くのだろう。国会議員が党派を越えて、一致団結してこそ、国民も協力できるというもの。小学生にだってわかる。

 友人は、仕事を辞めてから、めっきり暇になったらしい。何でもいいから、本を貸して。と、のたまう。え~?加えて、友人は言う。難しいのはだめ。活字の小さいのも読めない。そんな本ってある?本箱を眺めて、やっと『御宿かわせみ』に決める。最も、冒頭に『新』が付く。麻太郎が留学から帰国しての話である。まあ、1話完結なので読み易い。できれば、東吾とるいのなれ初めからがいいには違いない。

 この頃の銀河は、めっきり動かなくなり、ぼんやりと外を眺めていることが多くなった。あんなに駆けていたのに。へんだなぁ?と思ったりもした。その後、食欲が落ち、痩せてしまったのだ。今、あちこちに銀河の姿が見える。

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梅雨ですねぇ・・・

2011年06月23日 | Weblog

 湿度が高い。加えて、天気で暑い。夏のカラッとした天気には程遠い。室内は、冷房がかかっているので寒い。台所に立つので、汗だくになる。その度の衣類の調整は難しいし、ちょっとめげました。本当に、悩んでいても体がついていかない。しかし、真夏になったらどうするんだ?腹巻を外すべきかを、真剣に考えた。

 常々、腹巻は絹がいい。と、思っていたが、製造元がどこなのかもわからない。探しようがないのであった。ところが執念が通じたのか、地元のデパートにあった。最も、見つけたのはAさんで、腹巻と表示していないので、見落とすところだったらしい。『ウエストウォーマー』とある。品質は、絹98%でポリウレタン2%になっている。

 製造元は、東京の壮絹社とあった。探せばあるもので、その肌さわりは、実にしっとりしている。足が冷えると、体調が悪くなるのがわかっているAさんであるが、足袋を履いてくれない。そのAさんが、このところ腹巻を離さない。とても気にいったようである。高価なので、手に入り難いが、病院に行くことを思えば、安いかもしれない。

 絹は、蚕からできるが、我が家に植えた桑には、雷避けの意味もある。その桑の実が、寒中に入れた糠の影響からか、とても大きな実になった。桑の葉は、お茶にもできる。詳しい効能は覚えていない。昨年の、現代農業7月号に、その作り方が載っている。PCからでも見えます。副題は、野草の草と葉っぱのビックリ活用術。

 明日は、友人と笹小百合を見に行ってこよう。弁当持参である。作るのは、私です。青空が続いていた時期の枇杷葉です。このまま空梅雨に思われたのですが、長梅雨になった。枇杷葉の実が熟れない。杉田久女も、片岡珠子も、枇杷を好んで描いている。野生の枇杷には、逞しい生命力を感じますね。

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夏至

2011年06月22日 | Weblog

 蒸せました。湿度が80%に仰天。こういう時の衣類は、綿がいいですね。それでいて、軽装が身軽で動き易い。しかし、今日日の物は、石油からのナイロン、アセテート、ポリエステルです。暑苦しいといったらありません。つまりは冷房をつける。体に負担がかかるので、本場の夏が乗り切れません。

 夏には、胡瓜や瓜、トマトに南瓜等の野菜がいいです。この節の倹約・節約なら自分で育てるのがいいです。私は、その季節の旬の物が、一番美味しいのだと思っています。自然に生る物が、体にとってはいい筈です。夏が暑くなくては、米は収穫できません。冬に寒さがないと、麦ができません。体も同じでしょう。

 体を暑さや寒さに慣らし、耐えられるよう鍛えておかなければ、命は尽きます。どんなに医学が進んでいても、永久に生きることは、不可能です。不死身の体にはなれません。もし、なったとしても、たった一人ぽっちでは、何もできませんから。生きるということは、非情に厳しいもの。いつでも想定外です。

 Aさんに、桑の実をあげていたら、ジャムにされていた。おいしい~!えへへ・・・材料はたっぷりあります。作ってくれるそうです。桑の実が、ここまで鮮やかな赤色とは。マゼンダってわかります?布を染めたら、そんな色になりそうです。昔の人は、何という自然の恩恵を受け取っていたのでしょう。

 リエさん。枇杷の実は、今月末か来月まで待ってくださいね。雨ばっかりなので、中々熟れないのです。売り物ではないので、拘ることもないのですが、やはり食べて美味しくないと、育てた甲斐がありません。某サイトの、かんりびとさんの誕生日辺りでしょう。孫たちも楽しみにしています。

 林檎の花。薄い桃色がきれいですね。3個生り、袋をかけています。

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ドクダミジュース作り

2011年06月21日 | Weblog

 Aさんちに、ドクダミを持って寄る。きれいに洗って、水気をきりジューサーにかけていく。ボールに移しては、新しいのを砕く作業を繰り返す。ボールに一杯になり、後はお茶にするように切って、笊に広げる。広口瓶を用意し、ドライイースト、蜂蜜、ガーゼ2枚、ボールを並べ、ジューサーにかけたドクダミを、ガーゼに置いて搾っていく。

 搾ったドクダミを広口瓶に入れ、液の1/5くらいの蜂蜜を加え、よくかき混ぜる。その上に、ドライイーストを入れて、もう1枚のガーゼで、瓶の口を覆う。この時、瓶を強く振らないのがポイントです。半日経ったら醗酵するので、その後かき混ぜて、2~3ヶ月置いて飲みます。ドクダミの臭いが消えて、甘味と香りが林檎酒のようです。

 上記の、詳しい作り方は、『現代農業』2010年の7月号に載っています。枇杷にしても、ドクダミやスギナも、強い生命力を持っていますから、自然治癒能力を増幅させたり、維持する働きを、何等かのエネルギーに変えて、体調を整えていくのでは?と考えます。ドクダミは、我が家にもAさんちにもあり、わざわざ買うまでもなかった。

 Aさんちの枇杷は、日当たりがいいので、袋を外してみた。少し色づいているので捥ぐ。実は小さいが甘い。糖度は抜群である。居合わせたご近所の方に分ける。美味しい!甘い!と絶賛される。Aさんは気前がいい。2枝捥いで仏壇に供えられた。糠と塩の効果は、そこにある様々な植物に影響を与えているらしい。

 夏椿の苗が勢いを増したり、石榴が花をつけたりしているのだ。柿も、葉が青々として繁りだす。今まで、実物は育たずであったのが、枇杷茶の飲んだ後を腐葉土にし、堆肥で入れるようにしたら覿面である。これは土中で微生物が活発に動き出しており、バランスの取れた栄養素に転じているからだろう。

 真っ赤な薔薇の蕾。鮮やかな色合いです。

 

 

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枇杷の実、色づく

2011年06月19日 | Weblog

 毎朝、庭を見回るのだが、枇杷の枝が、たわわに実ったことで、折れそうになっている。支えがいるかな?と覗き込んだら、袋が外れていて、色づいた実が見えた。今週は無理なようです。雨ばっかりなので、熟れてこない。我が家の枇杷の実は、肥料といえば、糠と塩だけですが、とても甘い。農薬もかけないので、自然の味です。

 最近、PCの機嫌が、すこぶる悪い。時々、更新ができない。どうも外部からの無用なアクセスが原因か?トラブルが発生する。困ったものである。仕事も真面目なだけでは成り立たないようで、酷く落ち込む。散々である。某サイトの、キリ番を踏んだ。待望の復刊本が届くようだ。孫の名前でサインを入れてもらおう。

 久しぶりの日曜日が休み。墓掃除に息子と出かける。重装備をして行ったが、蜂も蝮もいなかった。息子は墓石を磨き、私は鎌で、周りを刈っていく。1時間少々で終了する。シキミを切って挿し、嫁の言付けてくれた花を、花筒に入れる。孟宗の枯れた笹を、掃き集めた。最期に枇杷茶を注ぐ。

 母の月命日には行っているが、掃除は段取りがある。小まめに行ってなければ、墓が埋もれてしまう。加えて、猪が穴を掘り返す。墓までの道も木々が生い茂っている。兄達は、定年退職で悠々自適な生活だろうに、田舎に帰ろうとはしない。原発推進派らしい。田舎は不便だと言うけれど、自然を知ろうとしないだけ。

 午後、庭を見て驚いた。枇杷の枝が、地面すれすれになっている。慌てて紐を持っていき括る。実がかなり大きくなり、鈴生りなので重いのだ。リエさんに送れなくなるではないか。大変なことになるところだったよ。サンタさんやりささんにも、今年はたくさん贈れそう。うれしいなぁ。木村秋則さんの、言われる無農薬栽培は、自然と気長に付き合うこと。

 自然と付き合う。言葉ではとても簡単ですが、実際にやってみると、挫折しかける。我が家のは、商売ではないから、自然農法でしているが、生活するとなると難しいだろう。行く行くはそうしたいのだが、私の作る物を買ってくれるだろうか?心配が尽きない。軌道に乗せるといっても、自然は未知数である。

 寒冷紗を外したら、小さな青い実が鈴生りだった。大きさは然程でもないが、熟れると甘く瑞々しい。

 

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